今年のGW小旅行は裏磐梯。就職が決まってなかったら行かないと言っていた息子も参加して、去年の夏に続く4人での旅だ。
東北方向は距離がつかみにくいが、裏磐梯と言うと東名だと浜松と豊橋の間くらいまでの距離と同じで、思いのほか遠い。しかも我が家は娘のバレエが土曜にあるので、出発は日曜になる。休日の高速割引最後と言われる連休の、下りのピークの日だ。
事前に調べてみると--NEXCOのサイトはなかなかよくできてるね。今日渋滞にはまったみんなも、もっと活用すればいいのに--、東北道はとんでもない渋滞の予想が出ている。こりゃあ、ここ最近の旅行のように寝坊して出かけると大変なことになる。久々の早出をしないと。
んで、ふと推奨ルートの3つめ、常磐道・磐越道経由のルートを見ると、距離は30Kmほど長いけど、出発時間帯によっては早く着くという予測だ。しかも、早く出れば谷和原インターから先はおおむね順調に走れるという。
これは来年から息子の暮らす町のそばを通ることもあるし、こっちから行ってみようと、早起きしたとはいえ結局7時前になってしまったけど、これがまぁ見事に、三郷JCTから谷和原インターまでの間の15Kmと、その先で少し流れが悪い区間があった他は、ほとんど渋滞なし。11:30分前には磐梯河東インターを降りていた。
ここから磐梯山ゴールドラインを通り、途中滝を見たり沼を見たりしながら、五色沼ハイキングコースの入り口に着く。裏磐梯に来れば誰もがまず必ず来るこの景勝地には、初めてが小学校の林間学校かなんかのとき、2度目が多分20年近く前、息子がまだ赤ん坊のときに来--たはずなんだけど珍しく何も記録が残ってないので確証がないのだけど--て以来3度目だ。今日はかなりの混雑で、ビジターセンター前の駐車場には車が入れられず、近くの蕎麦屋でメシを食って、そのままそこの駐車場に停めさせてもらう。
来たことある人は知ってると思うけど、ここには比較的大きなもので8つの沼があり、それぞれ青かったり緑色だったり赤かったり、不思議な色で見る者の目を楽しませてくれる。
ここのハイキングコースは全般に道も広く、木道も整備されていて、20年前に来たときには確かほとんどをベビーカーを押して歩くことができた記憶があるんだけど、いかんせん福島県は東北で、今日は気温は17度ほどとはいえ、まだ道のそこここに雪が残っている。その雪が溶けて道のところどころがぬかるんでおり、歩きにくいことこの上ない。それだけが理由ではなく、4人でぐだぐだしゃべりながら、写真を撮りながら、ゆっくり歩いたこともあるけど、通常70~80分のところをたっぷり2時間ほどかけて、やっと反対側の駐車場エリアに着いた。
ここから車を取りに行くのを誰にするか、今や3人の運転手がいる我が家では、じゃんけんで勝負だ。ぼくがイチ抜けし、カミさんと息子の勝負は、カミさんの勝利に終わった。
今日の宿はフランス料理風フルコースの食事と温泉とウォシュレット付きで、ハイシーズンにも拘らず1万円を切るリーズナブルな値段で選んだ「ペンション・レラ」だ。値段なりに部屋にはトイレも流しもスリッパを置くたたきもなく、料理は高級ではないけれど、4ベッドの部屋はきれいだし泊まるには十分だ。
無線LANが不安定でネットがうまくつながらないのが難点で、もちろんE- Mobileもこんな田舎ではつながるわけもなく、この記事もバックデートでアップするしかなかったけど、まぁ仕方ないでしょう。
明日はサイクリングとハイキングの予定。テニスコートを予約しようと思ったら、まだ凍っててテニスできないんだって。今日の暖かさからは信じられないんだけど、自然の力はすごいねぇ。
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