さて、久々に特にイベントごとのない週末だ。なのでこれまた久々になってしまった「ドラムのしくみ」シリーズの3回目、タムについて書いてみようと思う。
タムってのは、ドラムセットを観客位置側から見ると、バスドラの上に並んでいる、通常は右から左に次第に大きくなる太鼓のことで、多くの場合バスドラの上部に刺したスタンドに取り付けるものをタムタム、一番左のフロアに直接3本足で設置する一番大きいものをフロアタムという。
大きさはたいてい、タムタムが12インチと13インチ、フロアタムは16インチという取り合わせが普通で、ぼくのようにハイタムを使う人は10インチのものを使うケースが多い。最近はタムの数を絞る人も多く、フロアタムとタムタム1つだけ、というセットもよく見かける。
「あけピカ」のことを書いたんで、同じ日に買ってきたハンディ掃除機のことを書いておきましょう。これ、"丸隆"という見も知らぬメーカーのJet Mini Turboという機種で、珍しく近所のドン・キホーテで買ったもの。お値段なんと1,980円。
本当は、もうちょっとちゃんとしたヤツを買おうと思ってたのよ。事前調査では、ナショナル(この名前ももうこれが使い納めかもねぇ)のMC-B20Jっていう充電式のおしゃれな9,000円くらいするヤツが最有力候補で、でも急に思い立ったんで、都会の大手量販店ではなく、近所で買おうとしたところ、--つーか待てばいいのにね、オレも。たかが一日二日の違いなのに。なんか歳とってだんだんせっかちになって行くような気がする--コジマとかには売ってなくて、ロヂャースにあったのもいまいちで、ダメ元で寄ったドンキで特売をしていたこいつを、まぁいいや、と買ってしまった。
投稿情報: 23:50 カテゴリー: 機器, 防音室 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
前に書いたCDプレイヤー故障により、CDデッキ、OnkyoのC-773Sを買ったのが届いて(写真で下から数えると5台目のやつね)、これを設置するために、既存の機器の位置変更を行い、配線をやり直し、ってやってたら、けっこう時間を食った。
これと並行してかみさんの年賀状の印刷だ。なんだか印刷位置がずれてしまい、この微調整にこれまた時間を食う。
そして、昨日、今度は息子のPCのディスプレイが壊れた。なんでこんなに物が壊れるの?ここんとこ。で、こないだ設置したばかりの音楽用PCのディスプレイを奴が持って行ってしまったので、これに代わるディスプレイ、BenQという台湾のメーカー(旧Acer)のG900という機種をNetで発注。
最近は19インチのDVI I/Fを持つディスプレイも、17インチとほとんど差がない値段で手に入るんだね。2万円台前半だからね。安くなったよなぁ。で、年末年始は配送スケジュールが立て込んでおり、なるべく早く届くショップを、これもちょいと苦労して選ぶ。
それから床屋に行き、近くのスーパーで松飾りを買い、さらに明日から1泊でスキーに行くのでその用意をし、なおかつ例年、うちとカミさんの両親、さらにカミさんの両親の故郷である福井でお世話になったおばあちゃんたちに、うちの家族の写真で作ったカレンダーを配ってるんだけど、2008年版の、その写真選び。
30日に帰ってきて、31日も蕎麦食いに行ったりする予定なので、一体いつカレンダーを仕上げられるんだろう...。チャイナシンバルの小さいやつも頼んであったのが入荷しており、池袋の石橋楽器まで取りに行かないといけないし。
そして夕方、友人の訃報が届いた。最近会ってなかったけど、バンド仲間であり大学の同級生であり、そんなに数多くない親友の1人だったと思う。ちょっと気分的には多くを語れないほど、ショックを受けている。
今日はウチのバンドのベーシスト、みのりんが、我が家の防音室にやってきて、リズムセクションのセク練をした。
こないだのバンド練習で、ブーランの学校で録音したんだけど、これを聴いてみたらなんだかリズムがイマイチだって言うんで、彼の提案でウチで練習することになったのでした。
ウチにはこの家を建てた時に、新築祝いということで、みのりんが一時プロとして活動していた頃に持っていたかなり高価なベースアンプを、まぁ大きすぎて置く場所がないってのもあったみたいだけど、ウチに置いていっていて、こいつに久々に電源を入れたら、相変わらずいい音が出ていた。彼がウチに来たのはその時以来だから、9年半ぶりってことになる。
今日は彼の長男K君も、一緒にやってきたので、マイクをセットしてあげたら、いつも車の中で聴かされているという「健康」のナンバーを、かなり上手に歌っていた。
小学校4年生とのことだが、なかなかしっかりしたお子で、お父さんの言うことをよく聞くし、ぼくが質問するときちっと答えてくれていた。うちのV-Drumsもちょっといじってみたりして、親の趣味につき合わされてる割に、ちゃんと楽しんで帰ってくれたみたいで、よかったよかった。
さて、今日の我々の練習の結論は、なんだ、ぼくらのせいじゃないじゃん、ってことでした。ドラムとベースが合ってないように聴こえてたけど、ウチで例のH2を使って、演奏を録音し、聴いて、また録音し、と繰り返し練習していったんだけど、そりゃまぁ難しい曲もあって100%完璧とまでは言えないけど、ぼくらの出してるノリは、ほぼ問題ないじゃん、ってことになった。
ほっ、と一安心。
てことでこの音源は難曲"Vegitalianの煩悩"の一部です。
あとは時々どうしても起こしてしまうミスをいかに減らすかだな。この音源もミスが結構ある。
来月15日の復活ライブまで、あと練習5回。しかも1月14日の2発目のライブは、ウチのバンド中心の企画なので、来月のライブの倍近い曲数をやることになるため、その5回も来月のライブの曲だけに専念してるわけにも行かない。
よし、歳と共になかなか続かなくなってきた気合いだけど、もう一発がんばらねばね。
今月に入って、土日はずっと書いてたのに、渋い邦画のDVD2本観た以外、ほぼ何もなかった昨日はついに、初めてサボってしまった。
でまぁ、今日は軽い話題を。
さっき、この家を建てた時のいろんな記録が保存されている、その名も[Dream Project]というフォルダをふと覗いたら、[カーテン]というフォルダがあって、なんと49枚ものいろんなカーテンの写真が入っていた。
そう言えば大宮のカーテン屋さんで、たっくさんのカーテンを、あれでもない、これでもないと、優柔不断夫婦の本領発揮で、何時間も見たあげく、その店からは確か2種類くらいしか買わなかったんだよな。そのうちの1つが、今このスタジオの窓にかかっているカーテンだった。
ちなみに家のいろんな内装や外壁の素材を決める打ち合わせにハウスメーカーに行った時も、普通のお客さんの倍以上の時間がかかってますね、って言われたな。なんでみんなそんなズバズバ決められるんだろう?しかもこんな楽しいことに、なんで時間をかけないんだろう?もったいない!
ぼくは絵画というものにそんなに造詣は深くないけど、いわゆるキュービズムとかシュールリアリズムとか言われるたぐいの絵が比較的好きで、特にミロとクレーという2人の画家は、なんだかワケがわからないんだけど楽しげでワクワクする感じが大好きなんですよね。
選んだカーテンにそこまで芸術性はないと思うけど、それに通じるようなもの、そして少し大柄でエスニックなものにしようと思ってこれにした。
で、実際に部屋に当てて見てみるために、最終候補に残った生地サンプルを、何種類かもらってきたのを、ブース側の壁にこうして飾っている。この2つも悪くないでしょ?最後は色の好み、部屋の落ち着きを狙って、グリーンのカーテンを選んだんだな。確か。
もう9年も前の話ですが、今でもけっこうお気に入りの、カーテンたちです。
投稿情報: 23:59 カテゴリー: 絵, 防音室 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今日は、防音室内全体がどんな風になってるかって言うのを、写真で紹介しようと思ったけど、それだとやっぱわかりづらいので、ビデオ撮っちゃえ、って思って撮ったら、まぁぶっつけで撮ったんで大したビデオじゃないけど、これ以上説明することがなくなってしまった。
一応、どんな風に部屋の中を歩いて、どんな方向で撮ったかを図面で示しておきます。
これだけじゃあまりにあっけない記事になってしまうので、このビデオのバックで流れてる音楽について、ちょっと補足しておくと...って書いたはいいケド、Net上にもほとんど情報がないのね。このアルバム。
これは、前の会社の時の部下で、"健康"のファンでもいてくれる、ちろから借りたCDなんですが、彼女が大好きな「大阪モノレール」という知る人ぞ知るファンクバンドがあって、このバンドのアルバムを買うともらえる、このバンドのメンバー、中田亮さんセレクトの、超コアなファンク・コンピレーションアルバム(非売品)らしい。
カッコいいんだなコレが。「大阪モノレール」も借りたけど、これまたホントにカッコいい。Paul Simonがルーツのぼくが、ブラックミュージックやファンクに傾倒していったのは、高校の後半の頃のことだと思うので、「お気に入りの音楽」シリーズで触れるのはだいぶ先になってしまうと思うけど、こういうバンドの存在や、こういう選曲をするセンスの人がいるってことが、とてもウレシくなってしまうアルバムだったので、ビデオのバックに鳴らしてみました。
ちろ、誕生日と婚約、おめでとー。
お幸せにねー。
週末は毎日書こう、って思ってるんだけど、つい日付が変わって、つーかもう早朝だっつーの。
こんな時間から書き始めて大丈夫なのか?まぁいいや。今日は防音室の、もう少し設備まわりの話ね。
こないだ書いた防音性能の報告書がコレです 。 左はタダの表紙。この記事を読んでここの施工をした音建さんに興味があったら電話してあげてね、ってことで。右が報告書のサンプルで、4か所でこういう測定をしてくれた。
この数値は、防音室のドア前で測定したモノだけど、周波数が低いと音が通りやすくなるので、こういう風に、125Hzでは30dBくらいに落ちてしまっても、みなし40dBということにするんだそうで。逆に2KHzだと50dBの性能を発揮している。もっともこんな高音は、普通の人間には・・・特に、悲しい話ですが我々のように歳を取った人間は高音の可聴域が狭くなってくるそうだから・・・まったく聞こえないと思うけどね。(修正コメント:いかんいかん。1桁間違っていた。2KHzはいくら老人でも十分聞こえる。聞こえないのは20KHzでした。失礼しました)
で、こんな性能を出すために、これが3重サッシでございますよ。ちょっと写真がわかりづらいけど、ブース側の机の前の出窓(下図①参照。写真を撮った大体の位置を示しています)を閉めてるとこです。見ておわかりいただけると思うのですが、これ、机の上に乗って、手を思い切り伸ばしています。これを3回繰り返さないと開け閉めできないのだけど、スモーカーのくせに過換気症候群気味のぼくは、けっこうこまめに、このめんどくさい作業をやっている。
話は逸れるけど、換気と言えば、ウチの社長もすごく換気に気遣う。つーか、小市民スモーカーは、煙がこもるのに気を遣ったりして、それがまめに窓を開け閉めしたりする行動につながるのよね(いや、社長が小市民だって言ってるワケじゃありませんぜ)。ぼくの場合は、タバコは好きだけど煙かったり部屋のにおいがタバコ臭いのはあんまり好きじゃなかったりする。じゃやめろよ、って話だけど。
と、話を戻しますが、この部屋はもちろん、いろんな配線関係が大変なことになっているんですよ。ラックの後ろに隠すとかで見えないようにしてるんだけど。で、スタジオとブースの間にも、当然配線を通す必要があるのだけど、防音性能を保つために、穴は空けるけど配線の残ったスペースはパテで埋めてください、と言われ、言われたとおりにしたのがこの写真です。
ちょっと汚らしくてごめんちゃい。この写真は上図②の場所で、V-Drums用のキーボードアンプを少しずらして撮ったんだけど、でもここなんかまだいい方で、ブースのラックやPCの後ろは、もっとすごいことになってるんですよ。とても見せられないくらい。
いやー、外が明るくなってきちゃったな。さすがに寝るか。
投稿情報: 05:04 カテゴリー: 防音室, 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
今日はおいらの自慢話を聞いてくれ、ってことで。軽い気持ちで作り始めたら、けっこう大変だった力作、防音室=Studio Tacovoの図面でございます。
ごちゃごちゃと説明書きを入れちゃいましたが、全体で言うと、まずこの部屋があるのは1F。地下掘るとお金かかるから、家を3階建てにし、2Fをリビングとかダイニングにして、1Fは外にガレージと、玄関とスタジオとかみさんの仕事部屋(ただしかみさんは2Fの畳の客間を仕事部屋として占領し、ここは物置と化しているが)がある。
で、スタジオ(防音室)の中は、部屋が2つに別れてるんだけど、間のサッシは通常開いていて、V-Drumsの脇をすり抜けて行き来できるようになっている。
この穴ぐら感がいいんですよ。本来は左の部屋はStudioとして使う時はブース的になる部屋で、右がStudio。キーボード類は左のへやにあるんだけどね。
防音設計としては、図面の上と右が外なんだけど、外への防音性能は50db、家の中への性能は、壁、天井とも40db、Studioとブースの間は2重サッシを閉めると35db。(→dbの意味がわからない人はコチラ)
この部屋を作ったのは、音建っていう小さな会社で(今検索したら自社HPすら持ってないみたいだね)、空気層とか言ってるけどホントは普通のプラスターボードの方が防音性能は高いんでぃ、ウチはボード重ねでやるよ、っていう主義主張と、
オヤジが性能は保証する、ちゃんと事後実測して、約束した性能に達してなかったら金はいらない、って言い切ったのが気に入って頼んだとこなんだけど、
実際事後実測では約束守れてた。大したもんだ。ただもちろん、これは確か440Hzの音での話で、低音は漏れやすいので、この部屋でバンド練習とかすると、ウチの中は結構ウルサイんですが。だけど外からは、外は他の音もいっぱいあるからってのもあるんだけど、ほとんどわからない。
この性能を守るため、窓は3重サッシ(最初から2枚重ねのサッシだと性能が保てないからと、敢えて1重サッシを3枚)だし、電源ボックスやスイッチのたぐいは、こんな風に壁から出っ張っている。入口ドアは結構薄いんだけど、ちゃんと40dbの性能を守ってるんだよな。
ちなみにこれは入口防音ドアにぶら下がってるプレート。ちょっと南国風。息子と娘の部屋にも同じようなのがかかってて、息子のはろば、娘のは羊のプレートになっています。
てことで、今後もこの図面でStudio Tacovoにあるいろんなモノを、時々ご紹介していきたいと思いますです。
投稿情報: 02:52 カテゴリー: 防音室, 音楽 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (1)
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