前にも書いたよな、と思って調べてみたら--こういう時は"Tacovo 風呂"でGoogle検索するとすぐわかって便利。Tacovoってあだ名は日本のブロガーには1人しかいないらしいのでね--去年の8月31日だった。それ以来やってなかったのか?いや、そんなことはないと思うんだけどなぁ。
てことで今日はちょっと気になってきていた風呂の天井や壁のカビを落とすために、久々のカビキラーによる風呂掃除を行った。
塩素系洗剤を使う掃除は、なぜかぼくの役割になっていて、カミさんも3日ほど前から、掃除してよー、と言いだしていた。風呂に入る時はメガネをはずすので、ほとんど見えていない彼女が言うのだから、こりゃやらんとあかんなぁ、と、この連休の初日に決行することにした。
まぁ決行って言うほど大げさな話でもないんだけど、いつも終わってからしばらく呼吸器系が塩素臭くなり、手の指紋がなくなり、ってのがあったので、今回はゴム手袋にマスクをして、でも服に塩素が付くと色落ちするから、パンツ一丁という異様な格好で、換気のため窓を全開して作業を開始した。
我が家の風呂は2Fにあって、家の裏側の2F建てのアパートに面しており、その一番手前の家のベランダに人が出てくると、完全に「こんにちは」と言わざるをえないような距離だ。実際作業をしていたら洗濯物を取り込みに人が出てきて、たまたま男性だったのと、多分モロに見られる体勢ではなかったからよかったようなものの、相当なリスクを伴う作業だ。
ひところさかんにTVコマーシャルで、「こすらず簡単カビキラー」「もうこすらないでネ」なんてやってたけど、あれは明らかに誇大広告だと思いませんか?5分ほど置いておくとカビが根こそぎ落ちるっていうけど、点々とはびこるガンコなカビだってそんなに甘くはない。
特に我が家の風呂の壁は凹凸のある模様が入っており、天井そばから泡をたらしたって、そのままじゃ落ちやしない。いわんや目地部分をやだ。好天とはいえもう秋、裸で窓全開じゃさすがに寒いかと思っていたら、スポンジであらゆる壁と天井をこすっていたら、あっという間に汗だくになった。
しかもカビキラーとカビハイター、戸棚には2つの塩素系洗剤が入ってたんだけど、この残量はヤバいかな、と思っていたら、案の定、途中で足りなくなる。仕方ないので全身の汗を一度拭き、服を着て、近所のスーパーまで買いに走る。
戻ってきてから、残った天井、壁、ドアや鏡のついた棚、ボディソープやシャンプーのボトル、風呂椅子、桶、風呂のフタなどをこすりまくり、シャワーで洗い流す。天井を洗うと、あたり前だけど上から水滴が落ち、汗と塩素で髪がごわごわになる。
天井についた水滴をそのままにしておくと、そこにホコリがついて天井に黒い汚れを点々と残すことになるので、これを雑巾で拭き取る。
そんなこんなで2時間ほどで作業終了。なかなかの達成感だ。今日は完全防備で作業しただけあって、目が少しショボショボしただけで、呼吸器系はほとんど影響を受けなかった。まだ夕方の4時前で、全然明るかったけど、そのまま窓を全開にしてシャワーを浴びる。今日はもう風呂には入らなくていいや。
しかし前回は事前、事後の写真を撮って較べていたようだけど、今回は作業を始めてから気づいて写真を撮ったので、どのくらいきれいになったか全然わからないね。
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先週書いた絢香がゲストの昨日の「A-Studio」、予告編で彼女が大粒の涙を流すシーンが流れていたから、水嶋ヒロがらみかと思っていたら、お母さんとのエピソードだった。
これがまたいい話で、彼女がお母さんのために作った「グンナイベイビー」という曲のデモを、自分が東京に帰ってから聴いて、と言って母に渡したと。それを彼女が寝てる間にヘッドフォンで聴いたお母さんは、声を殺して大泣きしたって。
その曲の出だしの歌詞が、
ママの高い靴に 憧れた少女は 向かい風に吹かれながら ペダルこいでいるよ
眠れない夜は今も 思い出す子守歌
“グンナイベイビー”って愛に溢れた 優しい声で
これを取材して家に帰って、初めてこの曲を聴いた聴いた鶴瓶が、泣かされたわ、これは泣くで、と。確かに、ウチの娘が、これを歌わないと寝なかった、なので何百回と歌わされた「おかあさん なあに お母さんっていいにおい...」を憶えてて、将来万一、歌手になって歌詞にしてCD出したら、そりゃたまらんだろうと思いますよ。
って話をしてる時に、そんな話は聞いたことがなかったと、絢香が涙を流したのでした。
しかし子守唄にキングトーンズを歌うって、お母さんはぼくらと同世代かやや上くらいだと思うんだけど、なんかちょっとおしゃれだよね。
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