「あけピカ」のことを書いたんで、同じ日に買ってきたハンディ掃除機のことを書いておきましょう。これ、"丸隆"という見も知らぬメーカーのJet Mini Turboという機種で、珍しく近所のドン・キホーテで買ったもの。お値段なんと1,980円。
本当は、もうちょっとちゃんとしたヤツを買おうと思ってたのよ。事前調査では、ナショナル(この名前ももうこれが使い納めかもねぇ)のMC-B20Jっていう充電式のおしゃれな9,000円くらいするヤツが最有力候補で、でも急に思い立ったんで、都会の大手量販店ではなく、近所で買おうとしたところ、--つーか待てばいいのにね、オレも。たかが一日二日の違いなのに。なんか歳とってだんだんせっかちになって行くような気がする--コジマとかには売ってなくて、ロヂャースにあったのもいまいちで、ダメ元で寄ったドンキで特売をしていたこいつを、まぁいいや、と買ってしまった。
なんでまた急に思い立ったかって言うと、私、スモーカーでありまして、灰皿の周りって言うのがどうしても汚れる。それを今までは、このナイロンのミニ箒で--これがまたよくゴミが取れるのよね--きれいにしていました、と。そんでこの前、フローリングを傷つけないためと、キャスターが滑りすぎないようにするために、椅子の下に置いている敷物が、あまりにも汚くなったので、買い換えたのね。前のやつは布状のものだったんだけど、90cm四方くらいのサイズの敷物って実はなかなか売ってなくて、見つけたこいつはコタツの下に敷く用のやつ。
これが少し毛足がある奴だったために、ここになにかものをこぼしたりすると、もう取るのが大変になってしまった。仕方ないので2Fにある持って吸うタイプの掃除機を持ってきて対処したんだけど、そんな面倒をするくらいなら、机の上の汚れもあることだし、小さな掃除機買ってきちゃえばいいんじゃん、となった訳ですわ。
でも実は最初から、充電式の掃除機ってのに危惧を抱いていた。前に一度、ウチのメインの掃除機がちょっとガタが来たんで、充電式かつサイクロン式で軽くて、当時結構人気のあった、 東芝VC-M1Xという機種に替えようと買ったことがあったんだけど、これがやっぱりどうにも吸引力が弱くて、まぁほとんどのゴミは吸えはするものの、どうにも気分的に不全感が残るため、結局いまだに前の掃除機を、ガタが来たままもう10年も使っている。
充電式で、しかもハンディで、となると、やっぱどうしてもコンセント式のものよりは吸引力が弱いんじゃないかなー、と。最近のはどうかわからないけど。なので、値段も高いことだし、別にコンセント式でも机周りと足下以外を掃除する気もないってことで言えば、コードの取り回しが多少煩わしいくらいのことなら、そっちの方がいいかもなー、ってね。
で、ドンキで安売りしていたこのバッタもんで、まぁいいか、となったわけさ。
まぁ無論、そんな難しい機構とかはなにもついていない、非常にシンプルな構造の機械のこと、元気に機嫌よく働いてくれている。値段の割にまぁまぁ見た目もシャレていて、スキマブラシとかもちゃんとついている。吸引力もちゃんとしていて、逆に側面から吹き出す排気が灰皿に当たると、灰を舞い散らしてしまいそうで気を遣う。
今調べてみたらこの"丸隆"という会社、加湿機とか鼻毛カッターとかいかにもドンキで売っていそうな製品を扱ってるんだけど、元はネクタイの卸商社で、数年前に民事再生手続きを終了して復活したみたいだね。いやー、なかなか見事なバッタもんですなぁ。よしよし。
コメント