今月還暦を迎えるぼくだが、誕生日の約1ヶ月前になる先月末に、運転免許更新の案内が来た。「運転者区分」欄には「優良」とある。やった!ついに人生初のゴールド免許獲得だ。
てことで今週平日の空いている時間に、免許更新に朝霞警察署に行って来た。朝霞警察署は、数年前までは川越街道沿いのもう少し郊外寄りにあって、5年前に「朝霞少女監禁事件」--ひどい事件でしたが--で少女が救出されたときにマスコミが集まっていたのはそっちだったが、ずいぶん古ぼけた建物だったのが、その後500mほど都心寄りの、川越街道と、朝霞市中心部から大泉学園の方に抜ける道との交差点の南東側角に新築移転した。
このためこの交差点は、元あった「税大研修所前」から「朝霞警察署前」に名前が変わったが、この交差点はいずれの方向からでも川越街道を帰ってくると、我が家に行くために右左折する場所で、警察署は我が家からは少し近くなった。距離はたぶん1.2kmくらいだ。
今回初めてこの警察署に足を踏み入れたが、さすがに中は新しくきれいで、入り口を入ってすぐ左が免許更新のコーナーになっており、受付をして、申請書を提出して、カウンターに置かれた緑色のボックスを覗いて視力検査をし、写真を撮り、とサクサク進む。
毎回免許の写真の時は気を付けているつもりなのだが、眼を大きく開けとこうと今回も同じ轍を踏み、またびっくりしたような顔になってしまった。こりゃ前回よりひどいな。これで今後5年かぁ。しかもこれは仕方ないが、前回よりも明らかに頭頂部の毛量が減っている。う~む。
講習まで15分ほどあったので、外に出て一服し、初めての30分と言う短時間の講習を受けて、待ち時間も入れて1時間ちょっとくらいで、念願のゴールド免許が発行された。
んでその待ち時間に、あらためてスマホで確認してみたんだけど、ゴールド免許は更新期間が5年となり、自動車保険とかでも割引なんかの特典が受けられるんだけど、ブルー免許にも「一般運転者」と「違反運転者」があり、後者は更新期間3年だけど、前者は5年だと言う。
あれ?そうか。今回免許更新までやけに長かったなと思ったんだよな。今回も5年だったのか。てことは、今でも自動車保険は、あまり運転しないがためにずっとゴールドのカミさんを「主たる運転者」にしてるから割引特典を既に受けられてるんで、講習の時間が短くなる&その分更新手数料が300円ほど安くなるくらいで、他には特にメリットはないってこと?
まぁあまり運転しない人を「主たる運転者」にしてるってのはウソではあるので、そこをちゃんとするってのは社会人として正しくはあるんだけどね。いや、最初からずーっとウソをついてたわけじゃないのよ。以前娘が、清瀬にあったバレエ教室(我が家から片道8km弱)に通ってた時は、中学の頃から彼女が自分で免許を取るまで、週3回行くうちの2回はカミさんが車で送り迎えに行ってたからね。1回につき行きと帰りと2往復だから、それだけで週約60km、月240km。その時は確かに「主たる運転者」だったので。
前回の免許更新の1年半ほど前に、朝霞駅そばの線路のオーバーパスから線路沿いの道に左折するときに、横断歩道の手前に「止まれ」があって、そこで止まっても車が来るか見えないから、横断歩道に乗って止まったら、そんな地味な場所にも関わらず張ってたお巡りさんに捕まって切符を切られてね。
誰も横断歩道を渡ってなければ、そんなとこで止まっても意味ないじゃん、しょーもない点数稼ぎするなよちっくしょーと思ったけど、これはもう仕方ない。てことでブルー免許になってしまった。だけど軽微な違反1回のみだったので、「一般運転者」で期間は5年だったのね。そう言えば2016年は引っ越す前の朝霞警察署で更新できたわ。
その前が3年だったのは、2010年に「健康」のリハに向かう環7の野方辺りでスピード違反で一発免停になったからか。しかもその免停は同じ年に行った3回前の免許更新より前のことだったのに、5年遡られるので、前々回(2013年)の「違反運転者」扱いが最初から確定していたという。
さらに言えばその免停だって、ぼくが違反取られた割とすぐ後に、環7の制限速度が40kmから50kmに変更されたのよ。あんな片側3車線直線の見通しのいい場所で40kmっておかしいと思ってたんだよね。もしその時も50km制限だったら、免停にはならなかったはずなのに。テキトーに制限速度決めんじゃねーよ。しかもわざわざそこでネズミ捕りしてるっていう。検察に呼ばれたときに、裁判起こすって言えばよかった。ま、めんどくさくてとてもそんな余裕なかったけど。
「違反者」は埼玉の場合、最近は大宮駅前でもできるようだけど、基本的には鴻巣まで行かないといけないからね。遠いのよこれが。我が家なんかまだマシな方だけど、秩父とかに住んでる人はどうすんだろね。しかも鴻巣と大宮はどっちも高崎線沿線だから、大宮に出先作ってもあんまし意味ないんじゃね?免停を取り戻す講習会をやる場所は、これまた宇都宮線の大宮の2つ先の土呂って駅が最寄りだし。埼玉は東西に長いんだから、少し考えて欲しいもんだ。
それ以上遡ってもややこしいだけなので書かないけども、とにかく今の制度になって以降、2007年の時も駐禁2回で鴻巣まで行かされたし、前回が5年だったってことも気づかないくらい、すっかり免許の更新は3年ごと、ってのが刷り込まれていて、あこがれのゴールド免許、みたいになってたってわけね。
なぁんだ。実際にゴールドになってみてから気づいたら大したこたぁなかったっていう、かっちょ悪い誤解思い込みの一幕でした。
まぁだけど逆に言うと、こういう考えはよくないけども、5年ごとに30分余計な講習さえ覚悟すれば、軽微な違反ならやっても大丈夫ってことだよね。還暦間近でぼくも老年に手がかかり、最近はそんなに荒い運転をしようって気にもならないんだけどね。
今週はこの他、今年は残念ながら喪中で年賀状は出せないので、「筆まめ」のありもののデザインから適当に編集して喪中はがきを作り、自分の分と、カミさんをせっついてカミさんの分の送付先を決め、光沢紙を使う必要もないので郵便局で既製のインクジェット葉書を枚数ぴったり分買ってきて、文化の日のお休みに一気に印刷した。来週あたりに出す予定だ。
例年なら今頃から年賀状プロジェクトが発進し、家族写真を撮るための日程調整が行われ、デザインやクイズネタに悩み始めるのだけど、それがない分寂しくはあるけど楽っちゃ楽だ。我が家の情報量満載のド派手ゴテゴテ年賀状を楽しみにしていただいている希少なお知り合いの皆さん、そういう訳で今年は失礼しますので、悪しからずご了承くださいませね。
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