休日には珍しく朝9時くらいに起きて、まず会場となる地元の市民会館まで娘とカミさんを送っていき、帰ってきて金曜日のバンドの練習をして、3時ごろ再び家を出て、カミさんの両親と娘の中学校の友達4人を駅で拾って、再び市民会館に向かった。
娘は幼稚園の頃からバレエをやっていて、まぁ基本週に1度なので、プロになるほど本格的にって言うカンジではないんだけど、でも彼女は体を動かすのが好きで、部活も前に書いたようにチアダンスをやっているくらいなので、続かなかったピアノとかとは異なり、これだけはホントに楽しそうにずっと続けている。
バレエの発表会って言うのは、娘の属してる団体の--って言っても以前ある団体から分かれて、今は先生の個人経営になってるんですが--しか見たことがないんだけど、大体こんな感じなのかな?3幕に分かれていて、だいたい小品集と呼ばれる短いプログラムを代わる代わる踊る1幕目と、いわゆるバレエのスタンダードものを一部抜粋して、振り付けをオリジナルで作って踊る2,3幕目。今日の出し物は「眠れる森の美女」で、合計1時間半ほどのステージだった。
娘はさすがに長く続けてきて、今やこのバレエ教室ではキャリアで上から3番目の重鎮になってしまったようなんですが、今日は小品集の1つで6人組でと、あと2幕目はソロも含めほぼ出ずっぱり、3幕目もちょこちょこ顔を出す感じで、以前よりも大分出番が多くなってきた。小品集では男性ダンサーにリフトされたりして、バカな話だけど父としてはちょっと複雑。
ここ最近は踊りの方も大分バレエらしくなってきて、動きがキビキビしてきた。体が細いので、キビキビ動くとちょっとカチッとし過ぎた感じになる。もう少しふっくらして、柔らかさも出るようになるといいんじゃないかな。昔からすっごい小食でかつ偏食だったんだけど、ここんとこ前よりは食べるようになってきたので、これからだんだんよくなっていくのかな。
今日はとにかく出番が多く、朝からのリハーサルも含めてトゥシューズで立っている時間が長かったので、しきりと足が痛い、足が痛いと言っていました。あれって本当に足の指をまっすぐ伸ばして、つま先で体重を支えているそうで、そりゃ足痛いよね。プロの人はすごいなぁ。
今日終わったあとにメシを食ってたら、彼女は将来バレエの先生になりたいんだそうで。もともと幼稚園の先生になりたいって言ってたんだけど、先生もできて体も動かせるなら、確かに彼女には向いてるかも知れない。でも資格も何もない代わり、自分だけの努力で生徒を集め、お母さん方と上手につき合い、発表会を企画し、振り付けをし、人脈を広げてゲストを呼び、お金の管理もし、ってのは、なかなか大変だよね。今日先生を見ていて思った。
まぁでもいずれにせよ、中2にして将来やりたいことがあるって言うのは、いいことだけどね。
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