インフルエンザ～懐かしの深夜ラジオ

おとといからのどが痛いと言いガラガラ声になっていた娘が、今日39度近い熱を出して、熱があると聞くと本人も急に病人っぽくなって、いつもの元気がなくなり、今日は部活もバレエもやめて１日寝ていた。病院に連れて行って薬を出してもらったんだけど、インフルエンザかどうかは、明日もう一度行かないとわからないという。

インフルエンザって、なんか昔よりステータスが上がったというか、特別なもんになった気がしない？もともとinfluense、つまりうつる病気、はやり病っていうだけの意味のはずなのに、最近は普通の風邪とインフルエンザっていうのは、なんだか格が違うみたいな言い方をされる。単にその年にはやりのウィルスによって風邪の症状が引き起こされてます、ってことだよね？

まぁでも罹らないに越したことはないわけで、我が家ではぼくはいつもサボっているけど、受験の年とかはほかの家族は予防接種を受けたりしていた。娘は先週日曜日に遊びに行った友達の家でもらってきたらしい。今年はまだひどい風邪には陥ってないぼくだけど、こりゃ手洗いうがいはちゃんとしないとね。

でもおとといからってことは、その前の晩夜遅くまで、今さらのように冬休みの宿題のレポートを書いていて、寝るのが１時近くなった彼女の、ある意味自業自得だ。そのためにWordの使い方とか印刷とか、いろいろ手伝わされた父としては、もうちょっと計画的に物事を運びなさい、ってことなんだけど、まぁ会社の部下や後輩と違って、自分の子供ってのはびっくりするほど思い通りにならないもんだよね。ゆっくり学習して行ってください、って見守るしかない。

だけど最近の子供って、夜が遅くなってるよね。娘は毎朝6時半過ぎに起きるんだけど、寝るのは大体11時半とか12時とかだ。娘に聞くと、友だちも大体そのくらいの時間に寝ているという。睡眠時間７時間もないなんて！だってぼくが中3の頃は、たぶん10時くらいには寝ていたはずだ。寝る前にラジオの「欽ドン」を聴いていたから、これは確かだ。

今の子供たちは見向きもしないんだろうけど、当時は深夜ラジオがはやってたよね。小学校高学年になると、ラジカセを買ってもらうのがなによりの喜びだった。モノラルで、アナログチューナーで、今考えると極めて原始的な機械なんだけど、結構な重さがあって、当時で３万円くらいしたはずだから、持ってるとちょっとしたステータスだった。

Netで探すと、あるもんだねぇ。そうそう、これですよ。SONY CF1700(冒頭の写真です。「初期ラジカセ研究室」の管理人の方、写真拝借しました。問題ありましたらご連絡願います)。たしか小学校６年の時に買ってもらったぼくは、こいつでいろんなラジオ番組を聴いた。日曜の朝TBSでやっていた、若かりし頃の久米宏と小島一慶のベストテン番組とか、あとは火曜深夜の谷村新司のセイ！ヤングでやっていた「天才・秀才・バカシリーズ」、金曜深夜の山本コウタローのパック・イン・ミュージックでやっていた「タイコメ」コーナー。

いやいや懐かしい。「根負け私のニキビ」とか「また雨か」とか(すいません、何のことだかわかりませんね。単に逆さにして読むと、っていうくだらないコーナーが「タイコメ」だったんですけどね。よく覚えてるなこんなの)、あれらのお下劣なネタで、中坊のぼくはけっこう興奮していた気がする。

だけどあれらを聴くために、いったん寝てからわざわざ目覚ましで起きてたよね。今から思うと信じられないことに。時々起きられなくてそのまま朝になっちゃってガッカリみたいな。そんな経験って、今の中学生にはないんだろうなぁ。

なんだかインフルエンザの話から、懐かしの話題になっちゃいました。同年代の皆さん、たまにはこんなノスタルジー、どうすか？

Comments

[投稿情報: 主審]

うはは・・懐かしいですね。
エアチェック（死語）
スカイセンサーとかクーガーとか買って、べりカードなる受信報告証明カードみたいの集めてましたよ。
留守を隙に米を貯めな。とか・・(爆)

お嬢さまは焼く良くなるといいですね。

[投稿情報: みのりん]

米押しダルマ。
食べたベーコン丸し。

そうだ、タイコメじゃなくて、上から読んでもシリーズで超盛り上がったことあったな、おれたち。

うどん ヤチヨちゃん どう？
たぶん ヤチヨちゃん ……

[投稿情報: Tacovo]

うわー、さすが同世代。

なんだか短波が５バンドくらいあるラジオでしょ？意味もなく憧れてたなぁ。

ヤチヨちゃんって、こりゃまた懐かしいですなぁ。彼女には電くらツナギを
作ってもらいました。

そんな遊びしたっけ？全然憶えてないぞ。