今週末は、ぐうたらな人、スタートの遅い人を除いて、年賀状作りのピークだったんだろうな。今日は老いて冴えるクリントイーストウッド主演の宇宙モノ「Space Cowboy」のＢＤ鑑賞を何度も遮られるハメになった。
そもそも先週、先月買い換えてセットアップしてあげたDellのデスクトップＰＣで、年賀状ソフト「筆王」のバージョンが古くWin7に対応していないってことで、そのバージョンアップとデータ移行がうまく出来ないって言うんで、娘のバレエの迎えの帰り、夜10時過ぎに義父の家に行き、結局12時過ぎまでかかってそのサポートをして来たのよ。
先週土曜はこのほかにもクリスマスツリー出したり、なんだかんだあって、ほんとに忙しかった。
その後も平日夜に１時間の電話サポート、今日もこれは５分で済んだけどＢＤ鑑賞中の電話サポートと、なかなか世話が焼ける。まぁでも、もう３台目だから十何年か前からだろうけども、当時既に60を過ぎて、それまで触ったこともなかったパソコンで、シナリオを書き年賀状を作ることにチャレンジを始めた義父は、すばらしい精神力の持ち主だと思う。
義父の父、つまりカミさんのおじいさんに当たる義祖父がなくなる前、最初のパソコンを買った少し後だと思うけど、病を発して福井から新座に連れてきた義祖父を病院に通わせるために、その歳で運転免許を取ったなんてこともあった。そういう前向きなチャレンジスピリットは、映画監督という商売柄なのかもしれないけど、尊敬に値するよね。
話を戻すけど、義父に続くTacovoサポートセンター利用者は、一昨年はじめて兄の"お古"ではないちゃんとしたノートＰＣを買い与えられ、昨年から自分の年賀状は自分で作り始めた娘だ。大して凝った年賀状を作るわけではなく、「筆まめ」に入っているデザインを少しカスタマイズする程度なのだけど、「2011」の文字デザインがないとか、「一言」欄を文面にリンクさせたいとか、３度ほどＢＤを観ている父を呼びに来た。
しかし年賀状ソフトってヤツは、「筆王」にしろ「筆まめ」にしろ、なんでああ不自由なんだろうね。ＰＣ初心者が使うケースが多くかつ、年に１,２度しか使わないからなのだろうけど、ＵＩが初心者向きにできているのはいいけど、ちょっと難しいことをやろうとするとすぐに引っかかる。
商売だから仕方がないのだろうけど、年号の文字デザインくらい、毎年のようにバージョンアップしなくたって、ネット上で提供するとか、そのくらいのことしろよな。特に「筆王」は、「筆まめ」のファイルをインポートしようとすると、５年くらい前の「筆まめ」にしか対応していない。ちゃんとしてくれよソースネクスト。
さて、話は変わるが先週Facebookのアカウントを取ってみたら、これが意外に広がりを見せている。なるほどこれは、利用者が爆発的に増えたって言うのもわかるかも。mixiよりはずっと、関係者を探すあるいはリコメンドされる機能が充実している。
コチラからは特に、ほとんど友達リクエストはしていないのだけど、なんだかどんどん、懐かしい人からリクエストが届いている。昔使ってたYahooメールの住所録との連動をしてみたこともあって、「友達を検索」してみると、もう何年も会ってない人が山ほど表示される。
まぁでもプライバシー保護の問題については、Facebookは結構いろいろ批判を浴びているけどもね。確かにデフォルト状態で外に見えてしまう情報は多いわな。そういうところは、あまり日本人向きではないかもしれないように思えるのだけども．．．
娘に聞いてみたら、今時の女子高生は、mixiはほぼ全員、Facebookも半分くらいの人がやっていると言う。日本では後発のFacebookがそこまで使われているってのは、すごいことだよね。Twitterはそこまででもないけど使っている人はそこそこいて、mixiやFacebookとの連動設定の仕方とかが、教室で話題になることもあるらしい。時代は変わったなぁ。
さてさて、また話は変わりますが、今日は３年前に自ら命を絶ったかつてのバンド仲間、通称"バカ上"、"のぼるくん"の命日で、「健康」メンバーは行きつけの祐天寺のカレー屋「カーナピーナ」に集まり、毎年恒例となったバカ上にカレーを食ってる姿を見せつける会を開いた。今日はカミさんが出かけており、娘の送り迎えをしなきゃならなかったので、ぼくは残念ながら不参加になったのだけどね。
バカ上はかつて「健康」にも参加していたキーボーダーで、「健康」の母体となった都立青山高校出身のメンバーと、栄光学園出身のみのりんを結びつけたのは、ぼくとバカ上が、みのりんを含む他のメンバーとは違う大学で同じクラスになったことからだった。
超根暗のくせに、「健康」とは別に彼が主宰した、ぼくとみのりんも参加したバンド「電気くらげ」のステージでは、インストバンドなのに、「みんな、でんきぃ～？」とＭＣで盛り上げ、ミニキーボードに無線をつけて客席まで走り回ってソロを弾き、と、ほんとに際立ったキャラだった。バカだった。
ぼくらはみんな、ヤツの自裁という行為を認めていないので、「偲ぶ会」ではなくて「見せつける会」なのだが、まぁ一応このくらいはしてやりますか。合掌。
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