副都心線は、ワンマン運転だけに空調は割合気を付けてくれてるなぁと評価してたんだけどなぁ。カミさんが東上線は寒すぎると文句を言ってるのを後目に。いやぁ、やられましたよ。先週の金曜日の帰り。気温的にもかなり過ごしやすいところへ、ぴーぷー冷風攻撃。なまじ座ってると避けようがないんだよね。
翌日の深夜くらいから、あれ?こりゃなんかおかしいな、って感じだったのが、3連休の3日目の夜には、サザエさん症候群の上に、安上がりのぼくの体には普段ならたいてい効いてしまう市販のパブロンゴールドのジェネリック薬を飲んですら、10分に一度は鼻をかまないといられないという、厳しい状況になった。久しぶりの風邪だ。
しかも大体ぼくの場合には、まず喉に来て、それがおおむね収まってから鼻に来るパターンだったのが、今回は完全同時攻撃だ。
それでも--唯一4年半ほど前、インフルエンザをやらかした時以外--、体調不良で仕事を休んだことは、30年を超えたサラリーマン生活で一度もないというプライドで、火曜日の朝会社には行ったのだけども、そのインフルエンザの診断をくれた恵比寿の耳鼻科--医者は子供の少ない都会に限る。空いている--に行って薬を処方してもらう。
それ以来やっと昨日の昼頃からちょっと味を感じられるくらい--風邪ひくと嗅覚をやられて、味があまりわかんなくなるのよね。「風味」ってやつが味覚に占めるシェアの大きさを、風邪ひくたびに感じるのだけど--の、ぼくにしては結構な重症だったのだけど、今日になってウン、これは回復してきてるなと感じられるようになった。なんか木曜金曜と変な天気で寒かったしね。体の調節がうまいこと効かなくなっちゃった人も多かったんじゃないかな。
てことで今日ロヂャースで、海辺用の長袖パーカーを買ってきた。寒い電車の中用にね。女子みたいだけど。年取るといろいろ大変なんス。薄手のポリエステルでそこそこ暖かくて嵩ばらず、肌触りはまぁまぁ、なかなかの着心地だ。オフィスで着るのはちょいと恥ずかしいけどね。
んでそんなタイミングで、先週書いたスタジオのメイン空気清浄機の買い替えを行った。
記録に残ってないんだけど多分2010年頃にリビング用に買って、カミさんに邪魔だ要らんと言われぼくの部屋--スタジオTacovo--に持ってきて以来、前の加湿機能のない空気清浄機をブース側に駆逐して、不在時も含めてずーっと稼働していたダイキンの「うるおい光クリエール」MCK65KK-Wという機種が、壊れてしまってね。このブログを始めて以降買って故障した機器としては、先週のエアコンに続き2つ目、しかも両方ともメーカーはダイキンだ。嫌いじゃないんだけどなぁ。
まぁ今回は、ちゃんとマニュアルを読んでれば避けられたといえなくもないトラブルなので、一方的にメーカーのせいにする気もないんだけどね。
というのは、この空気清浄機、ふたを開けると中が結構複雑な多層構造になっていて、単なるフィルターだけでなく、いろんな金属網状のものとかが入ってるんだけども、これらが定期的に、警告ランプが灯って掃除しろって言ってくる。
んで今回、多分6年間で初めて、「ユニット1」をきれいにしろと言ってきたので、マニュアル見て、そのユニットを外し、手前についてるフィルターを掃除機で吸い、後ろについてる金属網的なやつをはずして、その網自体と、それがはまっていた枠を水で浸け置き洗いしてから干せ、って言うのでやってみましたと。
ところがこれが結構大きなものでね。しかも四角いので、我が家にある洗面器やたらいには入らない。風呂桶を汚すのも嫌なので、去年リニュアルした洗面台のシンクにぬるま湯を張って、ここにその枠と網を重ねて入れたんだけども、その時に、この枠についていた、「イオン化線」と呼ばれる8本の細い針金に気づかずに、切ってしまったのね。
そしたらこの針金が結構大事な機能を果たしているものらしく、まともに動かなくなってしまった。ダイキンのサポートに問い合わせたら、預かり修理か、その「ユニット1」の新品を送るかどっちかで、7~8,000円かかると言う。えーっ。なんだよもう。
念のため新品ってどのくらいするんだろうと調べてみたら、Sharpの「プラズマクラスター」加湿空気清浄機の型落ちのKC-E50という機種は、15,500円で買えるという。金属枠セットの倍程度のお金で、新品が買えるなら、そっちの方がよくない?ってなってね。
しかもこのダイキンのMCK65KK-Wは、その複雑な多層構造のために、結構厚みがあってね。このスタジオメイン清浄機は、スタジオの大画面TVの反対側、ブースに入る狭い通路のところに置いてあるので、厚さで言うと7cmほど薄くなるKC-E50の方が、邪魔にならないんだよね。仕切りのガラス戸からだいぶ離して置ける。
このスタジオ、ブースはぼくがタバコを吸うのだけど、スモーカーが部屋がタバコ臭いことを容認してると思ったら大間違いでしてですね。なるべくタバコ臭さは取って欲しいので、臭い取りの機能は大事なのですよ。イオンで浮遊あるいはカーテンとかに付着している菌やウィルスや臭いの元を抑えてくれるというプラズマクラスターだけども、ダイキンの機種も「ストリーマ」ってのがついてて、あとパナソニックの「ナノイー」も、いずれも似たような機能のようだ。でもどこまで信用できるのか、ネット上の情報を調べてもよくわからない。
一方でこの春にブース側で交換したエアコンはナノイーがついており、またブースの灰皿のすぐ上に置いている、富士通の「プラズイオン」というこれまた似たような機能を搭載した空気清浄機DAS-15D-B、この効果なのか、このところスタジオよりブース側の方が臭いが少なくなった気がしていた。また我が家には玄関にもっと廉価版のプラズマクラスター空気清浄機が置いてあって、これが結構靴の匂いを抑えてくれてる実感はあった。
なので、これはこの新機種に取り替えた方が、臭いがしなくなるかも、って期待もあってね。ほぼ6年は経ってるから、会社なら償却終わってるし、んじゃここは交換だということにして最安ショップに発注。水曜日に届いて、いくつか設定を行う。季節がら加湿機能の確認はできないけど、センサーの感度とか、運転音とかは、まったく問題ないようだ。
てところで、なんと!この風邪で、ワタクシ現在臭いがほとんどわかりませんと。なので一番大事な脱臭効果が確認できてないんですよ。困ったもんだなぁ。
ついでにスタジオ側の1人掛けリクライニングソファーの右手に置いていた、喫煙時に灰皿脇で煙を吸わせる用の、もう多分20年選手くらいになっており、2年ほど前に一度壊れたけど自然復活した単純なフィルター清浄機を、その壊れた時に2,980円という廉価で買っておいた小型のやつ--下村工業という会社の「快適空房KKA-50」という機種--に交換する。煙が部屋にこもらないように吸わせたいだけなので、機能的にはこれで十分。吸い込み口のもう取れなくなっていた汚れがなくなった分、よかったよかった。
てことでスタジオ側の空気清浄環境を刷新しました、ってお話でした。まだその効果はちゃんと確認できてないんですけどね。情けないことに。
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