初期不良だって言って、てかマウスコンピュータのサポートのお兄さんに、そのカチャカチャ音を電話で聞かせたら、こりゃ確かにおかしいですねって言われて、また箱に戻して佐川急便に来てもらって、って面倒な手順を踏んで、結局どこも悪くありませんって言われて帰ってきたのが水曜日。
箱開けてLANケーブルとディスプレイケーブルと電源コードだけを繋いで立ち上げてみたら、やっぱり立ち上がり直後にディスプレイが暗転し、カチャカチャ音がする症状は変わらない。これは我が家の環境のせいだってことが明らかになって、もしかしたらって疑っていた電源連動型のテーブルタップからコードを抜き、普通の電源に繋いでみたら、なんだ、あっさり立ち上がるじゃないですか。
やっぱそうかぁ。電源連動型--つまりテーブルタップのPC用のソケットに挿したPCの電源を入れると、「連動」と書かれたソケットに挿したディスプレイとかの機器に電気が送られるようになっている--のテーブルタップの感度が合わなかったんだね。なんだよー。この2週間はまったく無駄だった。最初から普通のタップに挿してみればよかったじゃん!
調べてみると、電源連動型タップも進化していて、感度調整してマイコンに設定を保存できるようになっているものや、ノートPCとか電流量が少ないものと連動させるために、USBに電気が流れるのを感知して連動するようになっているものとかもある。さっそく前者をAmazonで発注する。
それからWIndows8の初期設定、最近リリースされた8.1へのアップ、ウィルスソフトの設定と、まずは最低限必要な設定を平日のうちに行う。
今回買ったGH-500Xは、Intel H87チップセットにCore i7-4770プロセッサ3.4GHz、メモリ8GB、HDD1TB、NVIDIA GeForce GTX650というミドルクラスのグラボを積み、超ハイスペックではないけど、そこそこの性能のマシンだ。これにBDドライブ、SSD120GB、無線マウス&キーボードをオプションで加え、旧PCの下取り値引きもあって¥112,500、この値段は、DellとかEpson Directとかのライバルメーカーのどの見積もりより、1万円以上は安い。さすがマウスコンピュータだ。
これも実はずいぶん前から、比較検討して、同じ性能ならマウスコンピュータしかないなと、構成まで全部決めてあった。今回音楽用に転化した、約6年前に導入したDellの旧メインPCが、使えるけどもとにかく立ち上がりに時間がかかり、Netが安定するまでに数分かかるトロさと、こないだ書いた、ハイビジョン映像が時々カクカクしちゃって安定して映らないこと、BDの書き込みがしばしばエラーになること、これらがもう耐えられなくなってきたのでね。
そしてこないだ書いたグラボ交換の延命措置も失敗し、ちょっとした臨時収入があり、てな状況がそろったので、ま、いっかと発注に至ったわけです。
昨日はお休みをいただき、初期設定に続く、本格的セットアップを行った。ホントはそのテーブルタップの交換からやりたかったんだけど--なにせメインPCの後ろ側って、電源、LAN、電話、USBその他もろもろの線が全部集まってきているため、ぐっちゃぐちゃなのね。中でも電源って一番下のレイヤーだから、交換が大変なんです--朝配達店を出たはずのヤマトのドライバーが、全然来ない。
我が家は平日昼間いなくて、いつも20時過ぎに来てくれって連絡してるから、昨日も同じだと思ってたんだろうけど、途中で早く持って来いってサポートに電話をかけ、17時までに、って言ってもなおかつ来ず、再Pushしたら、スミマセンスミマセンと言いながら、18時過ぎに届けてくれた。
もちろんその前に、プリンタドライバだの各種ソフトのインストールだのを進めていく。こんどのWindows8は64bitなので、互換性はあるとは言え、やっぱりいくつかのソフトがうまく動かなかったりして、設定に手間取る。
例えばこれは往年の名ソフト、MP3再生とCDリッピングのQuintessentialというのがあるんだけど、こいつが、リッピングのためのエンコーダエンジンを選ぶボタンが、ウィンドウの端にあふれてしまって押せない。仕方ないので調べて、ExpressRipというフリーウェアをダウンロードしたり、とかね。
あと旧メインPCをブースの反対側の音楽用PCラックに移設し、先週書いたAudio I/Fを移動し、配線を取り回し、差し替え・・・これが結構苦労する。3週前にAmazonで買ってあった、LGの23.8インチディスプレイ--音楽用をワイドにすることにして、旧ディスプレイをV-Drums横に設置した、って3週ほど前に書いたよね。このディスプレイ、IPS液晶なのに15,000円台という超破格値--と繋ぎ、色の調整を行う。
MIDI I/Fはモバイル用ではなくて、これも小さな1in1outのなんだけど、前から持っていたYAMAHA UX96を使うので、そのドライバを落とし、設定を行ったら、よしよし、メインキーボード(楽器のね)のYAMAHA S80でCubaseに打ち込む環境のできあがりだ。
しかもV-Drums横に、ディスプレイだけでなく、Dell PCでメインで使っていたワイヤレスキーボードとマウスも置いたので、V-Drumsでの打ち込み環境も完成。PC本体には、昔使っていてお蔵入りになっていたUSB接続キーボードと、最近こっちをメインにしていたワイヤレスマウスがあったのでね。
やっと届いたテーブルタップを、感度設定してから繋いでみたら、問題なくPCに連動してディスプレイその他が立ち上がるようになった。この作業の間、光回線の終端装置(ONU)の電源が切れたために、家の電話がかからなくなって、カミさんが心配してスマホに連絡が入ったりと、ちょっとすったもんだあったけど、夜8時ごろにはほぼセットアップ完了。
いやぁ、まだBDの焼込はやってみてないけど、Windows8の唯一といっていい取り柄、立ち上がりの速さとネット接続の最初からの安定感は、気持ちいい。しかもOSとかアプリをSSDにインストールしたので、CPUの速さも相まって、このキビキビ感は、11万円の投資価値あるよね。ハイビジョン映像も、マルチ画面にしていても、もちろんまったく問題なく安定して映る。
しかしWindows8ってやつは、LavieZでわかってたことだけど、なんでこんなに変なUIにしちゃったかね。PCでマルチで画面立ち上げて作業するって前提をすっとばしてない?タブレット流行り、iOSやAndoroid対抗を意識しすぎでしょ。Windows8.1でスタートボタンを戻したっていうけど、WIn7のスタートメニューではなく、Win8のメイン画面、四角いアプリがたくさん並んだ画面に戻るだけなんだよね。意味ないジャンこれじゃ。
結局WIn7のスタートメニューを擬似的に復活させるStartMenu8というフリーウェアが必需品だ。これをインストールしてWin7と同様に使う分には快適。音楽環境も一新されたし、なかなかの達成感でございました。
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