木曜日は関東地方にしてはなかなかすごい雪でしたなぁ。何の因果かこんな日のしかも午後の降雪ピークの時間帯にMTGが入ってしまい、やむなく出かけたのだが、渋谷パルコビルの商業棟部分の屋上庭園は、ほとんど金沢の兼六園かと見まがうような様相で、こりゃまぁめったに見られないことに違いはないわな。
埼玉南部は東京よりは雪は少なかったようで、翌日雪かきしなきゃならんかと思って、朝雪で埋もれた家の前のプランターとかだけはちょっと雪を落としてみたのだけど、その後陽が当たったら、プランターも家の前の道もすっかり雪が溶けて、もはやほとんど降った形跡もなくなってしまっていた。ただ午後に車で少し出かけた時には、家のそばの日当たりの悪い道は一部凍結しており、歩行者が転んだりすると怖いので、慎重な運転を要した。
さて、そんな冬ピークを迎えた今日はまず充電式湯たんぽの話なのだけど、前にも書いたけど湯たんぽって漢字で書くと「湯湯婆」になるんだよね。昨日再放送していた「千と千尋・・・」の「湯婆婆」みたいだけど、もともと中国語で「婆」は妻の意味で、妻の代わりに抱いて暖を取るもの、というちょっと艶めかしい語源なんだそうで。
で、去年の暮れにその妻--カミさんから、これ買って、とメールが来た。我が家ではぼくだけがプライム会員になっているので、Amazonで物を買う時はこうしてURLを貼り付けたメールが届く。見ると湯たんぽではあるのだけども、フェイクレザーの袋の中に液状の保温材が入っていて、これを電気の力で暖め、その周りにモコモコの起毛カバーをかけて使う。10分ほどの通電で数時間は温かいと言う。
ほぉ、こんなもんが出てるのね、とちょっと検索して、より評判がよくて500円引きクーポン付きのがあったので、そっちを発注。届いたのをちょっと触らせてもらったら、真ん中の穴の部分に手を入れるとなるほどこれは暖かいし、ふわふわの手触りも気持ちいい。
カミさんは以前から末端冷え性気味だった一方、ぼくはそうでもなかったのだけど、歳を取って体質が変わったのか、最近はぼくも、トイレに行ったり手を洗ったり飲み物を汲みに行ったりするたびに、手がすぐ冷たくなるようになってね。デスクに戻ると指先が冷え切っている。ブース全体をエアコンで温めるとボーっとしてくるので、基本足元のセラミックファンヒーターだけを点けているからなのかもしれないけど。
んでこれはぼくも欲しい、ってなって、今はもう使えないみたいだけどまだ500円引きクーポンが使えた今週水曜日に同じものを追加発注。今もこれを腿に乗せて、時々手を突っ込みながら書いてるけど、いやいやこれは手放せなくなりそうだぞ。
2つ目は先週コピー譜面起こしをしたと書いた、一昨年30数年ぶりに復活したRadical Partyの新曲の練習だ。直近のリハの日程も決まり、最初が今月25日の予定なのだけど、ぼくもちゃんとしたバンド活動はコロナ禍に入って初めてなのでね。難易度の高い曲も多いし、早めに練習開始が必要だ。
もっとも難易度が高そうな、ハイスピードハードロックの1曲のみをやってみたが、久々にやったからって叩き方を忘れちゃってるってことはないのだけど、バスドラの連打が予想通りちょいと大変だな。あと自分の引き出しにない手や足の入り方、連動があって、こういう運動神経の新たな繋がりに依存する部分って、昔はちょっと練習するとできるようになったもんだけど、歳を取るとこれが、できるようになるまで時間がかかる。1度できてもまたすぐ忘れちゃうしね。
まぁでも今日は休み休みながら--高校ラグビー決勝をやってたのでね--3時間ほどやってみて、繰り返し練習すれば何とかなんじゃね?ってとこまで行けたんで、とりあえず一安心。オミクロン株があっという間に蔓延して、また大変なことになって来ちゃったんで、予定通りライブができるかどうか不透明だけど、やっぱドラムを叩くのって楽しいっす。
3つ目はいまAmazon Prime Videoで独占配信されている「Perfume LIVE 2021 Polygon Wave」を観た話。
Perfumeについてもこのブログで過去何度か書いていて、聴くだけでなく観ることでそのインパクトが何倍にもなる、最近はそういうバンドも他にもないでもないけども、とにかくその先駆けとなりかつ今でも先頭を走り続けている革命的なグループだとぼくは評価しているのだけど、昨年のお盆に2日間だけ横浜のぴあアリーナで行われたこのライブでは、またやってくれた。
これまでもプロジェクションマッピングとかいろんな映像とのシンクロはさんざんやってきた彼女たちだけど、このライブではアリーナの中心に横15m弱、縦がその倍ほどのステージを設え、このステージ全体とそれに繋がった後方の大スクリーンが全てLEDディスプレイになっていて、楽曲とシンクロしたさまざまな映像が映し出され、これを観客は客席から見下ろす形になっている。
幾何学模様や建物のような映像やその他もろもろが、彼女たちの立ち位置から広がっていったりぐるぐる回ったり伸びたり縮んだり、縦横無尽に映し出される。スポットライトが当たって彼女たちの影かと思っていた黒い人型が、実は映像で彼女たちが離れても元の位置に映されたままになったり、いやぁこれはすごい。画期的。
もちろん彼女たち自身のダンスや、相変わらずあれだけ動いても外さない歌も素晴らしいし、今回初めてELEVENPLAYというダンスカンパニーのダンサー16名を加えて行われたパフォーマンスも素晴らしかった。演出のMIKIKOさん、天才です。Amazon Prime会員の方はぜひ観てみることをお薦めします。
最後は毎年正月第2週に放送されるようになって、今年は昨日放送された「UTAGE新春スペシャル」で、去年も書いたけど今年も行われたアカペラパフォーマンスについて。この番組自体はアーティストや歌うま芸人が他人の曲をカバーするのが中心で、これにはぼくはほとんど興味がないのだけど、このアカペラだけは、去年「I Love...」をやったのが素晴らしかったのでね。
今年はピン芸人対プロアーティストってことで2曲披露されたのだけど、まぁ芸人の方もけっこうがんばっていたけども、プロの方がやった米津玄師の「感電」は、今年もなかなか良かったな。去年と同じ島津亜矢に加え、メインボーカルにToshi、その他バックもみんな一流のメンバーなので、まぁ当たり前っちゃ当たり前なんだけど。
でも、うーん、去年ほどリピートで観たくなるってことはないかな。高橋愛、二宮愛、Tiaと言った上手い女声ボーカルがいなかったからかな?あと選曲が難しすぎたんじゃないの?アカペラでやるには。メロディーが複雑だし、リズムにブレークが多いし、あともともとそれほど感動的な曲ってことでもないし。
てことで、年明けの小ネタ4発でした。寒いしオミクロンも大変だけども、皆さまご自愛くださいね。
※PerfumeのLive画像は音楽ナタリーさんからお借りしました。問題ありましたらご連絡下さい。
コメント