何だか結構忙しくて、平日には書けなかったので、またまた禁断のバックデート日記ですが...
19日の水曜日に、表参道で会社の忘年会があってね、社長が好きなので、南佳孝さんのバンドをゲストにお呼びして、そうだなぁ、1時間弱のコンサートをしていただいたんですけど、その3人編成の何とかいうおやじくさい名前のユニットのパーカスが、あのペッカーだったんですよ。
ペッカーだよ。渡辺香津美の「Kylyn Live」をはじめあらゆるジャンルの音楽にとにかく数限りなく顔を出し、日本のパーカッショニストとしては並ぶもののない、スタジオ&ライブミュージシャンの大御所、あのペッカーですよ。
思わずかぶりつき(直線距離3mほど)でじっと彼の一挙手一投足を見つめていたら、あとで会社の同僚から、「すっごいじっと見てましたね」と言われてしまった。
彼が使っているこの箱状の楽器、名前が写真に半分しか映ってなくて、確か昔どこかで聞いたような気がするそれなりに有名な楽器のはずなのに、どう調べても正式名称がわからない。誰かおせーて。ドラマーのくせに無知な私に。
とにかく黄色い、幅、奥行き40~50cmくらい、高さはもうちょっとあるかな、くらいの木の箱に、14インチくらいの小さな皮を張ったバスドラ、これまた小口径のタムが3つにスネアが1つ、シンバルやハイハットもミニサイズのがついている。つまりこれでドラムセット1台分の基本的な構成は満足してしまっている、木箱の共鳴を利用した興味深い楽器で。
スネアはちゃんとスナッピー(小太鼓の裏につける金属の長くて細いバネをたくさん横に連ねたヤツね)の音がする。
彼はこれとコンガと木製のギロとツリーチャイム(どうも金属棒が2列に並んでいるように見えた。あんなゴージャスなツリーチャイム売ってるんだ!)と自分の声や手拍子を操って、ギター、ピアノ、パーカスだけというボサノバ中心の小編成バンドに、みごとにリズムで一本筋を通していた。
コンガのいろんな奏法なんてさすがにお手のもの。素人には分かんないと思うけど、あれはすごく難しいのよ。素人が出すにはかなりの特訓が必要なくらい。ぼくなんか未だにできないもんね。ちゃんと音が出ない。
いやー、予想外にいいものが観れてしまった。嬉しかった。南佳孝さん、ほとんど見てなくてごめんなさい。なにせぼくもドラマーの端くれだもんで。
カホン(cajón)じゃない?
フラメンコで使う、この上にまたがって叩くやつ。
最近日本でもずいぶんポピュラーになってきたようだけど。
投稿情報: みのりん | 2007/12/22 17:20
え、皮が張ってあるの?
じゃ、ぜんぜんカホンじゃないわ。
シツレーしますた。
投稿情報: みのりん | 2007/12/22 17:22