「お年玉つき年賀はがき」。ぼくが物心ついたころからやってるこのサービス、なんだか賞品がショボくなってきた気がしませんか?昔から値段は変わってないのかな?インフレのためにありがたみが薄れた?それとも自分の経済力が上ったから?
何はともあれ、うちに届いた年賀状は、毎年、まず番号の下1桁で10のブロックに分け、当選を確認する。それから今度は差出人のアイウエオ順に並べるために、アカサタナの行別に並べて、さらにこれをア行ならアイウエオに並べ、名前のアイウエオ順に正確に並ぶように整理していく。
例年だともう少し早くこれをやるんだけど、昔は1月15日の成人の日と決まっていた抽選日が、成人の日が第2月曜日となって以来、ランダムになって、特に今年はなぜか27日と遅くなった。日本郵政には当選番号の問い合わせが殺到したらしい。
毎年この年賀状整理は娘が手伝ってくれるんだけど、今年は27日に作業ができなかったので、番号順に並べ、当選番号を確認、そしてアカサタナに並べるとこ ろまでは、娘が1人でやってくれた。だが彼女にとっては、一部の名前の読みは難問。てことでうちの居間の床には、今週、このアカサタナの山の状態で、ずっ とそのままになっていた。
今日はこれを名前順に並べるところから開始。これがけっこう手間がかかる。鈴木さんとか渡辺さんとか伊藤さんとか、多い苗字や親戚筋だったりする と、苗字だけでなく名前の順に並べたり、"谷"さんと"谷野"さんは、"谷"さんの名前が50音で"の"より後ろでも、"谷"さんのほうが前だとか、とに かくややこしい。娘と2人で、「あーかーさーたーなー」とか「やまだ、やまな、やまも・・・」とかブツブツ言いながら並べていく。
外は雪がしんしんと降る中、床暖房のぬくもりに胡坐をかいて、「武蔵野さん?珍しい名前だねぇ」って娘が言うんで見せてもらうと、ちょっとレイアウトがややこしくて、全然別の苗字なのに、住所の一部を勘違いしていて大笑いしたりしながら、作業を進めた。
なんでここまでするかというと、正確に並べておかないと、50音順に並んだ住所録データベースに、年賀状が来ていたか来てないか記録するのが大変になるからだ。
通常の手順としては、こうして並べたハガキを、年賀状フォルダーに1枚置きに表裏に重ねて入れていき、これを見ながら、プリンタCANON MP950で自動表裏印刷をできるようにするために一昨年買い替えた年賀状ソフト「筆まめ」に、チェックを入れていく。
ところが2週間前にiLinkケーブルと一緒にオリンピックで買ってきたはずの年賀状フォルダが、どこを探してもない。カミさんと娘と3人で、大騒ぎして家中探したが見つからない。というわけで、仕方ないので、また新しい年賀状フォルダを買って来るまで、アイウエオ順に並べた山の状態で、置いておくことにした。
今年の「お年玉つき」は、結局4等の切手シートが4セットだけ。まぁ毎年こんなもんだな。3等が当たったことなんて、たぶん過去2回くらいしかな い。でも一応、うちの住所録データベースには、誰から来た年賀状が当選したかを記録している。別に記録したところで何に使うわけでもないんだけどね。
てことで不完全燃焼に終わった年賀状整理顛末記でした。
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