なんだか日本の気候が熱帯化してるよね。つい1か月前まで結構寒かったりしたのに、もう夏日だとかって。朝晩はまぁまぁ爽やかだからまだいいけども、やっぱ最高気温24,5度くらいがいいよねぇ。
てことでこの週末は、GW遊びまくったんで季節の変わり目対応が間に合ってなかったのを、いくつか片づけた。1つは第一次衣替え対応--コートとか冬物のクリーニング出しと、夏物のズボン中心のアイロンがけ--、もう1つは電気敷毛布のクロゼット入り前のダニ取り。結構時間食うんだよねこういうのって。
などとバタバタしていたので、今日は思いつくままの小ネタをオムニバスで。まずは「寸又峡スリッパ事件」から。
ウチのカミさんは、そう書くと怒られるかもしれないけど、強気しっかり者昭和の親父キャラの一方で、昔から何かと天然ボケをかましてくれる人で、人名が思い出せないのは歳取る前からあたり前、会話中頻々と言葉を言い間違えたりとか、Lineで「た」って1文字だけ送ってきてそのままとか、そういうのが日常茶飯事で、家族で旅行に行っても笑いのネタの7割がたは提供してくれる、なかなかのキャラでして。
だからアルツハイマーが入ったとしても気づかないかもね、ってんで、突如徘徊して迷子になっても困らないように、ぼくのスマホからは、いつでもGPSで彼女の居場所がわかるようになっている。別にやましい場所になんて行かないからと、その潔さは称賛に値する。
でも、ぼくの居場所の方はどうなっているかは敢えて書かないけども、それが愛情のバロメーターだなんて短絡はしないでいただきたい。わかるようにしたところで、彼女にはその操作方法が多分憶えられないだろう(本人も認めている)、ってだけのことなのでね。へへへ。
GW前半に泊った寸又峡の宿は、部屋がちょっと変わったレイアウトになっていて、入口の三和土の正面にまっすぐ短い廊下がのび、その突き当りに一般の宿の縁側に当たる囲炉裏を置いた部屋があって、その廊下の右側のふすまを開けた10畳和室の居室とは、奥のふすまでつながっている。廊下の左側の引き戸を開けると洗面所があって、洗面所に入ると右にトイレ、左に部屋風呂のドアがある。和室と風呂以外はみんな板の間だ(図参照。上側は窓ね)。
んで、洗面所に入って右のトイレのドアを開けると、そこにはトイレ用のスリッパが並んでいる。これを見た瞬間にね、無意識に予感はあったんだよね。それぞれの部屋の間には仕切りがあるけども、大きな段差はなかったからね。
つまり、宿に着いてカミさんがトイレに入り、しばらくして洗面所に行ってみたら、見事、洗面所の入り口(図の②)にそのトイレ用スリッパが並べて脱いでありました、と。やっちゃったねー、やっぱねー、って言ったら、トイレ用スリッパで散々歩いちゃったから、洗面所もトイレ用スリッパ履くってルールにしたんでよろしく~、だって。
さて、ここでクイズです。この話はさらにこの後カミさんがやらかしてくれて、一応オチがつくんですが、いったい何をやったでしょう?下部温泉に向かう途中のSAでこのクイズを娘に出したら、正解にはたどりつけなかったんだけど、皆さんはお解りになりますか?なおも移動を重ねる恐怖のスリッパ!正解はこの記事の下の方をご覧くださいね。
2つめの話題はウィンドベルケース。先月のライブで持っていくのに一番苦労したのがこのウィンドベル。ライブではランドセル型スネアケースと中型キャリーケースに加えて、キャリーケースには長すぎて入らないこいつを運ぶことができず、家が近いバンマスMに持って帰ってもらっていた。
一昨日のライブ出演者打ち上げの時にMに持ってきてもらって、かなり酔っぱらっていた帰りの電車では、危うく網棚の上に放置しそうになったりしながらなんとか持ち帰ったんだけども、もうそんなお手間をかけるのは申し訳ないし、スマートに運べるようにしときたくてね。「d2p8」は10月の「音感Home Coming Day」にエントリーしたものの、多分これを使う曲はやらないので、特に慌てる必要はないんだけど、こういうのは決着つけとかないと落ち着かない性分でして。
このTree Worksというアメリカの専業メーカーのウィンドベル(ツリーチャイムとも言う)は、本体が長さ59cm、その長さのウォールナットの角棒に、直径8mmほどの金属のベルが35本、長さ順に細いファイバーの紐でぶら下がっている。これを収めるケースは、筒状の段ボールの上下をプラスチックの円盤で蓋する形で、長さ62cm、直径8cm。この中に本体と同じ長さの段ボール板の、両側を縦に折ったの(下の写真参照)が入っていて、これで金属ベルが運搬中揺れないよう保護するようになっている。
これを運びやすくするにはどうするか。細長くてよく運ばれるものと言えば・・・バット?ゴルフクラブ?でもどちらも長すぎる。他にないかなぁ、とつらつらと見てたら・・・アウトドア用の折り畳み椅子のケースがいい感じじゃんか。だけどこれはぴったりの長さや太さのものを探すのが至難の業だ。なにしろケースなんて付属品だから、サイズすら書いてないことが多い。
う~ん、と諦めかけたところで見つけたのが、三脚ケース。おお、これならサイズのバリエーションがかなり多いし、ストラップがついてて肩掛けできたりとか、緩衝材が入ってたりとか、いい感じじゃん。
んで、最初は段ボールのケースごと入れようと思ってたんだけど、よくよく考えてみれば、このまま別の大型バッグに入れることもあるだろうし、単独で運ぶにしてもなるべくコンパクトにしときたい。なら本体を直接入れた方がよい。さらに、直接入れるにしても、折れたり曲がったりするものではないので、厚手の生地で包まれていれば傷がついたりはしないし、べつに緩衝材までは必要ない。元のケースに入っている縦折れ段ボールを流用して揺れないようにさえできれば、よりスリムな一脚用のケースの方がよい。
てことでVelbonという三脚専業メーカーの、長さ62cmの一脚ケースを発注。1,400円ほどとリーズナブルだし、今日届いて本体を入れてみたら(全体像は冒頭の写真ね)、おお、ぴったりで揺れないし、肩に縦に掛けられるし、なんだ、これがあればこないだあんなに悩まなくてよかったじゃん。うーん、スッキリ。
さてさて、3つ目の話題は、連休前にビックカメラで、ポイント等のみ--楽天カードのキャンペーンで手に入れたポイント+αと、実は私株主でしてね、株主優待券2,000円分--でゲットした、「Stealth VR」っていうヘッドマウントディスプレイ。
もう結構長くなってるので手短に書きますが、ディスプレイっつても、画を映すのはスマホ本体で、いくつかネット上にあるアプリをダウンロードしたうえでこのStealth VRにセットして、焦点距離とかを合わせれば、360度3D空間に囲まれているかのような視界体験が得られるというモノ。先月の20日に発売されたこの機械?は、これまでGoogleが段ボール製の簡易なのを出してたんだけど、それに比べればかなりきちっと作ってあって、定価9,800円。
GW中やむを得ず放置してたんだけど、昨日使ってみたら重くもないし、恐竜の世界に行けたり、ライブの舞台上に上がったような体験ができたり、なかなか面白いよこれ。大人のおもちゃとしては、まぁまぁのコストパフォーマンスなんじゃない?もうちょっと追及してみて、何かあったらまた書きますね。
てことで最後になりましたが、「寸又峡スリッパ事件」の答えはコチラ。やってくれるでしょ?ウチのかあちゃん。
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