旅行やら孫やらのイベントごとがない週はこのブログもサボっちまってますが、まぁネタがないので当たり前っちゃ当たり前とは言え、例えば社会で起きてるいろいろなニュースや事件に対してとか、この国の制度やら因習つーか大衆の性向なんかに対して、思うところはたくさんあるのよ。だけどそういうことをまとめて書くにはけっこう気力がいるのでね。そういう気力は弱っちまってますねぇ、歳とともに。スイマセン。
てことで今回は、ドラムのおもちゃの話と今週発売&配信開始になったMISIAのニューアルバムの話です。
先々週孫たちが来た時に、おもちゃのドラムで遊ぼうとして、そうだ、あれはもうずいぶん前に処分しちゃったんだった、って思い出したって話を書いたけど、そりゃそうだ、あのドラムはたぶん息子が今の孫くらいの歳の時に買ったもののはずだからね。たしか壊れてはいなかったけど、もう使うことはないとは思うわな。
で、孫1号がけっこう楽しそうにドラムを叩いていたのを見て、ドラマーじじとしては、ここは一気にドラムを好きになってもらいたいと思ってしまいましてね。もっと簡単にドラムの音が出せる、前にウチにあったようなやつないかなぁとAmazonで探して、Goripedeaという、フィットネス機器とかの販売代理店が、多分中華製のを輸入販売しているらしいこの「Electronic Drum」というヤツをポチった、ってわけで。
以前ウチにあったのは扇型のプラスチックケースにシリコンパッドが6つほど並んだ形をしていたんだけど、今はこの手のドラムのおもちゃはみんな、全体がシリコン製になって折りたためるようになっており、剛性はないのでテーブルの上とかに置いて使う方式なんだね。
いくつかあった中でこの製品を選んだのは、値段が5,500円ほどと一番安かったこともあるのだが、機能や性能はどれも似たようなものなんだけど、サイズがコンパクトなのと、パッドの並びが、特にハイハットとスネアの位置関係が、手をクロスさせなくても叩けるようになっていたから。本物のドラムは普通の叩き方だとハイハットとスネアを叩くときに左右の手がクロスするんだけど、それは高さが違うからできることでね。同じ平面にあったらクロスしては叩けない。
今週の月曜に届いたこいつを早速いじってみたが、やっぱ30年前からはいろいろと進化してるね。そもそも電池式ではなく充電式だってのもあるけど、まず2連になったペダルがついていて、そのプラグを本体に差し込むと、片方はバスドラ、片方はハイハットのペダルと同様に機能する。なのでこれらを足元に置き、テーブルの上に本体を置くと、本物に近い叩き方で練習ができる。
パッドは9つあり、バスドラはペダルと共通だけど、残り8つのパッドは、スネア、タム3つ、ハイハット、ライドシンバル、クラッシュシンバル2つに割り当てられている。この製品はそのパッドに描かれた絵がカラフルなのもよい。
音は本体のスピーカーから出せ、まぁこの音はショボくはあるけど、Headphone端子からちゃんとしたスピーカーに繋ぐと、それなりのいい音がする。ドラムセットの音源は7パターンあり、ボタンを押して切り替えられる。ちょっとヒップポップ系やエレクトロポップ系に偏っていて、普通のジャズ系のきれいな音がないのが残念だけど、ロック系のセットはまぁまぁなんじゃない?
プリセットのリズムパターンが6つ、デモソングが10個入っていて、これもボタンで切り替えられ、テンポもボタンで調整できるようになっている。ただデモソングは、なぜかピアノだけの音源でクラシックとか童謡とかばかりが入っており、これに合わせて叩いてもあまりロックやポップスのドラムの練習にはならないよなぁ。
あと自分が叩いたのを簡単に録音できる機能もついていて、もちろん新たに録音すると前のは上書きされちゃうんだけど、ちょっとした練習をすぐに振り返って聴くことができるのはいいね。少し短いスティックがついていて、子供用のおもちゃとしてはなかなかのもんだし、ホントのドラム初心者が練習をするには悪くはないかも。
我が家に置いといて、孫たちが来たら出せるようにしとくかね。持って帰りたいって言ったらそれでもいいんだけど、スティックはちょっと危ないからね。孫1号だけならまぁ大丈夫だろうけど、2号や、これから生まれる3号もいるしね。
さて、今回は実は個人的にはノーマークだったんだけど、MISIAがなんか「しゃべくり007」とか「あさイチ」とかいくつかのTV番組に出てるなぁと思ったら、今週水曜日に約3年半ぶりのニューアルバム「LOVE NEVER DIES」が発売、配信開始になった。今それをサブスクで流しながら書いている。
近年CDというものは、配信を一切しない山下達郎、旧作しか配信していない竹内まりや夫妻のものくらいしか買わなくなっているのだが、MISIAはカミさんも好きで、カミさんはサブスク文化圏におらず昔ながらにCDをポータブルプレーヤーで聴く人なので、配信はしているが彼女のCDだけはずっと買っていた。今回も買うことになるのかな。
今回のアルバムもさすが、クォリティがハイレベルで安定してますな。素晴らしい。これまでもエレクトロポップ調の曲とかはいくつもあったけど、今回のアルバムはロック調あり、ミドルテンポのリアルソウル風あり、もちろんバラードも美しく、基本は変わらないけど、少し音楽性の幅を広げたように感じられる。
彼女が長崎の出身だと言うことは知ってたけど、4歳から14歳までの多感な時期は対馬で育ったんだね。対馬はこないだ行った五島とはそんなに離れておらず、世界遺産の構成要素にはなっていないけど、同じように隠れキリシタンの信仰の痕跡が残るという。似通った風景も多く、ああいう場所で育ったことは、彼女の人となり、人格形成、今のアフリカの子供たちにいろんな支援活動をしていることなんかに繋がってるんだろうね。
ちなみに五島出身の有名人で言うと、川口春奈とか、長濱ねるとかがいる。長濱ねるの場合は、子供のころ一時中通島に住んでいた以外は長崎市内で育ったらしいけどね。しかし紅白の大トリをここ数年ほぼ交代で取っているMISIAと福山雅治が、どちらも長崎出身だってのも、考えてみればすごいことだよね。
さてさて、再来週は今年2回目の一人旅、と言っても近場だけど鎌倉を、3泊でじっくりと回る旅に行く予定。今のところの長期予報では全体に曇り時々雨って感じらしいけど、梅雨時期なので多少の雨は仕方ないとして、強く降ったりはしないで欲しいなぁ。
てことで来週はまたこのブログをサボっちまって、次は鎌倉--厳密には藤沢駅前のビジネスホテル--からお伝えすることになるかもです。
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