先週書いたとおり、今日は先週買った娘のデスクが金曜日に入荷すると言うので、ニトリまで取りに行って、組み立てた。
って書くと簡単みたいだけど、これがまぁ大変だったのですよ。
小学校入学の時に買った白木色の古いデスクは、表面材が少し剥がれてきているとは言え、まだ十分に使える。ニトリは低価格だけあって、よほど大きなものでない限り、お持ち帰り、自分で組み立て方式だ。んで、お届け可能な商品でない限り、古い家具の引き取りサービスもしてくれない。まぁこういう時は個人的には腹が立つけど、経営戦略としては正しいやね。
んでもって考えてみると、息子が来年就職して茨城の田舎に引っ越していく時に、自分の部屋で使っているデスクを持っていくとすると、ヤツがたまに家に帰った時に使うデスクがない。そうなった時に新たに買うのはもったいない。
ならこのデスクを取っておいた方がいいよね、と思い直して、じゃあ置く場所は?と考えると、かつてカミさんの勉強部屋だった1Fの、今は温度感覚がカミさんと合わないぼくが、夏の一時期プチ別居する先の、半物置状態の部屋以外にない。
この部屋にはカミさんがずっと前に使っていたMacのデスクトップ機、LC630があって、安っぽいパソコンデスクの上に置いてある。ちなみにもう20年ほど経つこのLC630も、ぼくの部屋にあるPowerbook145Bも、いまだに動くからオドロキだ。145Bなんてモノクロディスプレイだよ。HD容量80MBだよ。今時メモリーだってこの数十倍の容量があるっていうのに。
そんでは、ってことで、1Fの納戸がかなりごちゃごちゃになって来てるんで、ここにこのパソコンデスクを移し、娘の古いデスクはその空いた1Fの部屋に移すことにした。
というわけで、まずは納戸の片づけだ。とっとと捨てればいいのに、っていう壊れた電化製品とか、夏場の海の道具とか、スキーとか雛人形とかテニスラケットとか、かつて作った各種本棚なんかのはぎれの木材とか、そういうものがぐっちゃぐちゃに転がっているのを整理ししまって掃除機をかけ、ちょいと狭いけど一番奥に、パソコンデスクを移す。
当然、1Fの元カミさんの勉強部屋のほうも、LC630とかパソコンデスクに乗っていた各種のマニュアルやら古いバックアップ媒体--PDとかEZドライブ用ディスクとか(もう誰にもわからないよね、こんなの)--とかをどけ、掃除機をかけ、っていうんでもうこれだけで汗だくだ。
それから今度は3Fの娘の部屋に行き、今日明日と学園祭のため忙しくて、片付けとけって言っといたのに案の定何もしていないヤツの旧デスクから、各種教科書とか、図鑑とかCDとか、いろんな細かい置物とかアクセサリーとか、そういうものをどけていく。
やっと何もなくなったデスクを、カミさんに手伝ってもらってずらし--これは夕方息子が帰ってきてから、階段をえっちらおっちら1Fまで下ろした--、掃除機をかけて、先週在庫があって持ち帰ってきたチェストの箱を開けて組み立てる。いや、これは取手の付け替えとかキャスターの取り付けとかだけなので、組み立てるってほどではなかったんだけども。
それから車でニトリに行ってデスクを取ってきて、ついでに椅子に置くクッションと、先週一緒に行った娘が「おしゃれ~」と感激していた掛け時計を買ってやり--甘いよなぁ、この辺がオレ--、デスクをカミさんと3Fまで上げ、組み立てる。これが普通のネジではなく六角レンチを使うタイプで、電動ドライバーが使えないのでけっこう時間がかかる。
なんだかんだで夕方6時ごろになってやっと、すべての作業が完了した。その間汗だくになること数回、速乾性のはずのTシャツは、最後はほとんど乾くことがなかった。
今日は足が痛いのでバレエは休むことにした我が家のお姫様は、その直後に帰ってきて、さしたる感動を見せるでもなく、礼を言うでもなく、「よしよし、だんだんと理想の部屋に近づいてきたぞ」と感想を述べるのみ。
デスクの片づけがまったくやってなかったので、プチ仕返しにデスクの上にあった小物をわざとベッドの上に置いといて、片づけないと寝られないようにしといたんだけど、今日は疲れて片づける気がないから、あとでバサッと床に落とすからいいや、だって。そのズボラは誰の遺伝だ?やり始めるとやるヤツなのだけど、昔懐かしいものを見つけては見入って作業が止まったりして、まぁ複雑に遺伝してるんだろうね。ぼくとカミさんの両方の性格が。
火曜日が学園祭の代休だそうだから、その日に片づけなさいって言ったら、その日は多分出かけるそうで。いつになったら片づくのやら。再来週修学旅行に出かけるまでには何とかなるのかぁ?
父、報われないガンバリの一日でした。なんか全身筋肉痛だよ。
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