別に禁煙するつもりはさらさらないのだけど、ちょっと興味があった電子タバコのe-cigaretteという製品が、調べてみたら2,999円(今はもうちょっと高いらしいけど)で売っているというので、そのくらいなら試しにいいかと、Amazonで買ってみた。
まぁ想像はしていたけど、この紙製の安っぽいパッケージと、そこから直接出る電灯線プラグ、どこを見ても原産国も書いていない、非常に怪しい製品だ。
このプラグをコンセントに刺し、本体を紙パッケージの中の一番右手前の穴にねじ込むと、前面右下のランプが赤く灯って充電が始まる。
充電が終わるとランプが緑色に変わり、本体に煙発生部分をねじ込んでフィルターをはめる。フィルター部分を吸ってみると、あら、これが意外に本物のタバコっぽい。
吸うと火が付いているように先端が赤く光るのはどうでもいいけど、水蒸気だという煙は、確かに吸ってる感じはあるし、ちょっと軽すぎて吸いごたえはないけど、Net上のいくつかの書き込みにあるように、これでタバコの本数を減らせる人もいるだろう。
ただ、フィルターのフレーバーがどうにも妙に安っぽい甘さで、これが耐え難い。この安物には替えフィルターって売ってないみたいなんだけど、他製品のフィルターでも使えるのかなぁ。たいした値段じゃないから買ってみよっか。
あと、やっぱ重さがあるので、本物のタバコとは持った時のバランス感が違うとか、フィルターがプラスチックなので、本物と違い歯で銜えた感覚がよくないとか、けっこうがんばって吸わないと煙がちゃんと発生しないとか、と、かなり課題は多い。あと1本吸い終わる、という感覚がないので、どうも「ひと区切り」感がない。
でもこの辺が、難しいかもしれないけど、なんらかのやり方で改良されたら、これはなかなかよい禁煙グッズになっていくかもね。だけどまぁぼくは、これじゃあ本数はあまり減らないだろうな。この色んな気持ち悪さで、結局本物のタバコを吸って口直ししたくなってしまう。減らす気がある人じゃないとね。
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今日はある資料を作るんで、ぼくはこの週末会社には出なかったんだけど、同僚が何人か会社に出て作業していたりしたので、それをメールで受けて、あまり好きじゃないんだけどやむを得ず、家で少し仕事をした。
それとどうも調子が悪く、去年のいつからか、使ってる最中では起こらず触ってない時なのでまぁ使えないことはないんだけど、原因不明の再起動を繰り返すメインPC。こいつでなぜだかここ何日か、MS Office IME 2007が急におかしくなり、単語に区切らないと変換できないという現象が起き、Netで調べたらIMEの最新バージョンがあるっていうんで、ダウンロードしてインストールしたりした。
IMEの方は治ってくれたけど、再起動の方はどうなのかなぁ。インストールしてみてからまだ落ちてないのでわからないんだけど。しかしどうもこのVistaって奴だけは、セキュリティ系とかいろんな裏側の機能はアップしたのかもしれないけど、使い勝手としては、XPに対して明らかな改悪だよね。来年春にはWindows7という次のバージョンが出るらしいけどね。
怪しい禁煙グッズはそれなりに楽しめるんでいいけど、怪しいOSは勘弁してほしいもんですな。
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