先週書いたぼくの部屋(防音室)のスタジオ側へのオープンラック導入、やっぱ止まりませんでした。どころか先週の記事をアップした土曜日の翌日曜日には、山善の楽天ショップ、「くらしのeショップ」の700円Offクーポンが、3/4日朝までという販促戦略に簡単に乗せられて、先週検討していたラックを発注していた。
元々このスタジオのTVに向かって右側=入口側の壁面にラックを置こうと思ったのは、先週書いた通り現在TV横に置いてある自作のチェストの中身であるBD、DVDその他の映像メディアを移す先として、なのだけど、普通の横が板になったラックを置くのは、右スピーカーのすぐ前を塞ぐ事になるのでいやだったのね。
で、何で見たのか忘れたけど、ニトリの「ワイヤーシェルフNポルダディープ」というラックが、水平の棚は板だけど、左右や後ろはワイヤーになっていて、これならスピーカーからの出音にほとんど影響ないじゃん、圧迫感も少ないしいいんじゃね?ってなったという経緯でね。
なので今回はこの「ワイヤーシェルフNポルダディープ」でラックを組んだらどうなるかから検討を始めて、BD、DVDをしまうためのケースを調べ、それらが何個必要か検討し、と進めて行ったんだけど、このニトリのラック、残念なことに構造上耐荷重が棚板1枚当たり10kgしかない。
それだとBD、DVDをめいっぱい置くことはできず、置くものにかなり制約が出る。う~ん、やっぱダメなのか、でも他のメーカーの類似製品があるかもなぁ、って調べて、2つあった中で、黒い枠とこげ茶の木目棚板のバリエーションがあったのが、山善の「ウッドシェルフ オープンラック」だ。たまたま先週書いたソファー右ワゴンと同じ山善の製品で、色も全く同じのが選べる。
この製品は、横フレームの縦の部材は7mm径ほどの金属棒を2本並べてあり、横の部材はこの2本の間に溶接されていて、フロント側も2本棒なので強度があり、棚板1枚当たりの耐荷重は25kgある。値段も3/12日まで5段タイプが特別価格になっており、ぼくのように下段に板を置かず少し上の段からにする場合は金属のコの字型の補強材を入れた方がよいとのことだったが、それを追加で買ってもニトリの製品とほとんど変わらない。これならいいじゃんということでね。
今回は2セット分の幅のラックが欲しかったのだけど、真ん中のフレームは左右で共有できるってことで、ならフレームが1つ余っちゃうじゃん、追加分だけのセットってないの?って問い合わせたら、それはないという。ニトリのはそういうのを売ってたんだけどね。バラで買うとセットより高くなっちゃうし、通常のセットの特別価格はかなり安くなっていたので、無駄になるけど仕方ないかと、5段2セットと補強材2つを発注する。
火曜日に届いたこれを、さっそく組み立てたが、これが結構大変でね。横フレームが上下に分かれているのを継ぎ部材でくっつけ、これを3つ並べて、後ろ側から補強材と斜めのX字状のクロスバーを2組ずつ取り付けるのだけど、フレームはくっつけた状態で高さ161cmあり、幅も2セット分で170cmほど、これを横に寝かせた状態でこの作業をするためにはかなり広いスペースが必要で、スタジオの真ん中にあったソファーやら先週買ったワゴンをずらしてスペースを空ける。
ダンボール箱や緩衝材の発泡スチロールを順次片付け、家具をずらした場所のホコリや発泡スチロールの欠片が落ちるのを度々掃除機で吸い取りながら、ひたすらネジ止めをしていく。ネジ止め箇所自体はそれほど多くはないのだけど、ワッシャーやら2本の金属棒に止めるための浅いU字型の部材を挟みながらのネジ止めは、結構苦労する。
ネジ止めを終えて立ち上げ、棚板を嵌めて--棚板には両端前後に引っ掛け金具がついており、これをフレームの横バーに引っ掛ける--いくのだけど、これがまた、クロスバーの取付具合でラックの幅が決まってしまうので、どうしても嵌らない箇所が出てきたりして、そうするとクロスバーの取付位置をずらさないといけない。後ろ側にネジ頭があるのでこれまた大変だ。
また、この防音室はスイッチボックスやコンセントが、防音性能を落とさないため部屋の中に出っ張っており、クロスバーや補強材がこれと当たってしまったら、これまたずらさないといけない。なんとかスイッチボックスやコンセントに干渉しないように取付け、設置できたのでよかったが、できなかったらショックだっただろうなぁ。
そんなこんなで組み上げるまでに4時間ほどかかったが、実際でき上がってみると、なるほどこれはかなり頑丈だ。水曜日になって、ラックを置く側の壁に飾ってあった絵を反対側の壁にずらしたり、地震などの際の転倒防止のために、上部を家にあったポリエステルの穴あき板で壁にネジ止めする。
どの段に何を置くかは事前に大体想定しておいたはずなのだが、バカなことに、一番下の棚板より下の位置に、機材用の大型バッグなどを置く予定にしていたのが、言わば"0段目"になることを失念していて、あれ?想定より1段多いじゃんと。
ラッキー、と言うのも変だが、であればリハの時に持って行く小シンバル、そのスタンド取り付け用アタッチメントや、カウベル、タンバリン、トライアングルなんかを並べておいて、必要なものをここから持って行くようにすれば、毎回あれどこにしまったっけ?ってならなくて便利じゃん、ってので、使う頻度が比較的高いものと低いものを選り分け、低いものは左側のテーブルの下などに、高いものはこのラックに置くことにした。きれいに置けるように、100均に行ってブックエンドを買ってきたりして、もともと左側のテーブル周りも機材だらけだったのが大分スッキリした。
ちなみに写真の真ん中2段のBD、DVDケースは、月曜日に発注して、最も安価だった楽天のショップでは取り寄せ商品のため5~10営業日後に発送ってことだったのが、意外に早く昨日届いたのを置くだけ置いたもので、まだ中身の入れ替えはできていない。
この入替えをやって行くに当たって、最近はAmazon Prime Video等のサブスクを観てしまうことが多くなったのでメディアを借りること自体がほとんどなくなり、また明確に違法となったこともあって借りたとしてもバックアップを取ることがなくなった、過去の映画を中心としたBD、DVD類が恐らく600枚ほど、また購入したものも60枚くらいあるのを、整理してなんらかのデータベースに全部記録するかどうかは、まだ迷い中ながら始めてみた。
購入したものは別としてその600枚の方のほとんどは、もちろんタイトルだけで中身を思い出せるはずもないから、少なくとも1枚1枚再生して確認しないといけないので、ちょっと考えただけでも気が遠くなるような作業だが、リタイア老人の暇つぶしには悪くないかもね。いや、映画.comとかを見ていけばいちいち再生しなくてもできるか。データベースの項目をどうするかも、まだFIXしきれていないのだけどね。
移し終えて空く予定の自作のチェスト本体については、カミさんが占拠して仕事部屋にしている2Fの和室が、いまCDや本であふれかえった状況になっていて、これを無理やりプラスチックの安物ワゴンに乗せていたりするので、ここに持って行けば役に立ちそうなことは想定済み。ただちょっと引出しの滑りが悪いので、持って行く前にこの辺の対策はしなくちゃな。
てことで防音室へのオープンラック導入の記録でした。
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