あーあ、今日で夏休みもおしまい。ってことで超サザエさん症候群なので、手短に。今週中に3回ブログ書くって宣言しちゃったからね。
昨日のライブにお越しいただいた皆さん、ホントにありがとうございました。ぼくはほとんど何もしてないんですが、他のメンバー及び他のバンドの努力の賜物で、一時は立ち見も出るほどの盛況ぶり。本当に感謝感激でございます。
15時に入って順調に逆リハが進んだが、今回驚いたのは、ドラマーが3人とも、10インチタム--通常のドラムセットは12インチ、13~14インチのタムと14~16インチのフロアタムの3つの構成になるが、10インチタムはその左にセットして高音を出す--を使うってのと、それはまだしも、3人とも譜面を見るってので、ぼくが持参したタムと譜面台を使わせてください、と言われたこと。
譜面を使うドラマーなんて、アマチュアではぼくくらいかと思ってたのに、対バンSpyesさんのドラマーは「いやぁ、歳取ると憶えられなくて」だって。いやいやどうぞどうぞ、お気軽にお使いください。
18時開場の予定を5分ほど早めたが、なんとその時点で既に20人ほどの待ち行列ができており、開演の18:30ぎりぎりまでかけて満員のお客さんに入っていただく。
最初のバンドはそのSpyesさん。Nisshie'sのキーボーダー、マエダンが、同志を集めてやってる往年のプログレバンド「Yes」のコピーバンドで、今回は有名なアルバム「危機」の全曲--つってもA面1曲、B面2曲の計3曲しかないんだけど--を演るという大胆なセットリストだったんだけど、まぁあの複雑な構成とリズムは、そりゃ憶えられないわなぁ。
それをまた、キーボードを6台ほど持ち込んで、ほとんどアルバム通りにやってのける、そのこだわりがすごい。マエダンのマジ本気を見たな。素晴らしい。
ぼくも学生時代、プログレは大好きだったものの、個人的にはプログレと言えば、の「Yes」や「Genesis」や「King Crimson」--いや、これらのバンドもアルバムは一通り聴いていたけども--よりも、「Camel」とか「Caravan」といった王道でないバンドが好きなひねくれ者だったのだけど、「危機」の各曲は、大体は憶えているし、B面1曲目の「And You And I」のギターリフとかは超懐かしい。
2つ目のバンド「JJI」は、みのりんが達郎のコピーバンド「Sparkle」で一緒に演っていた、ドラムの山ピー、ギターのミキさんと組んだ3ピースバンドで、Beck, Bogert & Appiceをはじめとする往年のバンドの名曲を、大音量で演奏していく。ずーっとこれがやりたかったというみの教授の、なんと楽しそうなことか。
最後の我々「健康」、今回のセットリストは、
1.正月早々めでたいな
2.足
3.こんちゅう(新曲)
4.ベジタリアンの煩悩
5.ぼくは年男
6.だいじょぶデス
7.全米が泣いた
8.住の江
EC1.うなじ
EC2.手
最後の「住の江」が、30数年ぶりに演った、「健康」がマジメな曲をやっていた時代の代表的な大作で、今回の構成は初期のものよりも少し短くしたバージョンだったけど、それでも9分くらいある。
今日いつものように撮ったビデオと音声を編集してディスクに焼き、メンバー共有用にYouTubeにアップする作業はしたものの、まだぼく自身は全部は観てはいないんだけど、この「住の江」はさんざん練習したのでまだマシだったとは言え、全般に個人的にはかなり失敗続きだったなぁ。
オリジナルだから、ヘクってもリズムが崩れなければ基本的には誰も気づかないんだけど、リズムまで逝っちゃったところもあった。いやあ、ホントに申し訳ありません。
ブーランもいつものような機材トラブルは珍しくなかったけども、声がかなり枯れていたし、構成や歌詞の間違いがかなりありましたな。
言い訳になるけれども、やっぱ体調は万全じゃないといろんなとこに影響出るよね。タダでさえ忘れっぽくなってるのに。毎食前・食後に飲まなきゃいけない薬の、特に食前の奴を、しょっちゅう飲むのを忘れるので、カミさんにダイニングテーブルの上に、「薬」って大書したA4の紙を置かれてるくらいにね。
汗だくになって9時半前に1時間弱のステージが終わり、バタバタと片付けて、この日は昼に息子の出た隅田Jazzフェルティバル、夕方に地元の町内会の祭で娘のよさこい踊り、そしてこのライブと追っかけ3連チャンだったカミさんが、夫を置いて先に打ち上げ会場に行っちゃったので、重い荷物を背負ってひきずって、車まで数百m運んだら、せっかく着替えたのにまた汗だくになった。
打ち上げにもたくさんの方にお越しいただき、皆さんよかったと言ってくれて、ホントにありがたい限りです。特に今回M先輩の形見のスネアを使ったのが、いい音が出ていたと言っていただいて、実際に録音を聴いてもなかなかの音が出ていたのが嬉しかったなぁ。
ぼく自身は満足な出来ではなかったけども、全体としては楽しんでいただけたのならよかったです。怖いけどこれからビデオを観てみます。精進しますので、ぜひまた観に来てくださいませね。
さてさて、次は9月30日のOHCD。Nisshie'sは今回はマエダンではなく、ずっと前にNisshie's AngelsとしてOHCDに出た時の大先輩ミホ姉がキーボードを担当する「Nisshie'sほーみー」になるんだけど、この選曲がまたアグレッシブでしてですね。
ホントに1回のリハでやるんスかこれ。相当がんばらんと厳しいぜ。てことで毎年夏はバンド三昧です。
M先輩じゃなくて、松井先輩と書いた方が松井さん、喜ぶぞ。
投稿情報: ブーラン | 2018/08/20 09:52
いちおう直接的名字・名前は避けるというルールを敷いているので。
マエダンとかミホ姉とか書いちゃってるのは、ギリギリあだ名としてってことで。
投稿情報: tacovo | 2018/08/20 12:17