まずびっくりしたのは、三鷹の雹の翌日、朝霞で1時間に110mmの豪雨が降ったとの速報。ぼくはこれを会社の喫煙室で同僚から聞いた。マジか。家流されてないか?
ニュースを観ると和光市駅の横の東上線のアンダーパスで、車が水没してレスキューが出動し、女性をボートで救出したと。こちらの方がニュース映像としては多く流れたが、朝霞と朝霞台の間のアンダーバスでも、道路が完全に冠水したと言う映像が流れた。
このアンダーパス、我が家からわずか数百メートルの場所で、息子と娘が通っていた小学校の通学路の途中にあり、週末のランニングでもしょっちゅう通っている。もともと、グランドレベルとほぼ同じ高さの線路の下をくぐるように作ったトンネルだから、構造的に冠水しやすいのは当たり前で、「冠水時通行止」という大きな看板が目立っていたんだけど、朝霞に住んで25年、朝霞駅寄りの今の家に引っ越して18年、ここが実際に冠水して通行止めになったことは、多分なかったと思うんだよね。
ポンプが故障してたって言うんだけど、めったに稼働しないとはいえ、そんなことじゃ困っちゃうよね。なにせこの冠水のしかたは、恐らく深さ6~7mくらいはあったんじゃないの?水没してるって言う車が、全然見えてこなかったもんね。
結局少し早めに帰った家は、比較的高い場所にあることもあり、娘からもらったLINEメッセの通り、豪雨ですか?いつ?って感じで全然ダメージもなく、唯一の被害は我が家の駐車場と道路との段差をなくす段差スロープの一部が、流されてどっかに行っちまったこと。
ヤバいとは思ってたんだよね。高さ5cmの低めの段差スロープが5個と、端っこの90度の扇形の奴のうち、右の2つと扇形が、隣のとネジ止めできてなくて、ちょっとした雨でもいつも流されていたのでね。でもこの辺の道に降った雨は、我が家と隣家の間の穴あきブロックから下の隠し側溝に流れるようになってたから、通常はそこまで流されるだけだったんだけど、今回はどこに行っちまったのか全然見つからない。
仕方ないので近所のDoitに行って買ってきたのだけど、2つと扇形だけでも計5,500円ほどするので、ま、これが今回の最大の被害だな。しかもDoitって我が家から2Kmほどで、ランニングの往復にちょうどいいので、ついでに買ってこようと思ったのが失敗で。
高さ5cmの薄型でプラスチック製とは言っても、1つあたり重さ1.5kgあるうえ、地面に置いてるとあまり意識しないんだけど、幅60cmあるので、大きめのポリエチレン袋に入れてくれた奴を手を伸ばしてぶら下げると、地面に引きずっちゃうので、腕を曲げた状態で持ち歩くしかない。
合計3.5Kgほどのものを、腕を曲げて走って運ぶのって、思いのほかキツいんですよ。ノルマの距離5kmは諦めて、なるべく近道で帰ってきたんだけど、辛いのでしょっちゅう左右の腕を持ち替えて、めちゃめちゃ息荒く、汗だくになってしまった。でも今回はちゃんとネジ止めしたからね。そう簡単には流されないはず。
そして今週はもう1つ、今クールのドラマの中で、ぼくが一番のお気に入りだった、「続・最後から2番目の恋」の最終回があった。このドラマ、最初のシリーズも、2時間特番も欠かさず観てるんだけど、まぁ最近はやりのあまり深刻な背景もない、かつてのホームドラマの現代版って感じで軽くて、とにかく4人兄弟の長男、奥さんに先立たれて中学生の娘がいる中井貴一と、隣の家に越してきたシングルのベテランTVプロデューサーであるキョンキョンのやり取りが、とにかく秀逸なんだよね。
このドラマは最初のシリーズがけっこういろんな賞を取ったりしたらしく、まぁ岡田惠和さんの脚本がよくできてますわ。しかも本人たちが「僕らの音楽」に出た時に言ってたけど、2人のやりとりは半分くらいアドリブらしく、それがまた面白いんですよ。
最終回は、口では喧嘩しつつもお互いに惹かれている中年の2人が、酔っ払って--中井さんは実際には酒が飲めないらしいんだけどうまいね--プロポーズしろ、わかった、みたいなやり取りがクライマックス。どこからがアドリブかわかんないんだけど、まぁ我々と同世代の恋の話は、観ててわくわくするわな。キョンキョンかわいいし。
だけどこのやり取りよりも今回琴線に触れたのは、その前に家族全員で食事しながら、みんなもう大きくなったから言ってもいいかなと、中井貴一演じる長倉和平が語った場面。両親が亡くなって、弟妹を3人抱え、経済的に苦しい時期があって、今も住んでる鎌倉の家を売ろうと思ったことがあると。だけどその時かわいがってた近所の猫が横切って、この家は我々だけの家じゃないんだと思って思いとどまった、って話で。
これに対して、反抗期気味の中学生の娘が、あの、と手を挙げ、「私、タイムマシンに乗ってその頃に戻って、長倉和平を褒めてあげたいです」って言ったのね。これはねぇ、娘のいる父親にしかわからないかもしれないけど、こんなこと娘に言われてみぃ。泣くでしょ。その前後は特にすごくしんみりした感じの場面ではないんだけど、このセリフ聞いた瞬間、涙があふれてしまいましたよ私。反則ですこういうのは。
しかしこのドラマもそうだけど、次のクールもキムタクの「HERO」とかExile AKIRAの「GTO」とかキスマイ玉森の「信長のシェフ」とか、リバイバルだらけだね。まぁ受けた企画は視聴率取れる確率が高いわけで、テレビ局的には大歓迎なんだろうけど、ちょっと多すぎなんじゃね?
さてさて今日は、年に1度のブーランの学校の「理事・評議員会」。一般企業の株主総会に当たるこの会議は、友達のよしみで評議員になっている我が「健康」のメンバーも毎年出席して、芝の東京プリンスホテルで1時間ほど業績報告を聴いた後、美味しい食事をいただける。
しかし、ぼくも昨日の夜まですっかり忘れてた上に、行きの有楽町線で寝過ごして新富町まで行ってしまい、ちょっとだけ遅刻してしまったので偉そうなことは言えないんだけど、マキゾエ君、去年、遅刻して評議員会が終わってから飯だけ食べにやってきただけでもアウトなのに、今年は完全に忘れてて、12時頃になって、「なんとお詫びを申し上げてよいか・・・」とメールを打ってきた。
やらかしてくれるねぇ。突っ込まれ系キャラが定着してきましたな。まぁ昔からそうか。
さてさてさて、最後は日立アプライアンスと言う会社に勤めて4年目の息子が、初めて設計にかなり深くコミットしたと言うスティックタイプのコードレス掃除機PV-BA100を、ヤマダのネットショップに発注していたのが、今日夕方届いた。とりあえず充電したけど、まだ使ってないので、使ってみてからまた書きましょうかね。
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