5月になりましたなぁ。先週はま、いっか、ってことでこのブログをサボってしまったけども、緊迫した現場で必死の対応をして頂いている医療機関関連他の方々には申し訳ないとは思うものの、4月はついに初日以外1日も出社しなかったこの状況では、心身ともに緩んできてしまうのはいかんともし難い。
常に頭と体を緊張させ、残業なんかもたんまりして、それぞれのお仕事に勤しんでこられた方々には、この状況は辛いのだろうねぇ。ずっと家に居るとストレスが溜まり、家の中がギスギスして、買い物に行ったり遊興施設に行ったり、ぼくだって多分10年ほど前にこの状況に置かれたらそんなことになったかもとは思うけども、ぼくの場合はここ何年かはだいぶ楽に仕事をさせて頂いていて、半スローライフ的になりつつあったので、なんか別にそんなにしんどくはない。
とは言え平日は朝9時過ぎには起きてるし、それなりに仕事はしてるので、曜日の感覚がなくなるような自堕落には陥っていないのよ。でも朝夕の通勤時間を始め、時間に余裕はできているので、その時間何をする?って話にはなってくる。
なにしろスポーツ興業が一切されないのと、新ドラマも軒並み開始延期になっちゃってるので、もともとオフだった時間の中にも余剰が出てくる。初回から何度かは放送された月9「SUITES」も木曜深夜の「ギルティ」も、ついに水曜9時のテレ朝の高視聴率枠「特捜9」も、来週から過去のドラマの再放送になっちゃったしね。残るは深夜以外では日曜の「美食探偵」だけだけど、いつまで続けられるんだろうか。
で、今日のネタはその余剰時間の過ごし方なんだけど、まずはその過去ドラマの再放送ね。全部観てるわけではなくて、過去観たものの中でもわりあいよかった記憶のあるもの中心になんだけど、例えば同じ医療ドラマでも「グッド・ドクター」よりは「コウノドリ」の方が、ホントの赤ちゃんを使ってたりストーリーとしてもリアリティがあるな、とかって観方ができるのはいいね。「素敵な選タクシー」もバカリズム節が光っていてよい。
あと「野ブタ。をプロデュース」みたいな古い名作の再放送はいいよね。もっとあの頃の名ドラマをやればいいのに。「ロングバケーション」とか「ラブジェネレーション」とか「ビューティフルライフ」とか。おっとこれ全部キムタクだな。あと「ビーチボーイズ」とか「オレンジデイズ」とかね。
それほど古くはないけど、「仁-Jin-」の土日集中全話再編集放送もいい。あの頃の賞を総ナメしただけあって、気合の入ったドラマだよね。結局解決しないタイムスリップの謎を始め脚本には?のところもあるけど、時代劇のセットやエキストラの数、なにより演者たちの演技が素晴らしい。
そしてもっとも貢献してくれているのが映画鑑賞、それも特に、こないだも書いたけどAmazon Prime Videoだな。以前は契約していたDMMの定額月額レンタルを辞めて、最近は新作は近所のTSUTAYAで5枚1,000円のサービスを使って借りるようにしてるんだけど、新作が出ることが多い水曜日、今週行ったら、まぁ休日だったからかもだけど、まだ昼の2時過ぎなのに、みんな家籠り対策でか、リストアップして行っためぼしい新作は全て借りられて在庫なし。
てことで最新作よりも見落としていた過去作品や、よさげなものを、邦画を中心にAmazon Primeでピックアップし、「ウォッチリスト」に入れておいて、順番に観ていく機会が増えている。かなりの数観ているので挙げたらきりがないけど、直近では「チア☆ダン」とか、ホーキング博士の実生活を描いた「博士と彼女のセオリー」とか。あとこのウィルス禍の予見をしてたかのような往年(80年)の名作、「復活の日」もこないだ観たな。なんかあの頃の邦画の拙い特撮感とかが懐かしかった。
最近は動画配信サービスもだいぶ充実してきていて、TV局系のものでは見逃した直近放送のドラマとかはほとんどタダで観れるし、例えば「U-NEXT」とか「Netflix」とか「hulu」とか、コンテンツの充実度ではAmazonをはるかに越えるものも多いのだけど、それでもAmazon Prime Videoも各種映像作品が2万数千本上がっていて、週に数本観ても、観るものが無くなると言うことはない。
またいずれのサービスも安くても月千円弱はかかる一方で、Amazon Primeは、以前より値上げして今は年間4,900円になっちゃったけど、そもそもこれってAmazonで買い物した時の送料無料とか翌日配送とか--家籠りネットショッピング隆盛の世相で最近は配送が遅れ気味だけども--のサービスのために契約してるので、Prime Videoについては感覚的には「おまけ」=タダだ。Amazon Primeって、ぼくが普段からAmazonで物を買う機会が多いからってのはあるかもだけど、この手のサービスの中では最もコストパフォーマンスがいいと思う。
それから、電車に乗らなくなっちゃったんでトイレに行く時くらいしか必要とされる機会が無くなっちゃったんだけど、本のこともある。近所の朝霞市立図書館は、公共機関だけに4月は全日お休み、先日5月いっぱいまで休みを延長します、ってことになって、これまで常に月6~8冊ほど借りていた文庫本が借りられなくなっちゃんたんだけど、それに代わるものとして、Amazon Prime Readingというサービスがある。
もともとKindleという独自端末で電子書籍を提供してきたAmazonは、Prime特典の一環として、これらの書籍の一部を、タダで読めるようにしている。Kindle端末を持っていなくても、普通のスマホやタブレットにKindleアプリを落とせば読むことができる。
もっともこれはほとんどプロモーションの域を出ないもので、提供タイトル数も千冊弱であり、好きなものを選んで読むってわけには行かない。月980円を払って「Kindle Unlimited」のサービスを契約すれば、和書だけで約12万冊の中から選べるのだけど、もちろんそこまでする気はない。まぁ一応暇つぶしにはなるくらいのタイトル数はあるしね。
とここまで書いて、Kindle Unlimitedについて調べてたら、この家籠り状況への対策サービスとして、Amazonが本来980円/月のこのサービスを、5月6日まで限定で、299円/3ヶ月で提供していることに気づいて、そんな安いんなら試してみるかと申し込んでみた。
やっぱ12万冊とは言っても、小説とかはあまり強くないね。宮部みゆきとか東野圭吾とか有川浩とかの今どきの人気作家の作品はUnlimited対象になってないし、個人的に好きな井上夢人とか高野和明とかもそうだ。うーん、やっぱ図書館代わりにはならないな。これまでなじみのなかった作家の作品を、好きなジャンルとかから拾って、その中で口コミ評価が高いものを、とかって選び方はできるけども。ってのと実用書や学術書とかの充実度はぼくにはわからないのだけど。
さらに言うと緩んだ頭には--Unlimited申込前の話だけども--、スマホでマイナーかつ評価もそれほどではない新タイトルを読むこと自体がストレスになり、結局繰り返し読んでいる数少ない愛読書に走っちゃったりね。今はまた、何十回目かの「龍馬がゆく」を読んでいる。なんで何度読んでも面白いんだろね。ついトイレを出た後も読んでしまう。飛ばし飛ばしなので、全8巻があっという間に終了しそうだ。
さて、今日から今年のGWは短いとは言え5連休。こういう時こそやらなきゃ、の曲作りも、一応1つのアイデアは浮かんだのだけど、あとは緩み切った脳ミソに、これを曲として仕上げる気合が入れられるかだな。
今週29日は我々夫婦の33回目の結婚記念日だった。ゾロ目なのでなんか「○○婚」的な名称がついてるのかと思ったら、何もないのね。今年は出かけるわけにも行かず、先週日曜に日立市に新築した家に引っ越した息子夫婦の手伝いにも行けず、しょうがないのでLineのビデオ電話で一家で集まって、スクショ写真を撮ったりした。
緊急事態宣言も期間が延びそうだし、ウチの会社もとりあえず5月6日までと言っていた原則リモートワークの体制を、いつまでかは不明ながら延長することを決定した。ちょっと先が見えませんが、皆さん、気持ちをゆったり持って、家籠りエンタメで心に滋養を与えましょうね。
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