今日はおいらの自慢話を聞いてくれ、ってことで。軽い気持ちで作り始めたら、けっこう大変だった力作、防音室=Studio Tacovoの図面でございます。
ごちゃごちゃと説明書きを入れちゃいましたが、全体で言うと、まずこの部屋があるのは1F。地下掘るとお金かかるから、家を3階建てにし、2Fをリビングとかダイニングにして、1Fは外にガレージと、玄関とスタジオとかみさんの仕事部屋(ただしかみさんは2Fの畳の客間を仕事部屋として占領し、ここは物置と化しているが)がある。
で、スタジオ(防音室)の中は、部屋が2つに別れてるんだけど、間のサッシは通常開いていて、V-Drumsの脇をすり抜けて行き来できるようになっている。
この穴ぐら感がいいんですよ。本来は左の部屋はStudioとして使う時はブース的になる部屋で、右がStudio。キーボード類は左のへやにあるんだけどね。
防音設計としては、図面の上と右が外なんだけど、外への防音性能は50db、家の中への性能は、壁、天井とも40db、Studioとブースの間は2重サッシを閉めると35db。(→dbの意味がわからない人はコチラ)
この部屋を作ったのは、音建っていう小さな会社で(今検索したら自社HPすら持ってないみたいだね)、空気層とか言ってるけどホントは普通のプラスターボードの方が防音性能は高いんでぃ、ウチはボード重ねでやるよ、っていう主義主張と、
オヤジが性能は保証する、ちゃんと事後実測して、約束した性能に達してなかったら金はいらない、って言い切ったのが気に入って頼んだとこなんだけど、
実際事後実測では約束守れてた。大したもんだ。ただもちろん、これは確か440Hzの音での話で、低音は漏れやすいので、この部屋でバンド練習とかすると、ウチの中は結構ウルサイんですが。だけど外からは、外は他の音もいっぱいあるからってのもあるんだけど、ほとんどわからない。
この性能を守るため、窓は3重サッシ(最初から2枚重ねのサッシだと性能が保てないからと、敢えて1重サッシを3枚)だし、電源ボックスやスイッチのたぐいは、こんな風に壁から出っ張っている。入口ドアは結構薄いんだけど、ちゃんと40dbの性能を守ってるんだよな。
ちなみにこれは入口防音ドアにぶら下がってるプレート。ちょっと南国風。息子と娘の部屋にも同じようなのがかかってて、息子のはろば、娘のは羊のプレートになっています。
てことで、今後もこの図面でStudio Tacovoにあるいろんなモノを、時々ご紹介していきたいと思いますです。
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