明日はまた真冬並みに寒いらしいけど、今日はあったかかったねぇ。これぞ三寒四温、やっぱこの季節は毎年、なんか心浮き立つと言うか、1年のうちで一番、希望に満ちてるよね。沈丁花が咲き、猫にサカリがつき、梅が咲き、夜更かしの時間が短くなり。
そして昨日から始まったJリーグ。3週間後にはプロ野球も始まる。何度か書いてるけど、ぼくは野球は阪神、Jリーグはジュビロ磐田のファンだ。
阪神ファンと言うと、ここ数年はまた勢いを盛り返しているものの、まぁ弱っちい時期が長くて、もともとマゾだの何だのと言われ、しかも関西では王道だけど、東京ではそうではないので、それでもファンでい続けることは、けっこうなひねくれものの領域に属していた。
今はプロ野球ファンそのものが減っていると言うか、野球場に足を運ぶ人の数は減っていないようなのでその辺が不思議なのだけど、昔の小学生は野球メインが当たり前だったのが、今ってもっと多彩になってるじゃん?子供の頃には、東京で阪神ファンだと言うと、ああ、アンチ巨人なのね、と言われた。
アンチ「アンチ」だ。バカにするな。テレビでよく映るからって普通に巨人ファンになるなんて、お前らには意思ってもんがないのか、ってね。
スカパーやケーブルテレビが当たり前になってから、やっと本当に自分の好きな球団の試合だけを観ることができるようになって、それ以来、巨人のラインナップなんて、本当に全然わからなくなった。そうなってくると、圧倒的に人気のチームってのがなくなってきて、いつしか「アンチ巨人」という言葉が消えた。
情報化社会というのは、個人では把握しきれないほどの大量の情報の中から、自分の興味のある情報、好みの情報を選ぶことができる社会ってことだよね。だから昨日書いたみたいなネットリテラシーが必要になるし、お仕着せの情報からはみんな遠ざかっていく。
NHKの放送文化研究所の調査によると、家庭でのテレビの視聴時間そのものはほぼ横ばいだけども、年齢層は明らかに50代以上に偏りつつあるそうだ。だって生で観る必然性って、スポーツ以外ないものね。しかも若い層は、ていうかぼくも今そうしているけども、テレビはついてるけどBGVになっていて、その横にあるPCに向かってブログを書いている。そういう「ながら視聴」が増えていることは間違いないじゃない。
そういう時代に、「アンチ」と言われるほど圧倒的に強い人気ブランドって、なかなか作れないってことだよね。今あるとするとなんだろう?WBCやワールドカップでの日本代表?ホントにそのくらいでしょ。しかもアンチ日本代表って言う日本人は、やっぱかつての東京の阪神ファンよりは、相当にひねくれているだろうから、そんな言葉も存在しない。
だから今時アンチ「アンチ」を主張しても仕方ないのだけどもね。アンチが出現するほどの圧倒的ブランドが、今後生まれることはあるのでしょうか?
===
さて、前に書いたスカパーe2の16日間視聴、昨日のJリーグ開幕にあわせて、前申し込んだのと違うB-CASカードの番号で申し込んでみたら、申し込み受け付けましたよ、というメッセージは来たものの、やはり視聴はできなかった。さすがにそこは、住所氏名等でダブりをはじいているようだ。
でも申し込みサイトには、「16日間無料体験サービスのお申し込みはお一人様(一枚のB-CASカードにつき)一度限りとさせていただきます。」って書いてあるんだよ。これってB-CASカード1枚ごとに16日、っていう風に解釈できない?まぁ確信犯なので、それをあえて主張してクレームつける気もないし、他の住所や名前で申し込むってとこまでやる気はないけどもね。
仕方ない、プロ野球が始まるタイミングから、有料でサービス申し込みするか。
コメント