昨日の夜、この連休はカミさんが泊まりで出かけているので、娘と近所の新たに発見した洋食屋さんにメシを食いに行って帰ってきた後、電動ドリルと電動ノコを取り出し、駐車場の灯りをつけて、デスクの上置きの奥側の幕板に、5mm×7cmほどの穴を開ける。クランプの長さにぴったり合うように、慎重な作業だ。まぁ素人なので、ちょっと隅がきたなくなっちまったんだけどね。
そしてバラバラにしていた上置きを元に戻し、クランプを取り付けて、ネジで締め付ける。
次にDell純正の19インチ4:3(正確に言うと5:4)ディスプレイをどけ、DVIケーブルと電源ケーブルを取り外す。これがけっこうめんどくさい。電源はまだしも、DVIケーブルは新ディスプレイでも使うので、別に取り替える必要はないんだけど、我ながらこういうとこ律儀なんだよね。付属でついてきたケーブルを使うことにこだわってしまう。
それから新たに買ったディスプレイ、LG2370のスタンドを取りはずし、 VESA規格準拠のネジ穴に、モニタアームのアーム部分のアダプタを取り付ける。このモニタアーム、安物の割に、アダプタをアーム本体からはずして取り付けることができ、あとはアダプタつきのモニタ本体をアームに差し込めばよいようになっている。サンワサプライ、なかなかやるじゃん。
ケーブル類をつなぎ、モニタをセットして、PCを立ち上げてみると...おお、モニタが広い!23インチの16:9のディスプレイは、高さは元のものより1cmほど短いのだけど、幅は14cmほど広い。これなら左右に別のソフトを立ち上げて切り替えながら使える。
しかし最近ついに、PCのディスプレイを見るのに、肉眼では辛くなってきてしまった。仕事をしている時に、目を細めていることに気づき、ああ、これで疲れるんだなぁ、と言うことで、情けないけどPCを使うときに家でも会社でも弱めの老眼鏡を掛けることになっちまった。うーん、困ったもんだなぁ。
新モニタはLEDバックライト、IPS液晶ってことで、明るくシャープだし、上下左右かなりの角度から見ても、あまり画質が落ちない。ドットピッチが少し狭くなったので、表示される文字とかは少し小さくなったのだけど、どうせメガネを掛けるなら関係ないし、むしろ高精細感が嬉しい。
アームに取り付けたので、モニタまでの距離も少し近くすることができ、視野角的には上下も含めてかなり大きくなった。モニタの左右とセンターの距離の違いがはっきり認識できるほどだ。
デスクトップ背景にしている写真とかは、とにかくものすごくきれいだ。字がややにじんだり、エッジ強調っぽすぎたりするの--も肉眼じゃよくわからないので安物の老眼鏡を掛けて観るのがまどろっこしいのだけど--を調整して、おお、こりゃ美しい。
アームに取り付けるもう1つのメリットは、今日も変わらず同窓会ライブに向けてのドラム練習をしたのだけど、この時に、メインPCに立ち上げたMP3プレーヤーで音を鳴らしながらやる。その際、V-Drumsの置いてあるスタジオのブース寄りの隅からディスプレイを見ようとすると、角度を大きく変えないと見づらいのね。
それを今までは、スタンドごとずらしてやっていたのだけども、それだと上置きの奥行きが短いため、せいぜい30度くらいしかずらせなかったんですよ。
だけどアームなら、完全にV-Drumsの方に向けることができる。これならV-Drumsの位置からのMP3プレーヤーの操作がかなり容易になる。よしよし、狙い通りだな。
次にモニタに並べて設置しているSK-DTV154Gという15インチ地デジTV、こいつのスタンドをはずし、アームに取り付ける。PCモニタとこのテレビの高さを合わせるために、Doitで買って来た金属板とボルト・ナット、こいつらが想定とちょっと太さが違っていたりして、ちょっと苦労したのだけど、最終的にはほぼ予定通り、2台の高さ、というか下の位置をほぼ揃えることができた。
これによってテレビの方も、スタンドの高さ分--多分7cmくらい--下げることができたので、テレビをBGVでつけながらデスクの上で作業をするときに、手元を明るくしたいのに、アームライトを下げすぎるとテレビ画面にかぶるという不便が、かなり改善された。これも狙い通り。
新モニタはHDMI端子が2つあり、これをPCを使いながらPicture in Pictureで画面隅に表示することができる。つまりテレビをつけ、PCをいじりながら、かつ別の番組を小画面に映すことができるってことだ。これはレアケースなのだけども、これによって、例えばサッカー代表戦生中継の試合開始待ち中に、別の番組を観ながら待つことが可能になる。
しかもリモコンが付属していて、入力切替とか、Picture in Pictureの表示とメインの表示のスワップとかが、ディスプレイの設定ボタンを押して、操作ボタンを押しまくって設定するのに較べると、百万倍楽にできる。いいね、なかなか。
最近音楽用として活躍しているAspire3820にはHDMIアウトがついているので、こいつをこのディスプレイにつなげば、より大きな画面でCubaseが使える。てかメインPCにもCubaseインストールしちゃえばいいんだよね。USBキー方式だから著作権侵害にもならないし。
テレビの位置がこれまでより少し右に寄ることになったけども、これも意外に気にならない。左右の角度を自由に変えられるので、右に寄ったとしても座っている位置に向けて少し回すことができるから、観にくいということもない。
唯一問題は、外部チューナー代わりに使うDVDレコーダーからのアウトを、HDMIは新モニタへ、D4はテレビへつないで、両方とも観ることができるようにしたのだけど、なぜかテレビ側の色合いがおかしくなってしまったことだ。
もうちょっと追求してみてからだけども、HDMIの分配器を、最近は3,000円くらいで手に入るようなので、購入しなきゃならんかな?実は既に情報収集は終わっているのだけどね。
省略したけど、上記のほかに、音声配線の変更--こう入力機器が多いと、やっぱミキサーは必須だね--とか、旧ディスプレイ内蔵のUSBハブに挿していた無線マウスのレシーバーを、使わなくなっていた別のUSBハブを設置して付け替えたりとか、まぁなかなか大変で、都合3時間ほどかかりました。
ちなみに旧ディスプレイは、息子の部屋に置いてあるPCのディスプレイが、ぼくがさらに前に使っていた三菱の17インチで、こいつが画面の隅に映らない部分ができてしまったりしていたので、ここに流用してやった。まぁヤツもメインのPCは常陸多賀に持って行っていて、このサブPCはたまにしか使わないのだけどもね。
てことで、3万円くらいの投資で、結構長いこと楽しみにできて、なおかつ結構な達成感が得られる、割合コストパフォーマンスの高い、ディスプレイ交換&モニタアーム化作戦でした。
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以下記録用ですが、今日はこのほか、長いこと懸案だった2Fリビングドアが下がって来てしまって床に擦るようになったのと、スタジオの入口のドアがノブを下げてもラッチが引っ込まなくなってしまい、仕方がないのでラッチの周りの化粧版の裏にケーブルとかの入れ物に使われる透明のポリエチレン?を切って挟んでいたのとを、建具屋さんに直してもらった。
スタジオの方はある日閉じ込められて出られなくなり、かなり焦ったこともあったので、よかったよかった。これで使えなかった鍵もかかるようになったし。
しかし家も13年経つとあっちこっちいかれて来るよね。これからなにかと物入りになっていくのだろうなぁ。いやだなぁ。
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