恥ずかしながら私、純愛もののラブストーリーが大好きなんですよ。しかもこれでもかって言う泣けるヤツ。んで昨日、批判はいろいろあるようですが、ぼく的には素直にかなりキタ映画「いま、会いにゆきます」の原作を書かれた市川拓司さんの、もう1つの原作の恋愛映画、「ただ、君を愛してる」を観ました。
これがねぇ、いいのよまた。泣けるほどの大感動ってコトじゃないんだけど、何がいいって、やっぱ宮崎あおいだな。彼女は「NANA」の一作目の時もそうだったけど、助演なのに独特の雰囲気を持っていて、それが映画全体のイメージに大きな影響を、花を添えてる。
とにかくかわいい。かわいくてせつない。「好きな人が好きな人を、好きになりたかっただけ」なんてセリフ、すごくない?明るくさらっと言うんだよ、これを。彼女でないと言えないよね。
最後に死んじゃうのはまぁ仕方ないとしても、キスした日から失踪して、でもちゃんと人生をまっとうして、いい女になって、だけど死ぬ前にも会わずにそのままなんて、悲しすぎるよなー。あれは後々辛いよね。立ち直って別の恋を見つけられるんだろうか。ハッピーエンドでもいいのにね。
大学のある郊外の車通りの激しい道のそばに、あんな深くてきれいな森と湖があるって設定も、これはもう完全にファンタジーなんだけど、あの森がまたいいんだよね。映像がとにかく美しくて、なんか素敵な絵を観てるような映画でした。
さて、今日はめきぞえの新曲、まじめなバラードの「またね」の練習。1コーラス目のサビまで休みなので、楽譜も1ページで収まって、大したことないとなめてかかったら、自分で作ったパターンとは言え、普段あまりやらないようなのを組み込んじゃったために、そのわずか6小節のために、2時間半ほどの特訓をするハメになった。
普段あまりやらないパターンって、体も憶えないし、頭は歳取ってからの悪い癖で気が散って他のこと考えちゃって憶えられないし、2回連続してちゃんとできたら終わりね、って思ってから、結局30回くらいやることになっちゃった。
まぁそんな努力したって、金曜日のレコーディングでは、少しくらい間違えても他のメンバーの誰も気づかないのにね。無駄な努力?いやそんなことはない。孤高の道だろうと、おいらは進むのさ。自己満足でもいいの。達成感は壁を越えてこそ。見てなさい。
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