いやぁ、苦労しました。ライブ明けの先週の日曜日と、昨日土曜日を、まぁ他のことも多少やってたとは言え、ほぼ2日かけて、やっとなんとかまともなディスクができた。ふぅ。
今回、昨年10月にPCをMouse ComputerのCore i7、Win8(8.1にアップグレード)のマシンに入れ替えて、初のディスク作り。メールだネットだ写真処理だっていう日常使う機能は、相変わらずきわめて安定してサクサク動いており、大変満足度の高い買い物だったのだけども、このVideo関連の環境が、最後の残課題だったのね。
とは言え別に、これまで使っていたソフトが普通に動いてくれれば、そんなに苦労するはずはなかったんですよ。
1.SONYの映像関連機器を買うとダウンロードできるPlay Memories Homeというソフトで、ハンディカムHDR-CX370からビデオを取り込み
2.このソフトの機能で曲ごとにカット、ディスク作成機能--かなり機能が限定されてるんだけども--でメニューを作り、ディスクイメージファイルを作り、そのままライティング→AVCHD形式のハイビジョン記録DVDが完成
一方で、バンドメンバーに配るためのDVD-Video形式のディスクは、
3.カットしたファイルをA's Video ConverterというフリーウエアでMP4などの形式に変換
4.DVD Stylerというソフトでオーサリングして、ディスクライティングソフトで焼く
これだけのことなのだけどね。
今回まず、なんとなく動きが不安定だったPlay Memories Homeで、何度かトラブルにあったものの、なんとかカットまではできたんだけども、ディスクを作成をしようとすると、メニュー作成の時とかは取り込むべきファイルが見えているにもかかわらず、作成が30%ほど進んでいざイメージファイルを作る段になると、必ず「ファイルが見つからない、移動された可能性がある」というエラーメッセージが出る。
このPlay Memories Home、前身のPMBというソフトの時は評判よかったんだけど、SONYが写真共有クラウド環境でシェアを取ろうという戦略の元、Net連携等の機能を強化して開発したものなんだけど、なんか基本的なUIとかも大分変った上に重くなり、世間では評判ガタ落ちの代物で。カットとかディスク作成とかのプログラムは、PMBの時と何も変えていないように見えるんだけど、なんだか動作が重くて不安定なのよね。
今回のこのエラーは、インストールしなおしても、Net上に提供されている「過去のインストール履歴をすべて削除してクリーンアップする」ユーティリティーを使ってみても、なぜだか必ず現れる。PMBにダウングレードしてもダメ。SONYのサポートに問い合わせたら、「Safe Modeでやってみてください。」だと。アホか!Safe Modeでしかまともに動かないようなソフトを製品として提供するなっつーの。
仕方ないので、別の方法を探る。ぼくがやりたいのは、ファイルを曲ごとに分割することではなくて--いや、DVD作成とかNet上に公開するときにはカットは必要なのだけど--、曲やMCごとにチャプターを打って頭出しがしたいだけ。ならそういうフリーウェアはないかと調べてみると、tsMuxerというソフトがあるという。このソフト、元のファイルをエンコードせず付加情報だけつけてくれるので、処理時間も速い。
さっそくダウンロードして、ライブ全体の前後の不要部分だけカットしたファイルを作り、チャプターを設定して焼いてみる。失敗。どうも、チャプターを設定--チャプター位置の時間をテキストで指定したリストを作るんだけど--した後に、BDなのかDVDなのか、何の種類のフォルダをアウトプットするのか選択しないと、反映されないみたいなんだよね。
んでそうしてみて、再度ディスクを焼いてみる。また失敗。なんで?AVCHD方式のDVDだとダメなのかと、BD-REに焼いてみてもダメ。ネット上で調べてみても、チャプター設定が失敗したという情報はない。あれ?あれ?と、ふと気づく。チャプター位置を、HH:MM:SS.MS(最後はミリ秒)という書式で設定しなきゃいけないのに、ミリ秒の前の「.」を勢い余って「:」で書いちゃってたじゃないか!なんだよぉー。
うーん、何枚のディスクを無駄にしたことだろう。でもこれで何とか解決。まだちょっとノウハウ蓄積が必要だけど、Play Memories Homeでストレスためることは、今後しなくても済みそうだ。この過程で、ディスク焼込ソフトのフリーウェアとして極めて評価の高いImgBurnというソフトや、BDのオーサリングソフトmultiAVCHDなども大分いじることができ、ざっとは使えるようになったことも大きい。
さらに、これまでカットしたハイビジョンのファイルをDVDに焼ける形式にデコードするために使っていたA's Video Converterというフリーウェア、こいつもなぜだか新PCではうまく動作しなくなってしまっていて、これの解決も必要になった。
いや、こっちは実は、「健康」のFacebookグループに上げるファイルを作るために、以前のメインで現在音楽用PCになっているWindows7のマシンで、このA's Video ConverterでMP4にデコードしてあったし、今回はFBというかYouTubeで観れるならDVD作ってくれなくていいよと皆言ってくれたので、慌てる必要はなかったのだけど、これもたくさんのフリーウェアがある中、Media Corderというソフトがよさそうだったので、ダウンロードして使ってみる。
うん、問題なく使える。コンバート先の形式によっては、品質を%で指定するようになっており、その値ごとに、圧縮率や画質がどのくらいになるか、いくつか試して、55~60くらいがちょうどよいことを確認した。
そして最後は、ラベル盤面のデザインと印刷用のソフトだ。
こっちはSONYよりもさらにひどくてね。前に使っていたMP950ってプリンタの時は、ラベル印刷ソフトは独立したツールが付属していて、こいつはなかなか使い勝手がよかったんだけど、去年MG6230に入れ替えた時に、他の機能と一体となったMP Navigatorというソフトになった。まぁ少し機能が落ちたけど使えないことはなかったので、しばらくこれを使っていたんだけども・・・
わずか1年で壊れた6230をMG7130に買い替えたら、今度はMy Image Gardenってソフトがバンドルされてきたんだけども、これがもう決定的に使えない。酷いUIだし重いし、複数の画像ファイルを自由にレイアウトすることができないし、なにより作った盤面デザインを、データファイルとして個別に保存することができない。このソフトを立ち上げればデータは残ってるんだけども、こんな気持ち悪いI/Fってあり?CANONってこのところ斜陽感あるけど、なんかその象徴のような作りなのよね。
てことでこのソフトで盤面印刷するのは今回で最後にして、これもネット上でよさそうだったフリーウエア、かんたんデザイン工房っていうのをダウンロードした。これは最初のMP950についてたソフトと似ていてさらに高機能になっており、フリーだと印刷時に広告が出るってのがあるけど、なかなか使えそうなソフトだ。
てことで一応すべて、新PCで一連の操作ができるできるようになりました。ここまでこだわることはなかったんだけども、旧PCの性能だとコンバートとかに時間がかかるし、旧PCの寿命が来たらお手上げだしね。あー苦労した。
ちなみに、先週のライブの出来が、演奏もさることながらPA--特にボーカルの出かた--とかが、なかなかよかったことに気を良くした我々「健康」は、ライブ映像をFacebookで公開する方針に転換した。
現在曲ごとに順次公開中なので、Facebookアカウントを持っている方は、ぜひこちらのページをご訪問ください。よろしくお願いします。
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