今週の1つ目は、ぼくの部屋の、電子ドラムセットや大画面TVが置いてあるスタジオ側の、真ん中のソファーの右に置いている折り畳み台--木製で広げると脚部がX字状になる、よくある小さな踏み台の大きいやつ--を買い替えた話。
これ(下左の写真)、いつかどこかのホームセンターで見つけてきたもので、上には各種リモコンと灰皿、コースター、煙感知式の空気清浄機なんかが置いてあって、下から約46cmという高さがちょうどよく、安かったのでとりあえず、と買った割には、多分このソファーに買い替えた頃からもう15年くらいは使い続けていたんだけどね。
スタジオの右側=入口ドア側の壁に沿った床には、ライブの時とかに持って行くスタンドやらハイタムやらの機材が、運搬用の大バッグやスーツケース、楽器用ソフトケースなどに入れて置いてあって、これらがそこそこ幅を取るので、これらとその折り畳み台の間にスペースがなく、そこはまぁそんなに頻度高く通るわけではないんだけど、通るたびに苦労するので、何とかせんとなぁ、とは感じていたのね。
他にもこの折り畳み台は上部がすのこ状になっているので、灰やら小さなものがその間から落ちちゃうとか、脚があるので下にほとんどモノが置けないとか、いくつかの問題を抱えており、今週これを買い替えた。
と書くとなんかいかにもこの折り畳み台の問題だけでそうしたように見えるけど、実際にはそうではなくてね。というのは、この右側の機材置き場って、せいぜい高さ50cmくらいまでしか使ってなくて、その上の空間がもったいないなというのがあり、この機材たちを隠すようにその上にオープンのラックを置けないかと前々から思っていたのね。
そのラックに何を置くかと言うと、ハイタムやら木魚やらの楽器類の他、今は正面のTVラック上の右端にドーンと置いてある自作の引き出し式木製チェスト--左写真の奥に移ってるヤツ--があるために、現在の60インチより大きいTVは置けないという制約になっており、その中身であるDVDのディスクやら何やらを移そうということでね。いや、まだそのTVは全然問題なく使えており、買い替えるのはまだ当分先の話なので、別に急ぐ必要はないんだけどね。
そう言いながらも今週はそのラックの検討にけっこう時間を割いて、それを置くとなるといよいよ機材置き場と折り畳み台の間は通れなくなる、ならまず折り畳み台を買い替えよう、他にも問題があるのでこの買い替えは単独でも意味あるし、となったというのが正しい経緯なのだけども。
邪魔な時には動かせるように、ワゴンのようなキャスター付きのがいいなとAmazonで検索して、なかなか上の台が高さ46cmくらいのものってなくてそこそこ苦労したのだけど、やっとみつけたのがこの、上棚の位置を3段階に変えられるという山善のデスク下用ワゴン。
手前側にも金属製のフレームが立ち上がっているのでそれはちょっと邪魔かも知れないが、これなら一番大きい空気清浄機も倒れないように安定して置けるし、上棚の面積は狭くなるけど、折り畳み台の上に置いてあるものを整理すれば、必要なものは十分に置ける。
木曜日に届いたこれを、金曜日に組み立てて設置してみると--冒頭の写真だけど--、おお、いい感じなんじゃん?奥行きが15cmほど短くなったので、右壁にラックを置いたとしても、恐らく間には充分通れるくらいのスペースが残る。灰皿の収まりが悪いので、ブースデスクで使っていた四角い灰皿を流用し、ブースデスク用には、百均で少し大きめのを買ってきたりした。
右壁のラックはまだ買う必要は全くないのだけど、かなり真剣に検討した上に、たまたまその最有力候補が3月中旬までのセールで安いので、こりゃあ多分止まらないな。その検討経緯は実際にそのラックを買った時に書きますね。
さて、2つ目は久々に政治がらみの話。つーかほとんどは前にも書いてることなんだけどもね。どうにも苛立たしくてね。短めにね。
今週はなんか政治倫理審査会を公開でやるとかやらないとかでずっともめてたけど、なんでそういう枝葉末節の話に論点がすり替わっちゃうかね。その審査会で違法行為があったのかどうかをきちっと明らかにできるかが問題--案の定捗々しい展開ではないようだけど--で、ていうかそもそもなんでそんなにパーティーを開かなきゃならんの?なんで政治ってそんなに金がかかるの?ってのが本質的な問題なんじゃないの?んで予算案の衆院採決。完全に自民党国会対策戦術の勝利だよね。
例えば金がかかることの1つには、選挙区内外の有力者への付け届けとか手土産とかがあるんだろうけど、企業内では虚礼廃止なんてのはもう20年以上前から言われてることで、取引先からの手土産は受け取るなとか、年賀状やらカレンダー配布やらは必要最小限にしろとか、そんなことは当たり前に行われてたよね?
政治家については、まずそういう「交際費」に該当するものはすべて禁止くらいのことをしろよ。んで特定個人や特定企業に便宜を図ることは違法くらいの法律作れよ。それでも真価を発揮できる人こそ真の政治家でしょ?岐阜のある市の市長がセクハラで、って話もそうだけど、その記者会見なんかを見てても、政治の世界が常に世の中で一番遅れてるよね。だからジジイに政治をやらせるなっつーの。
前にもスキャンダルにかまけてないでちゃんと政策の議論をしろという趣旨のことを書いたけど、そういう枝葉末節の議論やパーティなんかに割く時間があるなら、予算や各種改革のための法制化の検討や議論の方に時間をかけて欲しい。
でもこれは、マスコミもよくないよね。衆議院本会議では、能登の震災の支援に関してとか、少子化対策に関しての質問だって、もちろん上記の件で時間は削られてはいるものの、ちゃんと行われているのよ。
だけどそれを放送したのはぼくの知る限りNHKのニュースのみ。一般市民は政治スキャンダルに興味があるだろうからそこだけを報道する、というのは、市民をバカにしていると思うし、ミスリードしていると思う。一般市民の皆さんも、「ほぅら、やっぱ偉くなる奴はどっかで悪さしてるのよ」っていうしょうもない溜飲下げはもうやめましょう。
んでその少子化対策だけど、今週、昨年の人口減少数が想定外に多かったというニュースがあったが、いま主に行おうとしている「子育てにかかる負担を減らそう」という施策は、間違ってるとは思わないけども、それだけで少子化が止まるとはとても思えない。
そもそも価値観の多様化とか女性の社会での活躍とかで、結婚・出産するより仕事や社会生活で自己実現をしていきたい、という選択の自由度が上がってしまった状況が、昔の、恋人がいないならお見合いしなさい、とにかく結婚することが第一義だというプレッシャーがかかった時代とは全然違うからね。
これがなるべく「選択」に、「どっちか」にならないようにせんといかん、というのが少子化対策の肝になるはずで、お付き合いするにも相手探しが億劫だとか、結婚そのものや共同生活についての負担感や、そもそも結婚してないと子供を作っちゃいかんと言う日本で特に強い観念などにも対策していかないといけない。
この辺のことは以前にも書いたし、ぼく自身も具体的にこうすればいいというアイデアをきちっと考えられているわけではないので、これ以上は書かないけど、マスコミも既に結婚してる人や小さな子供を持つ人だけを対象にしたインタビューを流すだけじゃ、政府の対策案をなぞっているだけで、視野狭窄なんじゃないの?
てことで買い物の話と最近の政治やニュースに感じていることの一部のお話でした。大谷選手、こんどは結婚で日米大騒ぎ。さすがスーパースターですな。おめでとうございます。花粉たくさん飛んでます。皆様もご自愛ください。
この書き方だと、女性の活躍が少子化につながっていると受けとる人もいるのでは?日本よりも、ずっと女性が活躍していて、合計特殊出生率が高い国はたくさんありますよ。
投稿情報: タコぼう妻 | 2024/03/06 07:07