いやいやすごいですなぁ、オミクロン株。ウチの会社でも定例会議がほとんどリモートになり、先週水曜日以降今週いっぱいは、ぼくは1日しか出社しなかった。
そんなオミクロン隆盛の、東京の陽性者が初めて1万2千人を超えた今週火曜日、2年以上ぶりに「Radical Party」のリハが、恵比寿のスタジオNoahで行われた。本来中止にすべきなのかもしれないけど、こんだけ急激に陽性者が増えちゃうと、無料キャンセル期限の1週間前までに判断するなんて至難の業だよね。
「Radical Party」は、3年前の11月に、ぼくの学生時代のバンドサークルのOBライブ「音感Home Comming Day」で、37年ぶり(かな?)に復活したバンドで、高校時代のバンド仲間の先輩後輩に、ベースにみのりんに加わってもらい、学生当時は7人構成だったが、今は5人構成、1つ後輩のボーカルMのソウルフルな歌声がウリのロック・R&Bバンドだ。ちなみにMは昨年末に娘さんが娘ちゃんを生み、ぼくに続いてメンバー2人目のおばあちゃんになった。
火曜日は毎週定例会議が入っていて出社していたので、リハも火曜日にしてもらったのだが、その会議もリモートになってしまったので、結局ぼくは家から夕方出かけた。これまでリハ後は近所の居酒屋で飲み食いして帰るのが習わしだったが、この状況なのでそれは無しと言うことになったため、少し早めに行って個席ごとにアクリル板が立てられた吉野家恵比寿店で優待券を使って牛丼を食べ、Noahに向かう。
このバンドだけでなくぼく自身も、リハスタジオに入ること自体その「Home Comming Day」に向けたリハ以来だ。なので終始マスクを着けてリハをするのも初めてのことだ。しかもこの日のメイン曲は、このブログにも何度か個人練習したと書いた超ハイスピードハードロックで、短い曲なのだが1回やるだけでかなり息が切れ、汗も噴き出してくる。
そんな息苦しかったこの曲も、まだ安定してミスなくはできないけど、なんとかなるだろうってところまでは行けた気がする。バンド全体で合わせるのも、最初はギターだけになるところでテンポが落ちるとか、いくつか問題が生じたけど、2時間のリハで都合7,8回やって、個人的にはヘトヘトになったが、最後はだいぶいい感じになって来た。
しかしあらためて感じたのは、バンドって楽しいわぁ!ってこと。リハが終わってからタバコ部屋で、ギターの先輩Iくんと、バンドって楽しいね、ってことで大いに合意した。
ボーカルMも、曲決めの時にさんざん、大変だからやるのが嫌だと言っていた、「Home Comming Day」の時にもやったミドルテンポロッカーバラードを、コロナ家籠りの憂さ晴らしか、超思い切り歌っていて、なんだ、すっごい声出てるじゃん。昔から少し気が小さくて、楽したがるんだよね。もうキミの尻込みは5割引きくらいで聞くことにしよう。
次回は2週間後の同じ火曜日を予定しているが、あと3曲、譜面起こしは済んでいる曲たちを練習して行かねばならない。今日やってみたが、そのハイスピードロックさえクリアできれば大丈夫だろうと思っていたのが、意外にこれまた自分の引き出しにない手足の使い方が多い。でも何とかなるだろう、ってことまでは行けた。
本番は今の状況のままだと実施がかなり怪しいけど、リハだけでも楽しいからいいか。ただその次回リハも果たしてできるのかどうか。2月上旬がピークだと言われているからねぇ。ぼくは別に外で飲食店に行ったり飲んだりできなくてもちっとも嫌じゃないんだけど、こんな楽しいんなら、やっぱりコロナには早く去っていただきたいなぁ、と切に思いました。
さて、今日2つ目の話題は、ブーランの娘愛ちゃんの活躍について。先月彼女がダブル主演した「衝動」という映画を観に行ったと書いたけど、このところCMでやたらと姿を見るようになった。
そもそもぼくは昼のニュースバラエティとスポーツ生中継を除くあらゆるTV番組は、録画して後でかまたは追っかけ再生で観るので、CM自体ほとんど見ることがないのだけど、まず昨年の12月13日、長澤まさみと2人で、JRAの2022年の年間プロモーションキャラクターになったってことで、新聞各紙の全面広告にバーンと顔が載った。
正月以降、TVCMでも見かけるようになったが、そもそもJRAのCMと言えば、予算も桁違いだし、2年に1度ほどのペースでコンセプトを変え、それごとにクォリティの高い映像を作り、その時々に旬な大物芸能人が軒並み出演している、ソフトバンクと双璧を成す広告業界でも注目のステータスの高いもので、これに出演できること自体、他の芸能人にとっても垂涎の事件だ。
そこに長澤まさみと同列で、CMを見ていても露出度に差をつけられることもなく出演している。これまで若手女優も何人も出ているが、蒼井優、吉高由里子、有村架純、高畑充希、土屋太鳳、葵わかななど、既にかなり名が売れていたか、売れる兆しのあった人ばかりで、愛ちゃんのように現時点では「誰?」って反応をされることが多いであろう若手--しかもこれまでの最年少の21歳--が起用されたことは、業界でも驚きの声が上がったらしい。
そしてこれは昨年10月から放映していたらしいけど、こちらはJRAほどの大きいものではないので、ぼくも今年に入るまで気づかなかったアリシアクリニックのCM。「ワタシがすき。セカイがすき。」という非常に前向きなメッセージに、明るく躍動感のある彼女の映像やセリフが、見事にマッチしている。
さらに今年から放映され始めたのが森永製菓「inゼリー」のCM。緊張でガチガチになった受験生が、試験会場に向かうまでの様子と、「inゼリー」を飲んで緊張を解き試験に臨む姿が、大変コミカルに描かれ、愛ちゃんも新しい面を見せてくれた、強く印象に残るCMだ。
これら2つのCMで使われているCMソングが、前者は「Mela!」、後者は「キャラクター」、いずれも今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手バンド「緑黄色社会」の、中でも際立って明るくダンサブルなポップチューンだ。
「Mela!」の方は日テレの「スッキリ」で行われた「Dance One Project」のテーマ曲になっていたので、この曲で踊っている日本全国の学校やいろんな団体の映像が、ネット上には山のように上がっている。
一方の「キャラクター」は、彼らが今週水曜日にリリースしたアルバム「Actor」の代表曲として、いま思い切りプロモーションをかけている楽曲で、先週から今週にかけていろんな音楽番組や、「スッキリ」も含め、あらゆる場所に露出して演奏している。そしてこの曲のオフィシャルMVの主演も愛ちゃんが務めている。
このMVではエンドロールのバックで、「緑黄色社会」メンバーの女性陣2人と愛ちゃんが並んで、ダンサーからダンスレッスンを受ける様子が映されているが、彼女たちと仲良くなったんなら、キーボードpeppeさんのサインもらってくれないかなぁ。ぼくファンなんです。
2月15日からは、愛ちゃんが地上波初のダブル主演を務めるドラマ「liar」が、TBS深夜帯で放送されるらしい。いやいや、今年はもしかしたら彼女、「最もブレイクした女優」ランキング上位に入ってくるんじゃないの?すごいなぁ。がんばってね。おじさん、応援してます。
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