今日はもう遅くてあまり時間がないのだけど、書ききれるのだろうか。
お彼岸の中日は娘が修学旅行でアメリカに出かけるってのと、やっぱ混むというので、カミさんが地元の合唱団の合宿とかで不在だったのだけど、今日息子と娘を連れて、実家の両親、兄、甥っ子と現地で待ち合わせ、多磨霊園へ墓参りに行って来た。
福井にあるカミさんの実家のお墓には毎年のように行っているのに、我が家から20kmもない自分の家の墓に行くのは、もう記憶がはっきりしないけど、少なくとも娘が物心ついてからは行ってないので、15年以上ぶりだ。
20kmと言えば、義父母の実家のある福井市内から、お墓のある三国までの距離より多分近いのだけど、埼玉から東京都下への環状方向の20Km弱は、電車でも車でもとてつもなく時間がかかる。
とにかくまず道が細い。放射状に走る地元川越街道とか青梅街道とかは、最低でも片側2車線なんだけど、環状に走ろうと思うと、そんな道はまずない。
んでまた信号が多い。そしてバスが多い。走っている時でさえ時速30kmほどしか出せないのに、こうたびたび止まられると、もうどうしようもない。ちょっとしたスーパーなんかが道沿いにあると、その駐車場の出入りの交通整理のため、肝心の一般道のほうが渋滞する。
さらには踏切りの多さだ。まったく西武線ってヤツは、所沢とか小手指とか、そういう郊外のイメージアップをして沿線の地価を上げ、含み益大臣になるって言う典型的な昭和の戦略の代償に、その沿線の区画整理に莫大な金がかかることになり、街並みが昔のままにならざるを得ない。特に都内の主要駅近辺の道路はうねうねと狭い上に、高架化工事なんてできないので、みーんな踏切りだ。だからそこがまた渋滞の原因になる。
行きはその20Km弱を1時間20分ほど、帰りはちゃんと見てなかったけど多分2時間弱かかってしまった。
この我が家のお墓は、ぼくのひいおじいさんに当たる人が建てたもので、その後4~5人しか入っていないのだけど、親父の弟にあたる叔父2人は両方とも男の子がなく、実家の苗字を名乗る次男はぼくだけだ。となるとこれはなかなか微妙な問題が残る。つまりこの墓に我が家は入るのか、ってことだ。
カミさんがそれをすごく気にして、息子の代で別のお墓を建てるくらいだったら、ぼくとカミさんが考えるべきなんじゃないの?って言うんだけど、親父とオフクロは割合鷹揚で、まだ全然余裕あるし、いざとなったら昔のお骨は整理しちゃえばいいと言う。
現金なもので、そんならまぁ墓参りくらい行っとかないとってことで、今日の墓参りとなったわけで。
久々に行った多磨霊園だけど、大体お墓の位置を憶えていて、カーナビセットした場所がほぼぴったりだったのには我ながら感心する。しかし霊園内部の道路はものすごい車の量だ。娘はこんな大規模な霊園というのは初めてで、そもそも霊園の中を車で移動するということ自体画期的だと目を瞠っていた。
霊園内の住所で言うと7区1種という場所にある我が家のお墓は、昔はとにかく敷地内に生えた木が繁って、ちょっと放っておくとぼうぼうになっていたものだけど、下の叔父がこれを整理してくれたらしく、今は敷地内に木はなく、ちょっと箒ではいて、墓石に水をかけ、お花を上げれば、それなりにすっきりした様子になる。
順番にお参りした後、近くの超混雑した洋食屋さんで昼食を食べ、内定式の日になぜかTOEICの試験が行われ、みっともない成績は取れないため少しは勉強しなきゃという息子と、修学旅行に向けて荷造りをしなきゃいけない娘をのために、夕方4時前には家に帰ってきた。
お墓に入っている人でぼくが直接知っているのは、おばあちゃんだけなのだけど、すいません、不義理を働きまして、あなたのひ孫ももうこんなに大きくなりましたよ、とお祈りをしておきました。
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さてさて、一昨日のライブ直後は元気ハツラツだったのに、今頃になって節々が痛んできた。歳だなぁ。
DVDがバンドメンバーに届きだしたらしく、Google GroupsやらTwitterやらに、お礼のメッセージが書き込まれた。いまだにレスのないマキゾエ、Ko太郎、アブちゃん、君たちにも届いたかな?
DVDを観たり、独自に入手した音源を聴いたメンバーたちは、おおむねその出来に満足しているらしく、早くも次回はいつやるの?という会話が始まっております。
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