今週はまず月曜日の振替休日に行われた、大学時代の音楽サークル「音感」のOBライブ、Onkan Home Coming Day(OHCD)のお話から。
2011年から始まり、毎年秋に実施されてきていたOHCDだが、2019年の秋に開催されて以降、コロナ禍で2年間実施できず、昨年の1月に復活した。その時は「健康」はメンバーのスケジュールが合わず欠席、2019年まで少しずつ姿を変えながら毎年出演していたソウル・フュージョン系コピーバンド「Nisshie’s」も、リーダーN氏が医療関係のお偉いさんで多忙なことなどあり出演できずに、出るバンドがなく、個人的にも昨年初頭は孫シッターで半茨城在住状態だったので、失礼させてもらった。
なので今回は個人的にも「健康」での出演も4年以上ぶりとなったが、以前は六本木で行われていたこの催し、昨年からは新宿KENTO’Sというライブハウスで行われるようになり、これが新宿駅からすぐで便利なのはよいのだが、近くに安い、もしくは上限価格設定のある駐車場がなくてね。
しょうがないので「健康」だけだしまぁいいか、ってことで、いつもなら持って行く10インチハイタムは諦め、スネアもペダルも一部のシンバル類もライブハウスのものを使うことにして、小さめのシンバル4枚とアタッチメントだけを、去年ドイツに行く前に買ったスーツケースに入れて電車で行くことにした。16インチのシンバルが入るスーツケース買っといてよかった。
ハイタムがないってことは少し叩き方が変わるので、今回は最終リハの前にハイタムなしでの個人練習もしたし、最終リハでは敢えてハイタムを借りなかったが、まぁなんとかなるんじゃないかと。ただ実際にはライブハウスのドラムセットがちょっと古く、タムの位置が高くできないのと、右のタムのホルダーのネジがバカになっていて位置が固定できず、けっこう演奏ミスを起こしてしまったんだけどね。来年もあそこでやるなら、せめてあのタムホルダーだけは直してほしいなぁ。
11時20分ごろに現地に着いて、そのドラムセットのチェックをしてシンバルスタンドの位置等を調整し、シンバルのアタッチメントだけはバンド入替えの時にやると時間を食ってしまうので取り付けさせてもらって、12時からライブスタートだ。
このOHCD実施の中心世代である我々より2~4年先輩たちも多くが年金支給年代に入り、やむを得ないことだが一時の盛り上がりには欠けて出演バンドの数も減ってしまって、今回は1バンドの持ち時間がセッティング含めて30分と、これまでの中ではぼくの知る限り多分一番長くなった。主要メンバーであるベースのN先輩が、金沢の医療機関にお勤めで、震災で急遽欠席となってしまった影響もあってね。
先に腹ごしらえをしビールを1杯だけ飲んで、「健康」は15時30分からのスタートだ。今回はみの教授がベースを弾きながらハンドマイクで歌う「みぞおち」、久々にやった難曲「ブラボー妄想」、昨年夏にレコーディングした、作ってからもう2年経っているけど一応新曲の「ヤフオクメルカリ」と「個人の感想です」、最後に「全米が泣いた」の5曲。
いやぁしかし、上記のタムの件も含めて、全員ミスが多かったなぁ。まぁオリジナルだからミスってもほとんどわかりゃしないんだけども、小節の数を間違えるというあり得ないミスもあった。でもま、録画したビデオ--今回はブーランの学校の生徒たちがスイッチャーをやってくれて、かなりの数のカメラで撮ってくれた--を観た限りでは、お客さんはそこそこ盛り上がってくれてたようだから良しとするか。
「全米が泣いた」の"全米が泣くエピソードセリフソロ回し"では、ぼくはこのOHCDの影番であるM先輩を思い切りいじらせてもらったが、後で謝りに行ったら本人は喜んでいたようだったのでよかった。
ライブは今回の幹事となった1年下の4人組アコースティックコーラスバンドの素晴らしいコーラス--Manhattan Transferの完コピ!--で終わり、来年は数年ぶりに「健康」が幹事を拝命した。まぁちょっと勢いが衰えてきたとはいえ、こうして同じ趣味を持った仲間が集まって毎年楽しめるってのは、素晴らしいことですわな。
さて、今週はこのOHCDの前日の日曜日に、4月中旬に行われる予定の娘夫婦の結婚式--一昨年夏に既に入籍はしているが、コロナでできていなかった--に、車椅子のオフクロが出席可能かどうか、カミさんと下見に行った。披露宴会場である溜池のお店は比較的新しいので大丈夫だろうと思われたが、式を行う赤坂氷川神社の方は、古い建物だけに段差なんかが多いんじゃないかと心配だったのでね。
氷川神社は、実際に行ってみるとこじんまりながら歴史を感じさせる素晴らしい建造物と雰囲気のある境内で、そこまで行くための駐車場からの石畳もそれほど途切れたりはしていないし、楼門のところの段差もほとんどないので、多少はガタガタするかもだが問題はなさそう。
親族控室のある「参集所」は新しい建物で、入口の3段ほどの階段で屋内用の車椅子に乗り替えられれば、控室、トイレの間は平坦、式場(社殿)への通路までのアプローチにはちゃんとスロープが設えてあり、通路を渡って社殿の入り口のところに大きな敷居があるが、これさえ越えさせてあげることができれば大丈夫そうだった。
ついでに溜池のお店の方も観に行って、一般客は2Fの会場まで外階段で登るのだが、予め言っておけば資材搬入用の入り口を開けてくれ、エレベーターで上がれるとのことで、こちらも大丈夫そう。その帰りにオフクロのところに寄って、撮って来たビデオを見せてあげた。
みんなに迷惑をかけるなら行けなくても仕方ないわ、と言っていたオフクロも、施設の看護師さんとかから、お孫さんの結婚式、それはぜひ行ってきなさいと言われたらしく、ビデオの内容も相まって、出席に前向きになったようで、何を着て行こうかしら、と着るものの心配なんかを始めてくれた。あとは当日の送り迎えを兄夫妻にお願いするのかぼくが行けるのか、その辺の調整だな。当日天気がよいことを祈ろう。
さてさて、今週はこの他、日本時間で月曜の朝に行われたアメフトのプロリーグの頂点を決める「スーパーボール」を、生ではないものの観たけど、素晴らしい試合だったね。ぼくらの世代って、小学校高学年くらいの時に、アメフトのチームのロゴとかが入った文具なんかが流行って持ち歩いたりしたもんだと思うけど、その後前の会社リクルートが、今は手離しちゃったけど国内リーグでは強かったアメフトチームを持っていたりして、ぼくはこの競技が結構好きで、今や地上波では唯一となったアメフトの深夜番組、「オードリーのNFL倶楽部」は毎週録画して観てるのよね。
最後大逆転でサヨナラ勝ちしたカンサスシティチーフスのタイトエンド、トラビス・ケルシーが、テイラー・スウィフトの恋人で、中継でも観戦に来ていた彼女の姿が何度も映っていたが、もし勝ったらプロポーズするんじゃないかと、カナダでは賭けが行われており、「する」の方が優勢だったと。試合後人目を憚らず抱き合いキスする彼らの姿が映され、賭けの結果がどうなったかは今のところ情報がないけど、そんなことで大盛り上がりするってのも、米州らしくていいよね。
てことで今週は前半に集中した出来事たちでした。来週は久々に孫たちが来る予定で、オフクロも外出許可を取ったのでまた迎えに行って連れてくる手はずになってます。来週末はちょっと天気が悪そうなのが心配ですが、楽しみです。
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