最初にお断りしておきますが、今日はひと様が読んでもまったく面白くないかと思います。すみません。
先週の記事の最後に書いた、来週土曜日のライブの、酒は飲みたいけど荷物は大量、どうやって運ぶ?の悩みが、今週結構なマインドシェアを占めていたが、やっと結論が出たようなので、そのことを書こうと言う。ほんとにどうでもいい話なのだけども、こういうところに妙にこだわっちゃう、自分のばかばかしさがかわいくもあり。ま、実際今週はこのことばかり考えていたので、他に書くことがないのも仕方がない。
さて。先週のリハで持って行ったのはスネアと、既に予約が入っていて借りられなかった10インチタム、8インチSplashシンバルと、タム及びシンバルをシンバルスタンドにつけるためのエクステンションロッド2つ、シングルペダル、その他靴とかタオルとか。
スネア以外を中型のショルダーバッグに入れ、スネアとこのバッグを縦積みにする。大したことないように見えるけど、これだけでもけっこうな嵩になり、ハンドキャリーが必要になる。
ところが来週の本番では、これに16インチシンバル、チャイナシンバル、チャイナ用のエクステンションロッド、譜面台、ビデオ用の三脚、そして、シンバルスタンド等が必要になる。
これだけ増えると、ショルダーバッグに入りきらない。そもそも先週のリハのときも、このショルダーバッグで持っていくのはちょっと無理があり、両端が地面に擦りそうになったので、仕方なくあまり本意ではなかったけども、スネアのソフトケースの上にこのバッグを乗せて運ぶことを余儀なくされた。
これらの問題を解決するためには、もうちょっとしっかりしたボックスにスネア以外のモノどもを入れ、その上にスネアを置くしか手段がない。
だけどシンバルスタンドがねぇ。10インチタムとクラッシュシンバル、エクステンションロッド2本にミニシンバル2枚を取り付ける前提で、けっこうしっかりしたものを買ったために、けっこう長いのよね。ネジ止め部を緩めて抜けば3つに分けられるんだけども、一番長いのが61cmもある。
てことでまずこのボックス選びだ。衣類収納用のポリプロピレンのボックスはいろいろと種類があるが、これだと使わないときに場所を取って邪魔になる。そんなら折りたたみ式のコンテナならどうだ?と調べてみると・・・お、けっこういろんな種類があるね。
サイズは大体標準化されていて、50L、75Lってのが規格らしいのだけど、50Lタイプだと、ボックスの底の幅と奥行きの対角線の内法が、残念なことに59cmしかない。上下も使って立体対角線上に入れれば入るけど、それだと10インチタムが入らない。そうなると75Lタイプだよな。
コンテナってもっとも一般的なモノは、ベタな青か黄色のものが多く、これだとちょっとカッコ悪い。でも透明で中が透けて見えるのを電車に乗って運びたくないし・・・と探していくと、フタつきで、送料込みの値段も手ごろで、在庫があって、というので、アスクルに対抗してコクヨが運営するカウネットが出している2,850円の、半透明のものが最もよさそうだと言うことになった。
だけど75Lタイプって、幅が65cm、奥行きが44cmもあるんだよね。でかいよなぁ。これを電車で運ぶとなると、けっこう他のお客さんに迷惑がかかるかもしれない。しかもこないだ買ったハンドキャリーは、約40cm×30cmの荷台の大きさを越えるものは置いちゃダメよ、って書いてある。
うーん、どうしよう、って考えて、ふと、もしかして娘が海外留学した時に買った大型のスーツケース、あれにスネアとタムと両方入ったら、なんとかなるんじゃね?と思いついた。
そして実際にやってみると・・・入るじゃん!タムは厚みが27cmほどあるので、うまい位置に入れないとフタが閉まらないけど、それさえ間違わなければ、スタンド類も含めて入ってしまう。スーツケース恐るべし!
ただ問題は、縦にして転がす時に、下に来る位置がちょっと厚く作ってあるようで、そこにタムを入れないといけない。つまり、運んでる間、スネアの重みがタムにかかるってことだ。これはちょっとイヤだなぁ。重みでシェルがひしゃげちゃう。まあでも、電車の中では横置きできれば、それは歩いて運んでる間だけだから、仕方ない、ガマンするか。
でも周りのものにぶつかって傷がつく。これは絶対イヤだよなぁ。
10インチタムはこれまで、先週使ったショルダーバッグ、こいつは内側に緩衝材が入っていてちょうどよかったので、これに入れて、さらに大きなスキー用バッグにスタンド類と共に入れて車に載せていたのだけど、このギリギリのサイズの中で、このバッグに入れたままスーツケースにしまうのは無理だ。
ならなにか緩衝材になるもので包むか。でも我が家にあるのはプチプチくらいで、ウレタンフォームとかをDoit行って買ってくるかな、とも思っていたのだけど、いや待てよ、餅は餅屋というか蛇の道は蛇と言うか、タムタム専用のキャリングバッグの安いのがあるんじゃね?と探してみると・・・
あるんだなこれがまた。ちゃんとしたヤツはけっこういいお値段なんだけど、一番廉価で装飾もほとんどない、単純に緩衝材でくるんだような、今回の要件にちょうど合うもの。マルエというメーカーのTT-1009という製品で、2,050円、送料無料のショップはないのだけど、送料を入れても2,600円ほどで手に入る。
ならこれがいいじゃん、っていうので、昨日発注した。ただしメーカー在庫に依存するってことで、納期が営業日で5日ほどかかるらしい。間に合うかなぁ?
そんなことで、今日は他にも事情があって、珍しく午前中からロヂャース他数箇所の買い物に出たのだけど、ケースや緩衝材を選ぼう、って思ってたのがいらなくなって、このタム用バッグのみ買い、しかも通販だったので、なんとなく買い物魂に欲求不満が残ってしまった。
なのでもう山ほど持っているのだけど、これだけはいくらあっても良いことに自分的にしている、普通のカバン--今回は完全に私服の時に持って行ってもそれなりにおしゃれで変じゃない小ぶりのもの--をロヂャースで買って、その魂を慰めることにした。
カバンっていいよね。機能がかなり重要視されるのに、おしゃれと言うかセンスがからんでくる。こういう、機能がセンスの一部を成しているようなものって、好きなんだよなぁ、どうにも。
てことであとはタム用バッグが来週金曜までに届けばよいのだけど、もう一つ、このスーツケースがものすごく重いってことが最後の課題だな。やっぱハードウェア類が、鉄でできてるだけに重いんだよね。これだと転がして運ぶ間はまだしも、万一エレベータやエスカレータがない場所--特に駅とかの下り--があると、まず無理ってカンジだ。
しょうがない、セッティングの時間節約のために持ってこうと思っていたシンバルスタンド、やっぱやめて、ライブハウスにあるスタンドを使おうかな。バンド入れ替わりの際に余興をやって、少し時間を取ってくれるらしいし。
だったらボックス選ぶとき、75Lタイプじゃなくてもよかったんじゃん?なんて今さらループしても仕方ないのだけど。
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