震災関連の話題からいい加減離れたいんだけど、まぁ時間がかかりそうなのでね。電車がまともに動くようになっても、三日前のような余震があったりなんだかんだ落ち着かず、みんなストレスが溜まってるだろうけど、そんな時こそ逆に、震災関連かどうかなんて気にせずに、なんでも普通に話したほうがいいのかもね。
会社で震災後、いろいろな備品を遅ればせながら買ったり社内調達したりした。そんな中に、手巻き発電のライト&ラジオがあったのだけど、そう言えば我が家にはそういうモノってないよな、と思って、さっそくAmazonで調べてみたら、多くが売り切れになっている中、こんな安っぽくもちょっとわくわくする商品、DEGEN DE13があった。
電源は電池と手巻きに加え太陽電池、USB端子からの入力の4つ。手巻きと太陽電池による発電は、内蔵蓄電池に蓄えられる。AM・FM・短波の3バンドのラジオと、LEDのライト、警報音を鳴らす機能。すばらしいのは、USB充電機能を持つ機器に、USBアウトから電源を送れることだ。これなら携帯電話とかへの充電が可能になる。
この商品、クールリバーとかいう名古屋のショップが中国から輸入しているみたいなんだけども、注文した時にはけっこう在庫があったのに、この時期だけにすごい人気で、ただ今中国の工場で追加生産してますのでちょっと待ってくれって言うメッセージなんかが、ぼくのAmazon史上初めて来てしまい、1週間半ほど待たされた。
届いてみるとさすがバッタもの、コンパクトでよくできているのだが、FMの周波数が87MHz以上なので普通の日本国内の放送は聞けないし、逆にTVの音声は入るのだけどこれは今年の7月の地デジ化が終われば聞けなくなる。ぼくはUSBから携帯に充電できるケーブルを持ってたからいいけど、持ってない人はこれも買わなきゃいけない。
あとは耐久性だな。これはもうわからないので使っていくしかないけども、いざと言う時のためのものだからなぁ。日常使うことはないので、こりゃなかなか難しいだろうね。でもこれだけいろいろ詰まって3,980円だから、まぁ使えればラッキーくらいのものだけどね。
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さて、この週末は天気はイマイチだったけども、桜がきれいだったねぇ。前にも書いたと思うけど、ぼくは桜ってのはあまり好きな花じゃなくて、ボヤっとした色だし、葉が出てくると美しさが損なわれるし、梅みたいに花だけが長く楽しめるものじゃないじゃない?
それをその桜の下で、まだ寒いのにみんなで酒飲んで昔ながらのドンちゃん騒ぎって、なんかダサくない?って感覚がどうしてもある。
でも素直に考えて、桜が咲くとやっぱりわくわくするし、このご時勢にこころが明るくなる思いがするし、なにしろわずか1週間ほどしか楽しめないこの木が、日本中にこれだけ植えられているって言うことがすごいことだよね。やっぱりこの花は日本人の心なのだろうし、だからあれだけ歌に歌われるのだろうし、入学シーズン、新学期に咲くって言うところがまたタイムリーだよね。
だから花見自粛とか、そういうのはどうなんだろう?せっかくわくわくして、閉塞感を少しでも忘れ、カタルシスにできるチャンスを、つぶすことはないじゃない。電気を使うなと言うことなら、昼間にやればいいんだし、大体夜間は電力足りてるでしょ?自粛派の石原さんがまた当選したみたいだけども。
てことで、投票に向かう道すがら、大きく寄り道して、カミさんとチャリンコで近所の桜を眺めて歩いた。ちょっと足を伸ばして、和光の樹林公園とか、自衛隊の基地の反対側、大泉との境目に近い辺りまで行くともっと集まって咲いているのはわかってるんだけど、でもそこまで行かなくても、市役所や、キャンプドレイク跡地周りには、大きな木がいくつも植わっている。
いろいろと気鬱の原因が多い今日この頃、ぼく自身ももっと自分を解放して気分を変えないとダメだよな、と思いながら、40枚以上もシャッターを切っていました。
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