今日は誰も車を使わないし、どっか出かけりゃいいのに、つきあって2週間も経たない、年末から三賀日の間会えなかった彼女を、自分の家に連れてくるってのは、ぼくの感性で言えばよくわからないんだけど、なんだか息子が彼女を連れてきた。
息子が友人を連れてくることはよくあるけど、大抵終電が終わって帰れなくなった友達を連れてきて自分の部屋に直行するだけなので、そんなことは必要ないんだけど、たまに人が来る時がチャンスというのが持論のカミさんに押され、年末の大掃除になんか縁がなかった我が家なのに、まずはリビングを中心とする彼女が行きそうな場所をみんなで大かたづけだ。
と言ってもいきなり昨日になってぼくの実家にいる時に言われたので、徹底的にかたづけている暇はない。なのでカミさんの仕事場と化しているリビング続きの和室を中心に、モノを放り込んで、普段は閉めない直角4枚開きの襖を閉める。
そんな中友人と飲みに行って朝帰ってきた息子本人は、普段のウチを見せればいいんでそんな必要はないと主張し、共通スペースのかたづけには参加しない。まぁわからんでもないけど、せめて階段の掃除機かけくらいやれよ、と。
前日カミさんが言うには、自分もつきあい出してすぐに自宅に呼ばれ、あぁ、そういう人なんだ、珍しいなぁ、と思ったとのこと。そうだっけ?まったく記憶にないけど、その時は少なくともオフクロは、それに向けて家をかたづけたりはしてなかったはず。たぶんぼくだけ必死に自分の部屋をかたづけていたのではないかと。
2時頃やってきた彼女のために、おろおろってほどではないけど、カミさんとぼくはなんだか、晩ごはんを食べて行けと勧め、それをまた大層なご馳走にしてしまったり、3時過ぎにはケーキを買いに行ってお茶にし、と落ち着かない。彼女もそれなりに緊張していたんだとは思うけど、むしろ我々よりはずっと落ち着いて見える。
いきなりあまり突っ込んだ話も悪いかと、あまり彼女自身のことやご家族のことは触れずに、なんとなく自分たちがつきあってた時にどうだったとか、息子の子供の頃とか、我が家で歴代作ってきた年賀状とかカレンダーとか、そういう話題に振る。そういう方がこっちは楽に盛り上がれるんだけど、人の家でアルバムとか見せられるのって、その人にもよるけどちょっと引くことあるよね。なんてことまで気を遣ってしまう。
こういう時ずうずうしいうちのオヤジなんかを尊敬してしまうが、ぼくも女子とサシで飲みに行ったりしても、それほど話題に困ったりする方ではないのだけど、息子と彼女のコミュニケーションの深さ度合がわからないだけに、これはなかなか難しい。
なんかつい、今年の年賀状のクイズにヒントで書いた「ぼくは○○○○○」って曲タイトルの話の流れで、「健康」のCDをあげた。
息子の彼女には興味津々、娘の彼氏とは180度違うと書いたけど、いやいや、なかなかすんなりとは行かないもんですな。娘が彼氏を連れてきても、同じように小心者と化してしまう自分が容易に想像できて、なんとなく悔しい。
まぁでも彼女は普通に割合あっけらかんと楽しんでくれていたようなので、とりあえずよかったのではないかな。なんか気遣い世代だよね、我々ベビーブーム狭間世代って。
てことで、年末年始休み最後の日に、まぁある意味ふさわしいイベントではございました。
貼る写真がないので、かたづいたリビング、ダイニングの図を意味なく載せときますね。
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