今日は別のネタにしようかと思ってたんだけど、まだ行ってもいないとはいえ、今週マインドシェアのかなりを占めていたタイ旅行の予約のお話を、やっぱしとくことにしましょう。
なんでタイかって言うと、今息子が、長期出張で先月半ばから約2ヶ月半の間、タイに行ってるんですよね。趣旨としては研修とか現地法人への指導とかって言うことではなく、実業務を通じた修行に近いらしく、バンコクから車で2時間半ほどのところにある工場の寮みたいなところに住み込みで、普通に働いているようだ。
んでカミさんが、息子が行ってる間にタイに行きたいな、って言っていて、だけど彼女のこと、特に自ら何がしか行動を起こすと言うことはなく、無料旅行コーディネータであるぼくが動き出すのを待っている。
しばらく放置してたら、家族ラインで先週末に、「今日はどうしているの?」。これに対して息子が、バンコクのそばにあるビーチリゾート、ラヨーンってとこにいるよ、と美しい夕暮れのビーチの写真を送ってくる。娘が「いいなーバカンスじゃん。タイ行きたいなー」と食いつき、カミさんが「私も行きたいな」と。
このぐらいのことで動いてやろうかというのがそもそも甘すぎるのだけど、しょうがねーなーと、まずトラベルコでツアーの種類とか価格帯をざっくり調べ、忙しそうにしてるけど休めるの?と訊くと、いそいそとスケジュール帳を開き、3月の9日、10日なら休めるよー、有休全然使ってないしー、と。こうしていつも、ぼくは彼女の術中にはまっていく。娘は平日休みを取るのは不可能ってことで、2人で行くことになった。
3泊だと北部の古都チェンマイや、南方のビーチリゾート、プーケットに行くのは無理なので、首都バンコクと、そのそばの世界遺産アユタヤに行くことにし、息子にその週末どこにいて、お勧めのホテルはあるか?と訊いてみる。週末はバンコクに出てきて、トンローという駅のそばにある、日本人のバンコク赴任者が、住まいが決まるまで滞在することが多いと言う、日本企業御用達のホテルに泊まっているという。
そのホテルはツアーとかに組み込まれることはないようだし、どうせなら★5つのホテルがいいよね、と、息子のいるトンロー駅からBTS(スカイトレイン)で駅2つのバンコク中心地、スクンビットのアソーク駅に直結している「グランデセンターポイント ターミナル21」というホテルを選定。
エアーは羽田発着で、行きが午前発、帰りが午後発にできるタイ国際航空を選び、一番安かった「アバンティリゾート」という代理店に申し込む。けっこうギリギリだったようで、ツアーの表示価格の前提になっているエアーがもういっぱいで取れず、それより9,000円高い奴じゃないと無理だと言う。
別に高いからって内容やサービスが違うわけではなく、その値段で押さえている席の枠がなくなって、その上の価格帯の枠しかないってだけらしい。それでもHISとかJTBのツアーよりはだいぶ安いので、それで行くことにした。空港税や燃油代込みで@10万切るから、まぁいいかと。
んで、ふと気づいたのは、そういえばおいら、過去10年以上海外行ってないじゃん、と。うわ、パスポート取んなきゃ。埼玉ってパスポート取るのに大宮か川越に行かないといけないんだよね。めんどくさ。と調べてみたら、なんと!2015年から主な市ではパスポート取得手続きができるようになったって言うじゃん!
朝霞市の場合は朝霞駅の反対側にある市役所の駅前出張所で手続きできるというので、さっそく週に1日だけ夜8時までやっているという木曜日に書類と戸籍抄本を取りに行って、金曜日の朝に会社をちょっと遅刻して申請してきた。パスポートってあたり前だけど写真がうるさいよね。家で撮っていった写真は、顔の半分が暗いとか、光の当たり具合で白い斑点があるように見えるのがNGってことで、駅前の証明写真ボックスで撮り直す。
証明写真ボックスなんて多分30年くらい使ったことなかったんだけど、カラーだったり、パスポートとかマイナンバーカード用にぴったりのサイズの写真が撮れたり、顔の大きさをパスポートの規格に嵌るように何パターンかに加工して出してくれたりするのはいいんだけど、800円もするんだね。昔は400円だったような記憶があるんだけど。
両替をどうするかとか、空港からの交通手段をどうするかとか情報を集め、オプショナルツアーも大体これかな、と目星をつけたので、あとは息子が持ってっちゃった旅行用スーツケースをどうするかと、携帯・ネット関連の調査だな。タイ古式マッサージ、気持ちよさそうだなぁ。安いし。これもぜひやってもらおう。
代理店の担当のおねえちゃん--かどうか会ったことないのでわかんないけど--は、確認書にミスがあったりとか、こっちの質問にちゃんと答えてこなかったりとか、結構とぼけた対応だったんだけども、何度かやり取りするうちに、そんなにいい加減、ってことでもないらしいことがわかってきた。今日も買い物に行くのに車に乗ってたら電話かけてきて、頼んでいたオプショナルツアーのことでいろいろと調べた結果を連絡してくる。
いあまぁしかし、前に兄がサンディエゴに住んでいた頃に、まだチビだった子供たちを連れて行った時に比べれば、全部ネットで調べたり手続きしたりできるようになったのは、ホントに素晴らしい進化だよね。あの頃はたぶんまだ、ISDNで電話かけて通信してたもんね。
最近ハマっている井上夢人さんと言う作家の「パワー・オフ」という小説を今週読んだんだけど、まさにそのころのプロバイダーとか掲示板とかのネット事情を題材にしたもので、いやいや、こんな感じだったよね、と大変に懐かしかった。たかだか17,8年前の話なのにね。
てことで、3月9日から3泊4日でバンコクに行ってまいります。楽しみです。
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