年の瀬ですなぁ。今年はカレンダーがいい感じで、9連休なので、これもまたよきかな、ですなぁ。
んでその9連休の最初の3日は、相変わらずバタバタしておりました。
まず一昨日は、10月にやる予定だったのがちょいと都合で伸びてしまった娘の成人記念写真撮影とじじばばを呼んでのお食事会を実行。
カミさんと娘は、朝早くから起きて、近所にあるバレエ友達のお母さんがやっている美容院へ行って、髪の毛のセットと着付けをしてもらう。着物はカミさんが成人式の時に着たものだ。
それから、ちょうどいいタイミングで帰ってきた息子と、案の定時間ぎりぎりになって、前日の夕方に修理から戻って、洗車もしてくれたのでいい時期にピカピカになった車に乗って、寄っかかれないと文句を言いながら、池袋東武に向かう。
4Fの写真館で、娘の立ち、座りと、家族4人の3ポーズの撮影をしてもらい、どれを写真にするか選ぶ。この手の作業も最近はすべてデジタルになったので、画面を見ながらこれとこれ、と選べるのが便利だ。年賀状用に家族写真のデータをすぐよこせと言ったら、RAWデータのままだと2万いくら、圧縮して165Kにしたものでも5千円取るという。いい商売だよなぁ。3ポーズ+データで合わせて4万何千円か取られた。
それから、東武デパートって、反対側の西武もそうなんだけど、ウナギの寝床みたいに長いのを、既に写真館から来ていたじじばばや姪っ子たちと端から端まで横切り、15Fにある和食屋さん「銀座高尾」で昼食にする。すき焼きと懐石の料理はなかなか美味。
娘はじじばば始め親戚一同から10万円ほどお祝いをせしめ、本日のイベント代はすべて親の負担で、食事と着付けもろもろで約15万。扶養外れる間際くらいまでバイトで金稼いでるくせに、いい身分だなぁ。2月には友達とワイハーに行くんだと。
さて、池袋から戻ると、早速大枚はたいた写真を取り込んで年賀状の仕上げだ。ああいう写真館の写真って縦長なんだよね。なのでこれをちょいと加工してやらないとうまく年賀状メイン写真としては収まらない。とはいえメイン写真以外の各種調整はすべてやってあったので、それほど時間もかからず、ぼくの分約80枚の印刷に入る。
そして今度は、福井のおばあちゃんが亡くなったのでついに両方の親の家と自分の家用だけになったカレンダー作りだ。今年1年のイベントの写真で、よいものを選び、明るさ等を調整、モノによって合成加工し、メインPCを買い換えるときにWin8対応にするためにわざわざ購入した、以前はEpsonのプリンタのオマケだった「私暦」というソフトを使って、カレンダー面を作る。
A4の両面用紙に表に写真、裏に数字面、これをリングでつないで見開きA3のカレンダーを作るんだけど、結構頭使うのよこれ。紙のセットの向きとか、何月の写真の裏に何月の数字をもってくればよいかとか、考えていると頭がぐちゃぐちゃになる。
しかも「私暦」の新バージョン、ご丁寧にデフォルトの印刷順序が逆順--つまり12月から印刷--になってやがったもんで、苦労して紙を逆に並べてセットして、気づいた時には4枚ほど無駄にしてしまっていた。バカヤロー、あんまり紙の枚数に余裕ないのにぃ。
そんなことで夜というかほとんど朝近くまでかかって印刷は完了、昨日起きて年に1度だけ使う強力穴開け機で、リング用と壁掛け用の穴を開けて完成。
それから年始に向けての各種準備だ。まず走りに行くついでに、郵便局に行って前の日に印刷した自分の分の年賀状を出す。戻ってきて飯を食い、明るいうちに、4つのプランターとも枯れて汚くなっていた花--金曜日の夜のうちに買っておいた奴--を、植え替える。そしてこれも買ってきておいた門松と玄関の正月飾り。暗くなって来たので順番は逆になったけど今度はクリスマスツリーの片付け。
笑っちゃったのは、昨日は隣の家の1Fの元作業場だったところで、このところ年末恒例になっている餅つき大会があって、ぼくは今年はお邪魔しなかったんだけど、その流れで近所の親たちが酒を飲んでいたので、その子供たちが家の前の路地で皆で大声出して遊んでたんだけど、こういうのって子供ってセンスあるよね。聞いてたら、こんなこと言ってた。「やってないのにやり返す。八つ当たりだ!」
今日は朝から起きて、映画監督の義父が今回完全に自主製作で撮った映画「始まりも終わりもない」を観に行った。自主製作だけに単館上映で、時間も限られている。場所は渋谷の「シアター・イメージフォーラム」。息子は友人の家に泊まったので直接行ったんだけど、途中で副都心線の中で会って、家族4人で宮益坂を登る。
これはねぇ、身内としては自主製作だし、なるべくたくさんの皆様に観てほしいんですが、義父が思い切り趣味で好きなように作ったこともあり、また企画・主演が前衛舞踊家の田中泯さんってこともあって、超アバンギャルドかつシュールな、ほぼセリフのない映画。
セリフがなく、かつ田中泯さんの動きがスローなので、申し訳ないんですがどうしてもところどころで眠くなってしまう。でも新宿のど真ん中の横断歩道やら、銀座の歩行者天国で地を這う全裸の田中さん、という強烈インパクトのシーンとかあって、完全にゲリラ撮影だったそうなんですが、周りの人がみんなカメラ構えちゃって大変なことになっていた。
あと1月の2日と3日の各2回ずつのみの上映なので、よろしければぜひ観に行ってくださいませね。
映画を観終わって、家族みんなでHikarieのイタ飯屋で昼食にし、その後カミさんと娘は8Fでやっていたブランドもののバーゲンに行ってしまったので、息子とぼくはまっすぐ--地元でTSUTAYAには寄ったけど--家に帰ってきた。
今はカミさんがやっと年賀状のコメントを入れ終えたので、こないだ買ったプリンタCANON Pixus MG7180がまたフル稼働中だ。
いやぁ、年の瀬だなぁ。明日は恒例の、カミさんの実家での福井名物おろしそばで年越しだ。
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