このブログを始めて3回目のワールドカップ。今回は日本は勝てそうにないとか、オランダもイタリアもいなくて盛り上がりに欠けるとかいろいろ言われてるけども、もちろん日本代表の試合は気合入れて観るつもりではあるものの、毎回書いてる気がするが始まってみるとこれがまぁ面白い。
初戦のロシア×サウジなんて、まぁつまんなそうな試合だと思ってて、5対0という結果から見ても争いという意味では確かに面白くはなかったのだけど、日本よりFIFAランクが下のロシアが、意外にヨーロッパっぽい美しいサッカーをするなってとこから始まって、ダークホースと目されるエジプトが、がんばってがんばって無得点に抑えていたウルグアイに、最後の最後にやられちゃったりとか。
昨日の深夜にやっていた、1次リーグでは最大の話題だったポルトガル×スペイン、すごい試合だったねぇ。深夜3時からだったので、昨日は「健康」の久々のリハがあったりで疲れていた上に待ってる間に酒を飲みすぎて、半分寝落ちしながら観てたんだけども、試合展開もすごかったし、クリスティアーノ・ロナウドは最年長ハットトリックだし、もうなにしろ、まるで早送りで観ているような選手たちの体の動きやボールの動きの速さ。
フランス相手にオーストラリアも頑張ってたんだけどねぇ。惜しかったねぇ。そして今書きながら観ている、これもダークホースと言われる人口わずか約35万人の国アイスランドとアルゼンチン。いい試合だなぁこれも。
ぼくは初めてワールドカップをかなりじっくり観て魅せられた86年メキシコ大会、全盛期のマラドーナの5人抜きとか「神の手」があったあの時以来、なんとなくアルゼンチンのファンなんだよね。メッシ、すごいよねぇ。
てわけで、当面このブログはサボったり短くなったりすると思います。これから決勝トーナメントに入ると、ますますマジ本気モードに入って、前回のブラジルが7点取られた試合みたいに、リードされてあからさまに心が折れていく様子が見られたり、面白くなっていくんだよね。楽しみだなぁ。
今日の2つ目のネタはSuperflyの久々のシングル「Bloom」。初回盤2バージョンを合わせて3バージョンあって、昨年11月に休養明けで1年8か月ぶりに1回限りで行われたデビュー10周年記念ライブの音源を収めたCDと、同じライブの映像を収めたBDがついているバージョンは、シングル自体は4曲しか入ってないのに、4,400円とかする。ぼくはもちろんこれを買った。ライブBDが観たかったからね。
今回のライブはオーケストラを中心とした、変わった構成のドラムセットに、電気ベースは入っていない26人のバンド編成。ステージ中を埋めた花の中、いきなり超ショートカットで表れた越智志保は、いま日本でもっともパワフルなボーカリストと言われ、ディストーションバリバリの中で歌ってるイメージがある。でも本人もインタビューで言ってたけど、音量のダイナミックレンジが広いこういうバンド編成の方が、小さな声で歌っても聴こえるし、表現力が増してのびのび歌っている感じ。それがすごくいいのよ。
久々で不安もあったみたいだけど、レコーディングの様子とかを収めた場面を観ていると、休養前の追い詰められた状況から解放された、リラックスした感がよく出てて、なんかますますボーカルが艶っぽくなってるんじゃない?
新曲「Bloom」は、最近「関ジャム」でよく見かける蔦谷好位置作曲、いしわたり淳治作詞、これがまたいい曲だねぇ。かなり感動的なサビなのに、1コーラスだけでCメロに行く潔い展開も、このCメロからサビ2回目に行くところもまたいいし、未来につながる内容の歌詞もいい。この曲も今回のライブも、蔦谷さんがプロデュースしていて、ライブのピアノも弾いている。彼がバンドでピアノを弾いている姿は最近なかなか見ないと思うんだけど、さすが、プレーヤーとしても普通にうまいんだね。
そして2曲目に入っているドラマ「あなたには帰る家がある」の主題歌「Fall」、これもいいねぇ。越智志保作詞作曲の、ドロドロの不倫ソング。ぼくはドラマの方はあまりに生々しい展開で観るに堪えなかったのだけど、こういうハードジャズっぽい曲にも、彼女のボーカルは見事に合うよね。
いやいやこのシングル+αは、お高いけども買う価値あったなぁ。彼女のアルバムは全部持ってるし、ライブBDも他にも持ってるくらいのファンなのだけど、彼女のライブはまだ一度も行ったことがないんだよね。一度行ってみたいなぁ。ちょっと真剣にウォッチしてみるか。
うわぁ、メッシがPKはずした。すげぇ試合だなぁ。引き分けたかぁ。アイスランドがんばったねー。
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