先週予告した娘の成人記念イベントがちょいと延期になり、新PCは届いたのに、なんと!バカヤローなことに初期不良で返品になってしまい、書くことがなくなった3連休、やや地味ですがこれまた先週たまたま調べていて、よし、やったろーと申し込んだ最近流行りの高ポイントカード化について書いときましょうか。
このところやたらとコマーシャルをやっている楽天カードを始め、リクルートカードとかその他もろもろ、高ポイントを売り物にするカードが出てきている。
カードというと昔はVISAとMasterとJCBの3大ブランドが、自社ブランドで年会費も取って発行するのが普通で、治安の悪いアメリカの事情とはちょいと違って、「持ってると危ないから」ということは国内ではそれほどないものの、現金を持たずに買い物ができる利便性が売り物で、ポイントってのはおまけみたいなものであり、自社準備の交換商品には、大して魅力的なものもないし、一定ポイントに届かなくて、ほとんどの人が交換しない、あるいはできないサービスだったよね。
だけどここ20年くらいで、カード機能と発行者(issuer)が分離し、いろんな会社がカードを出すようになって、その雨後のタケノコのように乱立した各社ブランドカードたちの間で差別化を図るために、ポイントプログラムの役割はどんどん重要性を増してきた。セゾンの永久不滅なんてのがその最たるもの、ってことになるのかな。
そうなると、どこにポイントを集約できるかってことが大きな意味を持つようになり、いかに効率よく自分が絶対に使うポイントにまとめられるか、っていう情報が大事になってくる。「ポイ探」なんてサイトは、どのポイントをどのポイントに交換できるかってデータベースと、各社のポイントサイトからポイント保持情報をインポートできる機能が、なかなか画期的だった。
世の中の多くのオヤジたちは、JALやANAのマイルに集めることが多いのかな?なんか血眼になってマイル集めてる人っているよね。ああいう心理を呼び起こす不思議な力が、ポイントってものにはあるよね。
ぼくはそんなに飛行機には乗らないから、これまでは絶対無駄にしない交換先として、ビックカメラのビックポイントと、TSUTAYAのTポイントに集めるために、ビックカメラSuicaカードと、Tポイントカードをメインのカードとして使っていた。ビックカメラSuicaカードは、当時としては交換率が悪くなかったし、Tカードは御存知の通り、カードポイントのOEMみたいなことをやっていて貯めやすいってのがあってね。
だけどちょっと前までは、自社ショップ以外で使った時のポイントのつき方は、よくても0.5%ってのが常識だった。しかも500円単位、1000円単位に対してポイントを付与するので、端数は無駄になるから、その0.5%が常に目一杯貯まるわけではない。まぁカード会社の取れる手数料も、昔みたいに5%フルになんてことは殆どなくなって、かなりデフレが進んでるから、自ら始めちゃったプログラムなんだけど、そうは料率を高くはできなかったって事情がある。
ところがこれらの状況を破壊する発行者の登場、それが楽天でありリクルートであり、ソフトバンクグループのSBIとか、コンビニ系のカードも、高料率を売り物にしている。価格comにはこれらの比較ページもあって、価格com自身もREXカードっていうのを出している。
この辺の事情は仕事柄わりと近かったので概ね把握していて、ビックとTカードから、そろそろ違うカードをメインに据えることも考えなきゃなとは思っていたのね。なにせ我が家は電気代が高くてですね、しかもこれを今は銀行自動引落としにしているので、特にポイントが貯まるでもない。高ポイントカードで電気代とか携帯代とかを払えば、結構なポイント還元が期待できるはずじゃん?
んでその価格comをつらつら見ていたら、JACCSが出している「Reader's Card」ってのがいいんじゃん?ってことになった。楽天カードはMAX2.0%のポイントが付くんだけど、それって楽天市場で買い物した時だけだし、それぞれのカードで高ポイントが付くのは、当たり前だけど自社系のサービスを使ったケースだけだ。それ以外に普通に加盟店で買い物した場合には、楽天カードで1.0%、他のブランドもだいたい似たり寄ったりだ。
その中で、このReader's Cardは、通常の買い物で1.5%のポイントがつき、これをAmazonでしか使えないデポジットに交換すると、1.8%になるという。
最近の自分の買い物の実績を振り返ってみると、東横線が直通になって渋谷を素通りするようになったからってのがあるけども、ビックカメラに行く頻度は激減し、一方Amazonでものを買う頻度が極めて高くなっている。楽天に転職したかつての先輩の皆さまには申し訳ないけど、楽天市場で買う頻度の少なくとも50倍くらいは、Amazonで買っている。なにせ安いし送料かからないし手続きが簡単なのでね。こういう自分の買い物性向って、時を経ると刻々と変わっていくよね。
ならこのカードに集めればいいじゃん、と。交換は5000円単位だから端数は結構無駄になるし、年間50万円の利用実績がないと翌年は年会費が発生しちゃうんだけど、携帯含む通信費と電気代を集めれば、50万は絶対超えるし、この他にも今年だけでも例えばBlu-RayレコーダーとかブースのTVとかPCとか、よっぽど価格差がない限り、銀振りや代引きしか使えないショップでは買わずにカードで買ってるから、かなりの金額になるはずだ。そのくらいの単位で買い物すれば、5000円未満の端数率だってかなり下げられるじゃない。
てことで早速このカードを申し込み、昨日届いた。KDDIも東電も、カード払いへの変更はブランドにもよるけどWebサイト上ではできず、紙の申込書を取り寄せないといけないんだけど、早速それを申し込み、さらに定額で払っている日経電子版、スカパー!、あと金額は数百円/月とはいえ、DMMとこのブログTypePadを、全てこのカードに切り替える手続きをした。
これで、ざっと計算して年間1万5千円ほどのAmazonデポジットがゲットできる。まぁ大した金額じゃないっちゃそうだけども、少しでもおトクに買い物しないとね。
皆さまもご自分の買い物性向を分析して、少しでもおトクなカードを選んでみれば?
あ、ちなみに、東京電力は、銀行の自動引き落としにすると値引きがあって、その分上記ポイントが全てアドオンされるわけではないので、念のため注記しておきます。もっともその値引き率はわずか0.2%なので、高ポイントカードなら十分元が取れるんですが。
先日、女優の藤田朋子(私の同級生)がポイントカードの話でテレビにでてましたが、我が家もけっこうポイント好きです。
主人は出張などで使うこともあり、ほとんどのものを一枚のカードに集め、そのポイントはディズニーリゾートの券に化けてるらしいです。私も家族カードを使って貢献(加担?)してます。
Tカードも作り直したし、リラックマフェアのたびにポンタカードも目一杯使い、会社最寄りのコンビニであるセブンイレブンではナナコ。ポイントカードを忘れると買い物したくなくなるのが困りものです(^_^;)
投稿情報: Mutsumi | 2013/10/14 07:32
最近はスマホがポイントカード代わりになることも多いので、これを利用すると忘れるってことはなくなるかもしれませんね。
ナナコもポンタも行けるはずでっせ。
投稿情報: Tacovo | 2013/10/14 12:54