う~ん、初戦負けるかぁ。なんか前半からヤバい感じしてたよね。前線でのパス回し的なことって全然できてなかったし。この4年でさらに、明らかに進歩してきた日本代表でさえ、そういう精神的閉塞状況に陥るんだねぇ。その閉塞感の中で試合をしてると、蒸し暑いのもあるだろうけど、いつの間にか肉体もいつもに増して疲弊して、もうひと踏ん張りってことがますますできなくなっていく。
較べるのもおこがましいけど、ぼくがステージ上がると舞い上がっちゃって全然いつも通りにできないのと、これじゃ大差ないよね。
いやぁ、でもまぁこういうのがワールドカップの醍醐味とも言える。まだ1次リーグのしかも初戦だけども、ディフェンディングチャンピオン、スペインの大差負け。出たねぇ。精神的に折れていく様子が歴然と見える。それだけすごい入れ込んで、必死でやってるんだよね。
これが決勝トーナメントになっていくと、さらに気合が入っていくので、ここでしか見られないドラマが展開されるんだよね。南アフリカ大会の時のオランダ×ブラジル戦で後半ブラジルの心が折れていくところとか、アルゼンチン×ドイツ戦のドイツ重戦車に押し切られるアルゼンチン空挺部隊みたいな戦いとか。
スペインってチャンピオンなんだけど、精神的にはもろさをもってるよね。昨日の試合も、オリンピックの1次リーグの時もそうだった。だけどわが日本がその狭間に落ちるとは。そこんとこは安定してきて、精神戦では勝てると思ってたんだけどなぁ。てか最初から飲まれてた感じだからなぁ。折れていくって言うのよりもっと情けない。なんかそういう世界トップのチームに、世界トップの場で、1つくらい勝って見せてほしいよね。
娘は今日の日本戦、朝からサークルの仲間と渋谷のスポーツバーに行って盛り上がったらしい。いいねぇ学生は。そのためにわざわざ、事前に皆の分のユニフォームを買出しに行き、彼女自身は当然、ウッチーの背番号2。しょーもないミーハーだ。試合が終わって、パンダがあおむけに寝て滂沱の涙を流しているLINEスタンプを送ってきた。
さてさて、今年はちょっと早めに、夏休みの宿の予約をした。スケジュール調整が大変でねぇ。カミさんの仕事がお盆時期の直前まであるのと、娘は既に合宿やら遊びやらで埋まりつつあるのと、その上息子はお盆週は休みなんだけど、16日に学生時代の連中とやってるバンドであるイベントに出るってんで、パツパツになっていて。でもまぁ、LINEの家族グループで連絡とるようになってから、こういう時は便利になった。結局仕方ないので今回は息子は諦めて、お盆の前の週の週末に2泊で出かけることにした。
今年の行き先は、息子がいるなら運転代われるので少し遠出--山形とか秋田とか--しようかと思ってたんだけど、そういうことで近場にしようかと。カミさんはスピード恐怖症だし、娘はカミさんよりは運転センスあると思うんだけどいかんせん近所ばかり行っていて、高速の経験は浅いのでね。
だけど近場で高度があって涼しくて、ってなると軽井沢とか富士五湖とか、すっげー普通のとこしかないし、そういうとこって混むしねぇ。
以前から何か所か行ってみたいと思ってチェックしていた場所のうち、距離はあるけど高速から近くて時間的にはそれほどでもないはずの、長野中南部の駒ケ根高原というところに行くことにした。木曽駒ヶ岳の登山口、標高2,600mの千畳敷カールというところまで、ロープウェイで登れるそのふもとの800~900mほどの高原だ。
ちょっと低いから暑いかなぁ。ま、暑かったら千畳敷に登って、駒ヶ岳には登らずにゆっくり散歩でもしよう。
写真は今年球根を掘り返して植え直したのでどうかなぁと思っていたのが、ちゃんと咲いてくれた、6年前に尾瀬で買ってきたユリの花です。
あと2戦、がんばって勝てよ。勝てないまでも、せめて自分たちのサッカーしろよ。がんばれ日本代表!
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