旧PCは壊れたといっても、マザーボードかCドライブのHDだから、拡張カード類とかディスプレイとかは、まだ使えるものがほとんどだ。これは使いまわさないと損だってんで、今日は旧PCを開けて使えそうなものを取り外し、使えるようにする作業をした。
さて始めようかと、旧PC本体をどけて、フタを開ける前に...そういえばもう6年前に買ったマシンだから、もう使ってないI/F機器だとか、余計な配線が、山のようにつなげてある。
なにせD-Sub9PinのI/Fなんてまだつながっていて、もう全然使ってないモデムとか、D-Subと携帯の変換ケーブルとかがそのままになってたり、USBももともとは1.0しか装備してなくて、2.0用のPCIバスの拡張ボードをつけてたようなマシンで、もう使ってない1.0機器のケーブルがそのままになってたりするのもいくつかあって、まずこいつらをはずしてお蔵入りにしないといけない。
こいつらがそれぞれどこにつながっているかは...こういう時役立つんだよね、マメに記録している「スタジオ配線図」。どのポートに何がつながってるか、全部記録してあるからね、少しだけサボった最近の分は除いて。
配線図を参考に、いらない機器やケーブルは全部はずして袋に入れ、「旧PCにつないであったモノよ」ってマジックでメモ書きして物置にしまった。
そんでこの写真、かなり整理が進んでも元旧PCが置いてあった場所はこんなケーブルぐしゃぐしゃ状態。
旧機器の整理に続いては、先週買ったHDケースにビデオ取り込み用のDドライブを入れてUSBでつないでみる。これがまたいとも簡単に使えるようになる。試しに旧PCのシステムドライブだったHDもケースに入れてつないでみたら、これがなんと全然普通に使える。
なんだ、Dellのサポートに言われてOSの再インストールを試みたときに、Cドライブのフォーマットをするか聞いてきたので、もしかしたらここでやめればCドライブの中身も助かるかも、と思いつつ、いいや、えいっ、ってフォーマットかけて、その後インストール時に案の定固まったんだけど、あの時やめとけば、Cドライブの中身も救われたんジャン。壊れてたのはマザーボード。しまった!ま、いいけどね。Cドライブにはクリティカルなファイルは入れないようにしてたので。
HDの次はボード類だね。旧PCは拡張に拡張を重ねてきたので、こんだけのPCI/AGPボードが宙に浮いた。DVDドライブ類は全部新しいのを今回買ったので、まぁ古いのはもうほんとに時代遅れになっちゃってるので消耗品だと思って、それは捨てるとしてもだ。
ぼくの音楽用PCは前にも書いたけど、いまだにWindows98で動いているんだけど、調べてみると、追加投資したもののうちでも比較的高価なグラフィックボード(つまり17"液晶デジタルディスプレイも)や、Vistaではもはや旧時代の遺物として対応もしてもらえなかったSCSIカード(つまりその先に接続されているDVD&PD1--PDなんて今や誰も知らないレアドライブだよね--ドライブも)を、Win98で動かすドライバは、Net上にまだ置かれているようだ。
これを流用しない手はないよな、っていうんで、音楽用PCからグラフィックボードと・・・なんと旧時代の遺物、巨大な19"ブラウン管ディスプレイをとっぱずして、三菱の17"ディスプレイをつなぐ。SCSIカードもインストールする。
ディスプレイが黒になったんで、キーボードも揃えようってんで、旧PCにつけて使っていたキーボードをつなげ、またマウスは、PS/2(これももう世の中から消えたI/Fだよね)のワイヤレスマウスを前の会社からGetしてきたものを使っていたんで、これにつなき換えてみる。
多少すったもんだあったけど、意外にあっさりと音楽用PCは一新された。本体は白だけど、作業位置から見えるディスプレイ、キーボードはすべて黒で、なかなかいい感じだ。なにせブラウン管で、黒いガワのなんて(たぶん)なかったもんね。
スペースもだいぶ空いて、YAMAHA S80の鍵盤の最高音域半オクターブくらいは、もはや使わないものとしてあきらめていたのが、余裕で弾けるようになった。恐るべしデジタル技術の進歩。
明日はSCSIカードにDVD&PDドライブをつないでみよう。なにせ配線がラックの裏にびっしりなんで、旧PCの位置から、太いSCSIケーブルを、音楽用PCの位置まで取り回してつなぎ換えるのは、わずか3mほどの間ながら、結構大変な作業なのだ。
さて、あとは納品が早まったという新PCを待つぞ。
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