この3連休は意図的に何も予定を作らず、何もすることがない、ヒマだー、って状態に陥りたかったのね久々に。ところがそうもいかない予定が急遽2つも入っちまって、昨日今日は結局バタバタしてしまった。ま、そのおかげでか、日曜深夜の今は、すごくゆったり気持ちよく寛げてるんだけどね。
まず1つ目は、スタジオのサラウンドの7.1ch化。もともと5.1ch(メインスピーカー2+サラウンドスピーカー2+センタースピーカー1で5、ウーファが0.1ね)はこの家を建てた時から組んでいたんだけど、おととしの暮れにAVアンプを7.1ch対応のONKYO TX-NR616に買い替えた時に、一気に7.1ch化も考えていたんだけど、とりあえず先送りしたのね。
ちなみに7.1ってのは、あとスピーカーが左右2本増えるんだけど、そのパターンには2つあって、座り位置のすぐ近くの後ろ左右に置く「サラウンドバックスピーカー」か、正面の一般には座り位置から60度開いた位置の天井近くに置く「フロントハイスピーカー」か、一般的な情報では、前者は後ろと横の広がり感と定位を、後者はフロント側の広がり感とサラウンドとの音のつながりを、向上させると言われる。
この後者の方が、ある口コミでなかなかいいと言うのを読んでいたので、やってみたいとは思っていて、それもTX-NR616を買った1つの理由だった。今サラウンドスピーカーとして使っているBOSEは、もともと前の家の時から使っている年代もので、その時は天井から吊っていたので、天吊り金具も持っている。こいつをフロントハイにして、サラウンドを買ってくれば実現できるよなー、とは思っていて、でもそんな高いスピーカーを買う気にもならないので、「Hard Off」というリサイクルショップチェーンに行って、中古のスピーカーを物色したりもしていた。
それがこの冬休み、前の部署の上司で今は関連会社にいるんだけど、いまだに時々昼飯を食べに行くMさんにある宿題を出されてね。それは、春に新しいマンションに引っ越すことになった、その時に今持っている機器のいくつかを生かしつつサラウンド環境を一新したいんだけど、TVやAVアンプやスピーカーの選定はどうすればいいだろう、ってもので。
まぁぼくもそんなに専門家ってわけでもないけど、要件を聞いていくと、ラジオは必須だとか、ダイニング側から観るためにTVは回転させたいとかってことで、AVアンプの機種ごとにネットラジオで使えるサービスだとか、TV台の仕様だとかってのを調べてみると、これが意外に機種が限定されていく。
Net上にある各機種のマニュアルを読んでみるとか、かなり時間をかけて詳細に調査して、機種の選定と、特注で作る予定だというラックのイメージ図を作ってあげたのですね。
んでその際に、スピーカーもかなり調べたのだけど、スピーカーって結局、専門のAVショップに行って大音響で聴き比べてみる、ってようなこだわりまでないのであれば、口コミと、サイズ--これは意外に要素として大きい--とで選べるじゃないですか、今の世の中。
で、Mさんには、今評判の良いDaliという北欧のメーカーの製品をお勧めしたのだけど、この過程で、評価は極めて高いのに、価格comの最安値では2本で5,000円台、っていう、SONYのSS-B1000っていうスピーカーがあるってことを発見して、これいいじゃん!ってことになったのですわ。
ところがこの製品、安値で価格comにエントリーしているほとんどのショップに在庫がなく、納期目安7週間とかバカなことを言っている。SONYの直販サイトには在庫はあるんだけど、ちょっとお高い。てことでこのスピーカーを、冬休みの最初の週末、Mさんに上記レポートをメールで送ってから、ウォッチしておりましてね。
そしたら金曜の深夜、ヨドバシ.comに突然在庫が出現。値段は最安ではないけれど、ポイント10%を考慮するとかなり安い部類だ。よし買おう、と発注、さすがヨドバシ.com、土曜日の3時ごろには配送された。この速さはすごいよね。ここの事業部長は前の会社の先輩なんだけど、かなりこだわって即日配達のしくみを完成させたらしい。素晴らしい。
てことでこいつの、というか主としてBOSEのフロントハイの位置への設置が、今週の仕事として突如出現したわけです。
やってみるとこれが意外に苦労する。無理かなぁと思っていた、天吊り金具のプラスターボードへのネジ止めが、やっぱり強度不足でスピーカーを支えられない。しょうがないのでDoitに、しかも一部失敗して2度も行って、プラスターボード用のネジを何種類か買ってきて、足掛け2日でやっと設置し、接続して、TX-NR616のスピーカー自動設定機能でセットアップする。
7.1chにすると使えるプログラムが増えるんだけど、試しに普通のTVドラマ--今日始まった「S-最後の警官」ってやつ--を観てみたら、これは確かになかなかすごい。サラウンド感が格段に増して、繋ぎ目なく周りから包まれているような感じがする。うむ、苦労した甲斐があったかも。
さて既に長くなっとりますが、もう1つ出現した仕事が、我が家の裏側の2本の雨どいにしっかりと巻き付いて、下から3Fの屋根にまで伸びたツタの除去作業だ。
これも気づいてはいたのよね。けっこうすごいことになってるってのは。我が家は土地ぎりぎりに建てたから、裏側にはかなり苦労しないと回れないようになっていて、通常は覗いてみることもなく、放置しているのだけど、3Fのウォークインクロゼットの奥にある小窓を開けたら、目の前に植物があってびっくりしたことがあってね。
で、こないだ2Fの納戸の天井から水が漏るという事件が起きてね。といってもそんなに激しくはなく、天井の壁紙(?)の一部がちょっと湿って、そこからたまーにポタッと水滴が垂れる程度なのだけど、今日この家を建てた工務店の人に来てもらったら、これは雨どいにツタが入って、うまく機能しなくなったために、そこから水が流れてるのかも知れないと言う。
てことで2つ目の仕事、ツタの伐採作業が出現。以前に買った強力剪定鋏を持って、家の裏側へ--回ろうと思ったらなんかすごく木が生えたりそのツタ自体もすごいことになっていたため行けず、裏のアパートへ、近所の路地をぐるっと回って侵入させていただいてみると、うわっ、家の裏側一面と言うのではないのだけど、裏の壁の両端に縦に走る雨どいの両方に、下から3Fの屋根までびっしり、ツタが強力にからまっている。
塀に上って剪定してみると、切るのはそれほど苦労しないのだけど、とにかく雨どいに強力に巻き付いていて、これを外すのがかなり大変な作業だ。30cmごとくらいで切っては、雨どいからはがしていく。
土曜日にちょっとだけやって、日が暮れてきたので諦め、今日続きをやった。下から3Fまでだから、2Fの裏側のゴミ置き用のベランダに梯子を持ってきて--立てようと思ったら、角度が急すぎて無理だったので、裏のアパートの2F奥の部屋の入り口前の廊下に、無許可で梯子を立てさせてもらって、かなりの高さでこれ梯子がガクって外れたりしたら死ぬなと思いつつ、上に行くほど繁っているツタと格闘する。
苦労して切ってはベランダに投げ、の作業を続け、最後には3Fの屋根に上って、雨どいの中に入り込んでいるのを取り去り、どうしても危なくて手が届かない雨どいの隅っこの一部は諦めたけど、9割5分ほどはやっとのことでほぼ外し、これをゴミ袋に詰めるのも大変だったのだけど、都合3時間近くかけてがんばったのを集めてみたら、見てこの大量のツタ。
この裏の塀は、近所の猫たちの通り道になっているらしく、この作業の間、入れ代わり立ち代わり、何匹かの猫たちが見学に訪れた。
さて、明日は成人の日。娘はまた晴れ着を着て、地元の公民館で行われる成人式に出るらしい。本人はなんかそんな儀式出たってつまんないし、その後高校の同窓会があるみたいなんだけど、それもまだ卒業からそんなに経ってなくて、よく遊ぶ友達も多いから意味わかんないし、とかなり後ろ向きなのだけどね。
そう言えばぼくも、成人式って出た記憶がないよなぁ。ま、とりあえず行っとけば?
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