なんか思いっきりインドア派みたいに見えるよね、このままだと。いや、インドア派なんですけどね、確かに。でも旅行は嫌いじゃないんですよ。しかもこの春は、3月中旬から5月末まで、転職活動に名を借りたプータローをしていたので、何度か旅行をした。
まず4月の頭にカミさんと行った瀬戸内旅行。大林宣彦監督の映画、尾道3部作世代のぼくらは、というかぼくが、尾道って言う街に一度行ってみたくて、広島から尾道、瀬戸内海を渡って松山、金刀比羅宮、高松、また瀬戸内海を渡って直島、岡山という旅をしてきたですよ。
で、尾道では映画の撮影スポットを回ったりしてとってもミーハーしたんですが、1枚目の写真は尾道ではなくって、高松のそばの、昔源平の戦いがあった屋島の桜です。これ、もう夕方で、風が強くて猛烈に寒かったんだけど、桜がどこ行ってもきれいで、これはその1枚。
それから2枚目の写真は、岡山のそばの、瀬戸大橋がない頃には宇高連絡船の発着所として栄えていた宇野という港から、舟で15分くらいのところにある直島という島。ここは地元企業ベネッセが、美術館を運営したり、街中の民家を改造して不思議な空間を作ったりしている芸術の島で、こういうオブジェが島のあちこちにあって、でも普通の田舎の暮らしもある、なかなか粋でフシギな場所でした。
次は、GWにカミさんと娘と3人で行った東伊豆の、片瀬白田から車で山の中へかなり入っていったところにある、シラヌタの池というちょっと神秘的な場所。森はいいよね。緑に囲まれていると本当に心が浄化される。ここはモリアオガエルという、池のほとりに伸びる灌木の枝に卵を産ん で、それが孵ると池の中に落ちるっていう珍しいカエルの生息地です。この写真は娘が撮ったものですが、手前の大木はカエデなので、紅葉の季節にはぜひもう一度行きたいと思っています。
最後は旅行じゃないんだけど、6月15日の空梅雨の合間に、新しく勤め始めた会社の喫煙場所である5Fバルコニーから携帯で撮った空の写真。すっごい色でしょ?これ。なんかこの日は、確か前の日があまり天気よくなかったんだけど、すごく空気が澄んでて暑い日で、東京の空だってこんなに蒼いこともあるんだって、高村光太郎の奥さんに 見せてあげたいような、透明な空だった。今ぼくの携帯の待受け画面になってます。
と言うわけで、この春から初夏の、お気に入りの写真たちでした。
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