ヤングなでしこ、ワールドカップ銅メダルおめでとう!なんか女子は今後当分期待が持てそうだね。ドイツには完敗だったけど。
23日の「音感」Home Comings Dayまで、2回しかない、しかもそのうち来週はバックバンドとしてお手伝いするユニットの練習が中心となるので、ほぼ1チャンスのリハが、今週火曜に行われた。来週も火曜で、今週の負けちゃったヤングなでしこ準決勝はまだしも、フル代表の予選が生で観られないのは失敗したが、まぁ仕方ない。
んで、忘れてたんだけど、7月にやったライブで、そう言えばかなり久々にスティックをへし折って、ぼくは少し太さの違う2種類のスティック--いずれもPearlの村上"ポンタ"秀一モデル、型番で言うと細いほうが106、太いほうが127--を使い分けているのだけど、この127のほうが、スティックケースに予備がない状態になっていることを思い出し、昨夜楽器屋に寄ってきた。
会社が代官山にあると、渋谷周辺にたくさんある楽器屋に行くのが便利でいい。特に閉店時間が20時とやや早いのが残念なのだけど、南口の歩道橋を渡って、今でもあるディスカウントショップの草分け「一風堂」の、移転する前の店舗があった場所の2件ほど手前のビルにあるイケベ楽器のドラムステーション、ここは品揃えも豊富で値段も安く、秋葉原の同じイケベのドラムステーションと並び、東京都内のドラム店としては1,2を争う優秀なショップだ。
スティックって無論型番が同じなら形は同じなのだけど、基本的に木を切り出したものだから、部位によって重さが違ったり、木目がまっすぐでなかったりする。重さが違うと叩く感覚が変わってくるし、木目が曲がっているとスティックが曲がったり折れやすかったりする。
材質は昔はヒッコリーが軽くて丈夫だと言われていたけども、何年か前からメープルのものが出てきて、これが最近はお気に入りだ。Pearlの場合はこの材質によって、型番の後ろにHとかMとかのアルファベットが付く。つまり今回購入したのは127M。イケベのドラムステーションでは、スティック売り場の前に電子式の秤を置くという、痒いところに手が届くサービスをしている。比較的木目が揃って軽めの2本を選ぶ。
そしてあとは、スネアのスナッピー--裏の薄いフィルムに当てて、スネアらしいジャリッていう音を出す、金属の長いバネを並べて板状にしたものね--を買う。先日のリハで、なんだかスナッピーの響きがイマイチだなと思い、そう言えば6,7年ほど前に、「健康」用に買った、ボディーが銅でできたのピッコロスネア、こいつのスナッピーを、多分買って以来変えてなかったなと思い出してね。
スナッピーなんて久々に買ったんだけど、これまた種類が増えてるねー。昔はバネの長さで2タイプ、あとは少しジャリ音を抑えてこもり目の音を出すための細く硬いバネを使ったタイプの3種類くらいしかなかったのに、両側のバネをハンダ付けしてある金属板の形状を工夫して、テンションを調整した時に、外側のバネと内側のバネとでテンションが変わるようになっているタイプとか、なんかいっぱいある。
このテンションがいろいろのバネを使うと、強く叩いた時と弱く叩いた時で、スナッピーの鳴りが違ってしまうために、特に弱めに叩いた時にスネアらしい音が出なくなる弱点を回避できるという。実際にこのタイプを買って、今日着けてみたら、確かにスネア音のダイナミックレンジが広がったようだ。
そしてそれから、これはまぁ必要はないのだけど、シンバルクリーナーも買ってみた。シンバルって汚れたり錆びたりすると、音の通りが悪くなったり、サスティンが伸びなくなったりするのだけど、まぁそれはよっぽど汚れた時の話で、主としてライブの時の見た目の問題のほうが大きい。
これも6,7年前に買ったA Ziljian Customの16インチThin Crash、今度のライブで使うことになったのだけど、ま、そんなに汚くはないけども、縁近くに指紋がかなりついてしまっていた。
シンバルクリーナーって言うと、昔は要するにクレンザーみたいな研磨剤タイプで、ゴシゴシこすって汚れを落とす、結構体力のいるシロモノだったのだけど、今はいいのが出てるねぇ。昨日買ってきたCanopus--Canopusってビデオカードとかのメーカーじゃなかったっけ?昨日イケベにはなんだかこのメーカーの製品がいっぱいあったけど--の「Groove Juice」という奴は、イケベのお兄さんによると、店の展示物で汚れがひどいものをきれいにする時に使うということで、使い方はシンバル全体にスプレーし、1分放置してから水洗いして、タオルで拭き取るだけだという。
ホンマかいなと今日、洗濯用のシンクに16インチシンバルというシュールな状況でやってみたら...なんとびっくり、スプレーのつき方で若干のムラが残るものの、 ほぼ新品と見紛うピッカピカの状態になるではないですか。これは画期的だねぇ。研磨剤だと表面に印字してあるZiljianのロゴやシンバルタイプまで薄くなっちゃったのが、それもまったくない。原料はイソプロピルアルコール シリコーン乳剤ってことで、シロウトのぼくにはよくわからないけど、何か相当なイノベーションがあったのかな?
しかしドラムって、特質上電子化しやすく、実際多分いちばん早く電子化した楽器なのに、生ドラムの世界っていまだに最もアナログで、本体以外にも関連する機器や道具の種類も手入れの仕方も山ほどあって、こういう機材好きにはたまらんよね。「音感」のFBスレで、誰が何の機材を持ち込むかの打ち合わせとかって、ドラムが一番情報量が多くなるもんね。みのりんが楽しそうだなぁ、って羨ましがっていた。
そして最後が木魚。先週買ったおもちゃの3寸木魚は、まぁ別に普通に音は出るのだけども、やっぱり小さいから、今までの3.5寸よりさらにハイピッチの「コッ コッ コッ」っていう音になっちゃってかなりイマイチなので、リハから帰ってきた翌日に、Amazonでキクタニという、仏具屋さんではなくて楽器メーカーが作った、今までのものより2寸大きい5.5寸というタイプを発注して、今日届いた。
開けてみると・・・・デカい!まぁ長さで1.57倍ってことは体積だと3.88倍、ほぼ4倍だからねぇ。そりゃでかいわ。こりゃ去年みたいに旅行用スーツケースに入れて運ぶのは無理だな。かあちゃんが来てくれることになって、車で行っても飲めることになってよかった!
叩いてみるとですね、これがいい感じなのですわ。これぞ「ポク ポク ポク」だよ。木魚はこうでないとね。ちょっとかさばって、持ってくだけでなく、ステージに持って上るのも大変だけど、5,700円ほどでこれならいいんじゃないの?木魚を使うならこだわらないと。
てことで2週連続ライブに向けた週末を過ごしております。
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