今日は不思議に少し気持ちが落ち着いた。池袋に行ってハードディスクケースとドラムのヘッド(タイコに張って叩く皮のことです)を買って来たらなんだけど。
パソコンが逝ってしまったので、火曜日に同じ性能だと最も安かったDellに電話して--出てきたのが中国人の女性の営業担当で、これがまたパソコンについての知識も深いし、日本語ももちろんなまってはいるけどほとんど問題ない、きっと電話は大連かどこかにかかったんだろうね、優秀な中国人はすごいなぁ、って感銘を受けたんですが--新しいパソコンを発注し、さて旧パソコンからのいろんな移行手段を講じねばならぬと、まずは増設していたビデオ編集用の内蔵IDEハードディスクを取り出して、USB2.0外付けにするためのケースを買いに行ったんですよ。
それと、月曜日にこないだ買った10インチのタムとスタンド、シンバルなどが届いたんだけど、元々張ってあるYAMAHA製のヘッドの音がペショペショなので、REMOというメーカーのPinStripeという、ドラマーなら知らない人のいない有名なものに張り替えるのと、ついでにSnareのヘッドもくたびれてきたんで、併せて2枚のヘッドを買ってきた。ヘッドってのは大きさや材質、2重張りかどうかなどで値段が違うんだけど、大体1枚1,600円ほどの代物です。
でね、最近楽器屋さんに行く機会が増えていたけど、こういうドラム系の消耗品を買いに行くのって、学生のころは普通にたびたび行っていた行動で。それにまたパソコンって言うのはその後に社会人になってから手に入れたものだけど、その初期セットアップのためにいろんな関連商品を買うのって、最初にMACを買ってから、なんだかんだでもう多分10台以上のパソコンを買って、そのたびにいろいろ調べて経験を積んできたことだから、今回は久々だったけど、なんだか自分にとってしっくり来るというか、守備範囲的な行動なのね。
そのしっくりを2つ買ってきたら、なんだか気持ちが落ち着いたんです。不思議なことに。
今日は夕方から息子の変り種ビッグバンドサークルのリサイタルがあって、池袋から帰ってきた後、近場で助かったんだけど、光が丘にあるホールまで行ってきた。
息子は中学高校とブラバンでサックスをやっていたんだけど、唇が痛いからもうやめたと、大学からはいきなりバイオリンを始めた。
そのサークルは変わった編成で、いわゆるビッグバンド--ドラム、ベース、ギター、ピアノなどにトランペット、トロンボーン、サックスなどが加わったもの--に、クラリネット、フルートなどの木管楽器と、バイオリンを加えた、35人くらいの陣容で、そんな変わった編成だから既製のアレンジ譜ではできないので、メンバーの誰かが好きな曲を持ってきてアレンジして、曲ごとに出演者が入れ代り立ち代わりすると言うライブを行う。
今日で観たのは2度目だけど、・・・まぁミュージシャンのはしくれの父としては、言いたいこともいくつかあるけれど・・・すごく楽しんで音楽に取り組む姿勢は、ベースとしては悪くないので、あまり小言も言わないようにしている。
いや、テクニックがどうこうではなくても、演奏の基本的な要素--リズムと音程--は、はずして欲しくないのだけどね。プロって言う人たちは、そういう基礎ができてる人たちなんですよ。アマとの違いはつまるところそこ。たまにそうじゃないのもいるけど。それと比べて云々することが、必ずしもいいとは思わないけれど、まぁでも最後はそこを突き詰めていくもんじゃない、ミュージシャンていうのはさ。
てなことを言いたくなるんだけど、楽しいんだから別にいいじゃない、って言うのに、わざわざ冷や水をかけることもないかなってね。
なかなか複雑な親心なのですよ。こと音楽に関わってこられるとね。ちゃんと突き詰めようよ、って、自分ももちろん中途半端ではあるけれども、時間的制約がある中では今もそれなりにマジメに取り組んでるつもりなので、それを逆撫でされたような心持になって、どうしてもひとこと言いたくなるんだよね。
娘がドラムをやりたいって言ってるのも、大変すばらしいことなんだけど、基礎練習をサボったりされるといやなので、躊躇するんだよね。我が家はドラムをやりたいっていう初心者にとっては、まことに稀に見る好環境なんだけどさ。
ということで今日はまぁ、あったコト、存在するモノを書くって言う、日記らしくなったかな。いや、思ったことも多いか。まあいいや。今日は特にアンラッキーはなかったし。この調子だ。
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