先週は高校の同窓会--各学年の卒業生全員が対象となるオフィシャル同窓会の、何年かに一度ウチの学年が幹事になるときに、そのオフィシャル同窓会は原則パスして、その後行われる学年同窓会に出るのだけど--に行って、このブログをサボってしまったわけだけど、結果2回続けてシンバルの話になってしまうことをお許しください。
しかしまぁ、1,2年の時--母校都立青山高校は1,2年ではクラス替えがなかった--の同じクラスのクラス会は数年毎にあるけども、この学年同窓会は、前がいつだったか記憶にないけども、多分十数年ぶりだから、まーぁ懐かしい顔が揃うので、夕方から深夜まで3次会4次会と、相当に酔っぱらう覚悟になる。
しかも先週は、昼間にブーランの学校の、普通の会社で言うと株主総会に当たる「評議員会」があって、評議員になっているぼくやマキゾエやアブちゃんは、昼食時から飲み始めて、その後同窓会まで時間をつぶす間も飲み、ってので、ほぼ半日飲み通しで、かなりセーブしたけども、帰りはもうヘロヘロだ。
今回、ぼくが勝手にファンだったCちゃんに、3年の時のクラス単位で選ばれる同窓会委員を一緒にやろうと言われたのだけど、ゴメン、勘弁して、と断った経緯もあり、学年同窓会では彼女に平身低頭だ。Cちゃん、相変わらずほんわかしたノリでいいのよね~。なぜ断る?バカかお前はとブーランに言われた。「健康」ライブにはぜひ来てねー。
さて、シンバルの件ですが、もともと今持ってるZildjian A Custom 16" Crashは、「健康」が2004年に再開した後、まずレコーディングから始めたんだけど、その時に少しピッチ高めのきれいな音がするシンバルが欲しくて、超久々--多分20年ぶりくらい--に楽器屋さんに行って、ピッチ高いシンバル欲しいんだけど、って言って勧められて買ったものなのね。
でも最近は各メーカーともサイト上で音の試聴ができるようになってるんだけども、それで聞き比べてみると、このシンバルはそんなにピッチが高いってことはないじゃんかと。もうちょっとハイピッチで、周波数帯が狭く、きれいな音がするシンバルもあるじゃんと。Zildjian A Customを左に置き、それを右に置くと、時々やる、オカズに続けて16分食いで左を、続けてそのシンバルを次の小節頭で叩く、ってのが、きれいに決まるじゃん。
てことでA Zildjian Midium Thin Crash 16"、Sabian XSR Fast Crash 16"、Paiste Signature Precision Crash 16"の3つに絞って、慎重に聴き比べる。シンバルのピッチって、叩いた瞬間とサスティーン音で違ったりするので、較べるのがとても難しいのだけど、中でも比較的ピッチの変化がなく、きれいに音が伸びていたSabian XSR Fast Crash 16"を選定、サウンドハウスで発注。
このシンバルは、他の2つよりも値段も安く、税込み18,000円ちょっとで、これは銅80%の青銅合金を鋳型に注いで伸ばして作るプロ用タイプとしては、かなり安めの設定だ。Fast Crashというだけあって、叩いた時の音の立ち上がりが早く、明るくて、ライブ会場ではよく通りそうな音がする。
Sabianというメーカーはぼくが学生のころにはなかったんだけど、今は日本では三大ドラムメーカーの一つPearlが代理店をしており、練習スタジオNoahによく置いてある。老舗のZildjian、Paisteに加えて、このSabianとMainelというメーカーが最近のしてきて、シンバルは4大メーカーって感じになってるんだけど、ぼくのCrashシンバルは、今回Sabianを買ったことで、図らずもこの4メーカーのものが全て揃うことになった。
実際に届いたやつを、Zildjian A Custom 16"と、前回買ったPaiste PSTX SWISS THIN CRASHと並べて叩いてみると・・・。あれ?思ったよりピッチ差がないかなぁ。これだとちょっとイメージと違う。うーむ。シンバルって個体差があるから、難しいんだよね。店頭で実際に叩いた奴を買えばいいんだけども、在庫には限りがあるし、店頭では手持ちシンバルと並べて叩くわけにはいかないから、どのみち較べられないしね。
ま、これまた実際にライブで使ってみたり、録音してみたりすると、生音で間近で聴くのとまた違ったりするので、こりゃ使ってみてどうか、確認するしかないな。このビデオを観てみても既に、生音で聴いたのとはだいぶ印象違うし。
さてさて、先々週はもう1つ、値段が最安値より上がってるのでちょっと待ってるとこないだ書いた全自動コーヒーメーカー、Panasonic NC-A56-Kも、Amazonがそれまでの最安値から1,500円ほど下げて15,680円で出してきたので、発注した。
実際使ってみると、こないだまで使っていて壊れたSiroca crossline STC-401がステンレスメッシュフィルターだったのが、この機種では昔ながらの紙フィルターなので、細かい粉が漏れてしまってカップの底に溜まり、その結果コーヒーがなんだか濃くなりすぎる現象がなくなり、普通に美味しいコーヒーが入る。
紙フィルターは使い捨てなので、リサイクル時代には逆行するかもしれないけど、これは手入れをする立場で言えば、洗う部分が少なくなって少し楽になった。とくにフィルターに着いたコーヒー粉を落とすのって結構面倒だし、三角コーナー代わりにしている吸盤式フレームに穴あきビニールをセットするタイプの生ごみ捨ての中に、毎回うまいこと入らなくて飛び散ってね。紙フィルターをそのまま捨てればいいだけでも、だいぶ楽だ。
ミルの刃を変えて粗挽きにしたり、あっさりとコクありの切り替えができたり、豆の量もマニュアル通りよりは少し多めの方がよさげだったり、まだいろいろと試してみる余地があるけど、濃くならないだけでも、カミさんには前のコーヒーメーカーよりお気に召していただけたようで、よかったよかった。
てことでここ2週間での2つの買い物のお話でした。
いやぁしかし、同窓会で久々に会った、高校3年の時の学園祭の後夜祭向けに組んだサザンのコピーバンド、サザンオールコピーズのベースだったサッカー部のHが持ってないというので、その後夜祭の録音--小さなカセットレコーダーで録ったので、音は汚いけど、不思議とバランスがいい--をMP3に落として共有してあげたんだけど、久しぶりに聴いたら泣きそうになったな。
この時のライブの話は前に書いたけども、もうほんとにこれまでの人生で一番盛り上がった、わが青春の1ページでね。演奏はヘタクソだけども、聴衆が一緒に歌う声やら歓声やら手拍子、「いま何時?」のコール、予定外の2度のアンコール、繰り返し鳴る爆竹の音とか、実行委員会の女子の大声のアナウンスとか、そういうのが当時の感じを生々しく思い起こさせてくれてねぇ。
年寄り趣味だけども、やっぱこういうのを取っておくと、後々またその時の気分を思い出せていいよね。一般公開はできないけども、ブーランが「健康」ライブのイベントページで公開してるので、よかったら聴いてみてください。「健康」ライブに招待されてない方はアクセスできないので、ぼくの知り合い--特に高校OBOG--の方で、聴きたいという方がいらっしゃったら、FBとかでご連絡いただければ。
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