先週の「音感」Home Coming Dayライブから1週間、やっぱりみんなよほど楽しかったんだね、Facebookの「音感」グループは書き込みが引きも切らず、半日も放っておくと、話が全く見えなくなる状況だ。この世代の事実上のリーダー、みちをさん。この人はいったいいつ仕事をしているんだろう?
そんな中、当日の夜中から今週に掛けて、自分のHDR-CX370で撮ったNisshie's Angelsライブ映像を、ディスクに落としてメンバーの皆さんに発送し、またPCでも気軽に観たいとのご要望に従ってYoutubeに上げ、というので、ぼくもけっこうすったもんだした。
今回はブーランが校長を務める音響芸術専門学校の生徒有志を募り、挺身撮影隊を組織して、まぁつまり映像のプロの卵たちによる複数カメラでのビデオ撮影も行われていたので、これはこれで仕上がりが楽しみなのだけど、とりあえずバンドのみんなも、自分たちの演奏を早く観たいだろうなってことでね。
「健康」ライブの時にも、いつも映像をディスクに落として送っているのだけど、あまり時間もないし、手間を掛けるのも面倒だから、SONYのビデオカメラにはバンドルされてくるPMBというソフトを使い、それでできる範囲で、単純にライブ全体の前後の不要部分だけ切って、ハイビジョン(AVCHD)版とDVD-VIdeo版の2種類のディスクを作っていた。
だけどそれだと、さすがにまったくチャプターがなく、恥ずかしながら個人的に出来のよかった曲は繰り返し観たかったりするのが、頭出しもできないととても不便だ。なので今年3月のライブ以降は、曲や、曲間のMCごとにファイルを分ける作業を追加することにした。まぁこれはどうってことのない作業だ。
でもPMBってやつが、ディスクのオーサリングと言う意味では、もうホントに最低限のことしかできない代物で、メニューの背景はデフォルトの5種類(だっけ?)からしか選べないし、フォントの変更くらいしかできないし、個別ファイルのサムネイルの変更、キャプションの変更その他一切できず、キャプションは自動的にその映像の撮影開始時刻になってしまう。
だけどオートスタートにしちゃえばメニューから観るって事はないので、とりあえずそこはまぁ目をつぶるかと、今回も普通に2種類のディスクを作り、FBでみなさんに希望のフォーマットを伺って、受注生産だ。
ディスクレーベル用の写真は、これがなかなか、センターの穴に人がかぶらないようにとか、カメラのアングルの関係でかぶっちゃってる西氏とE女史が微妙にずれてかつ西氏がPeabo Brysonとして歌い出しのいい顔をしている瞬間を狙ったりとか、フロントのボーカル4人が欠けないようにとかで、コマ送りで確認しながら選んでいく。
そんで皆さんにいただいた住所を、手で書き写すのも不正確だし面倒だし流用できなくなるので、「筆まめ」にコピってタックシールに印刷する。
AVCHDで送ったら、Sharpの某BDドライブつきTVでは、AVCHDはカメラで撮ったままの8cmメディアしか再生できないと言う不思議な仕様になっていて観ることができず、DVD版で送りなおしたりして、まぁこの辺はそんな大変でもないのでね、みなさんそんなにお礼のメッセージはいらないですよ。好きでやってるのでね。
今回初トライして勉強になったのが、Youtubeへのアップだな。
そもそもYoutubeってやつはかなり多様なビデオフォーマットに対応してくれているのだけど、一般のDVDプレーヤーで最も互換性の高いDVD-VIdeo形式のディスクの元データとなるMpeg2や、WindowsPCで一般的なAVIなどの形式が、安定して扱えるってことはわかってたんだよね。
まぁでも面倒だから、そこは光回線化した我が家のアドバンテージを生かして、AVCHD形式の巨大ファイル--5分ほどの長さで600MBとか--のまま上げちゃえ、とやってみたら...7曲のうち2曲がどうしても上がらない。いや、アップはできるのだけど、その後のYoutube内の処理で、「動画を処理しています」表示のまま何時間経っても変わらず、翌朝になると失敗している。
15分を越える長尺映像を上げるためには、ちょっとした登録が要るって言うんでそれもやってみたんだけども、やっぱダメ。どうやら上げる前のファイル容量が600MB程度を越えると、受け付けられないらしい。
しかたない。AVCHD(Mpeg4・h264圧縮)をMpeg2にエンコードしてから上げるか。でもPMBでエンコードしようとするととてつもなく時間がかかり、30分~1時間程度の映像からDVD-VIdeo版を作るときには、大体一晩放っておくってことになる。
既に作ったDVD版からリッピングしてもいいんだけど--PMBって基本的にPC内にファイルとして書き出すことすらできないんだよね。勝手にDiskに直接書いちゃう--よしこれを機会に、エンコードの速いフリーウェアを探してみっぺということで、ネット上でスピードが速いと評判だった、A's Video Converterというソフトをダウンロードしてやってみた。
そしたらほぼ実時間+αくらいの時間で、あっさりエンコードできるではないですか。このMpeg2ファイルで上げてみたら、まったく問題なくYoutubeに上がりました。しかも画質はAVCHDまま上げとほとんど、というかまったく見分けがつかない。なぁんだ、そんなら最初からやればよかったよ。何度も設定を変え、一晩放っておいて、ってトライはなんだったんだ?
これなら今後DVD-VIdeo版を作るとき、PMB使わずにやれるじゃん、あとはオーサリングソフトのいいやつがフリーウェアでないかなぁ、って探して、DVD Stylerってのがよさそうだってとこまで調査済み。これをいじるのは来週にしよう。
で、肝心の演奏を自分で見直してみた反省文を手短に書いておきますと...
バンド全体としては、1度しかリハをやっていないとは思えないまとまり感。みなさんやっぱレベルが高いなぁ。特にキーボードの大先輩ミホさんの安定感が素晴らしい。「健康」のマキゾエ君には申し訳ないけど、彼の場合はいつも仕事に追われ、個人練習する時間も取れず本番に望むことが多いので、常にちょっと不安感があるのだけど、それがまったくなく安心だ。
しかも後で聞いたらモニターが悪くて自分の音があまり聞こえなかったそうで。にしてあの演奏は素晴らしい!
ボーカル陣も、学生の時より気合が入っているのじゃないかと思えるほど、当日も早出してカラオケで練習してきたりしたらしく、まぁすっごいうまいとは言えないかもだけど、期待してたよりはずっとハイレベルでやれていましたよ。
で自分ですが、全体としては悪くはないんです。三平さんにプレッシャーを掛けられたユーミン「心のまま」のスネアも、普通にパターンを叩いているところは、それなりの安定感があるんですが...やっぱ「際」がダメなのよね。
「際」っていうのは、オカズ類もそうなのだけど、いや、オカズ類は今回結構気をつけていたからまだマシなのだけど、例えばAメロで、2コードや3コードで繰り返す通常部分に、次のブリッジやサビへ行く前に2小節ほど違うパターンが加わることがある。
「心のまま」で言うと、"Harry Up 心のまま・・・"から"細いマスト鳴らし"まではいいんだけど、これに加わる、"海流に乗ったように"のところね。すみません。曲を知らない人には何のことかわからんと思いますが。こういう部分のパターンで、気合が抜けてモタったり、テンポがブレたりってのが多いんだなぁ。
歳とっていろんなとこが緩んでくると、こういう気合の連続ってことができなくなってくるんだよね。これはいかんなぁ。うーん、寄る年波に、こいつはかなり難問だぞ。
まぁでも中でも、Chakaの「Through The Fire」はまぁまぁだったかな。この曲はぼくも昔から大好きで、でもかつてコピーしたことはなく、今回、そのミホさんが是非やりたいってことで選ばれた曲だったので、これがそこそこの出来だったのは嬉しゅうございました。
その映像、一応このブログには貼れないけど、FBには友だち限定で公開しますので、私のFB友の皆さま、よろしかったらご覧くださいませ。
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既に相当長くなっておりますが、昨日ちょっとした経験をしたのでご報告を。
昨日会社のそばの、UNITというライブハウスの系列で隣にある、夜パブになるUNICEという行きつけの店で、1人で昼メシ食おうとしてたら、いきなり「たこぼさん(「た」にアクセントあり)ですか?」と見知らぬ女性から声をかけられた。
本名以外で見知らぬ人から声を掛けられるなんてことは生まれて初めてだったので、人生50年にして初めてプチ芸能人気分になっていたら、なんのことはない、ブーランのMIXI友で、中学校時代のバレー部の1年先輩の方だそうで、まぁそりゃそうか。ここはわが母校の隣、ブーランの母校の学区域。
この方は今年3月と9月の「健康」のライブ、両方とも来てくれていて、12月にもぜひ行きますと言ってくれました。あ、そうそう、詳細は別途お知らせしますが、12月18日に、今回はいつものRaw Dogs主催ではなく、完全アウェイの形でライブを行うことになったですよ。こちらもぜひお越しくださいませ。
ちなみに「たこぼさん」の何がおもろいのかわからない方、私はTacovoと名乗っていますが、ダメオヤジのタコ坊から来ているので、あくまで「たこぼう」(「こ」と「ぼ」にアクセントあり)と発音するのが正解ですのでね。
いやいや、だけど貴重な体験でございました。
アタクシ、今年から副が取れちゃってるのですが、それより重大なのは、「RAW DOGS」ですからね。生医者ってなによそれ?彼らはれっきとした生犬ですのよ!(ぶ)
投稿情報: booran | 2011/10/22 16:07
大変失礼いたしました。修正いたします。
投稿情報: Tacovo | 2011/10/23 01:02