この手のAV機器やPC周り、楽器周りについては、主として故障時の保証手続きの確認を目的として、「購入・登録ID DB」というExcelファイルに、すべてどこでいつ、いくらで買ったかの記録を残してるんだけど、珍しく今回買い換えることになったリビングの40インチTV、SONY KDL-40V2500については記録が残っていない。
リビングに置くものだから、ってことで気が抜けて失念したんだろうけど、本体の裏側に07年製って書いてある。07年と言えばぼくが転職して6月にこのブログを始めた年だけど、ブログには書いてないので、07年前半に買ったんだろう。池袋のビックカメラで、かなり安く目玉商品になってたのを衝動買いした記憶がある。安くといっても、当時の40インチの普通の解像度の液晶TVは、20万以上はしたと思う。
この家族がもっともよく観るメインのTVが、調子悪くなっちまった。簡単に言うと映らない、ってことなんだけど、どうもパネルそのものは生きているものの、本体のチューナー部かその関連部分が逝ってしまったらしく、本体チューナーを経由しての映像が映らなくなった。
外部入力では映るので、ここ数ヶ月ほど、HDMI接続したBDレコーダー、Panasonic DMR-BRW500のチューナー経由で、TVを観ていた。ドラマ類はほとんど、いったん録画してからCM飛ばしで観るので、このくらいの操作ならうちのカミさんにも特に苦にはならない。
ぼく個人的には、TVのチューナーは使わず、BDレコーダーからの入力で観ることは、録画とリアルタイム放送の間で、いちいちTV本体の入力を切り替える手間--最近は他社機器間でもこの辺はHDMIで連動してくれるけども--も省けるし、そのほうが便利なので、自分のスタジオでもブースでも、常にそうやって観ており、特に違和感はなかったのだけど、カミさん的にはちょっと引っかかるものがあったらしい。
つまり、ただリアルタイム放送を見るのに、わざわざBDレコーダーを立ち上げるなんて、電気の無駄使いじゃない、と。ま、そりゃそうなんだけど、BDレコーダーの電力消費量なんて、いつもつけっぱなしにしているキッチンのシンク上の蛍光灯--なかなか切れないのでまだLED化していない--くらいのものだから、大したことはない。とは言え、確かに資源の無駄であることに間違いはない。
それともうひとつ、この2チューナーのDMR-BRW500は、お風呂TV、Panasonic UN-DM15C1に映像を飛ばす元になっているので、何か録画していると、録画しているチャンネル以外のチャンネルを、リビングとお風呂で別々に観ることはできない、という不便が生じた。2番組同時録画していると、なぜか録画しているチャンネルすら観ることができなくなる。
こんなことなら3チューナーの機種にしときゃよかったと後悔したんだけど、仕方ない、ここはTVの方を買い換えるかと。修理も金かかるし何かと面倒だしねぇ。この手の機器で十年持てば、まぁまぁ、長寿とは言えないけど一応御の字だよね。
てことで、条件として、横に広い我が家のリビングダイニングのほぼ真ん中の壁際に置いているTVだから、スイーベル(左右回転)ができる--回転台を下に置く手もなくはないけども、みっともないし、最近の無回転TVは左右のスタンドが離れてるため回転台もなかなか選びにくいし--もので、かつTVを置いているローボードの幅1mにぴったり収まるサイズを、ってことで、ほぼ1択で、Sharpの45インチ4KTV、AQUOS LC-45US40って機種を選定し、11月末ごろから価格comでお気に入り登録して価格推移を見守っていた。
値段的には同じ4Kでも韓国LG電子のものとかのほうがずっと安いんだけどね。しかもぼくは別に韓国メーカーに何の偏見もなく、スタジオとブースのタブレットやノートPCを除く計6台のモニタ類の中で、TV2台以外の4台はすべてLG、タブレットもLGという、ある意味LG信奉者でもある--なにしろ薄くて軽くて安いんです--んだけども、こういう単に画面が回転すると言う、本体の電子的な機能とは関係ないところで、数万円の価格差を容認するのも、これまたアリだという主義であり。
今までのTVはベゼル幅がそれなりにあったため、大きさ的には40インチでもほぼ余裕なしだったのが、技術の進化で5インチ上乗せできたのも嬉しい。幅は1,011mmなので、実際には微妙にオーバーするのだけど、そのくらいなら左にぴったり置いたハイチェストとの間を、ちょっと隙間を空ければ済むことだ。この45インチと言うサイズも、どうやらSharpのみが販売しているようだ。
で、値段は下がる一方でもなく、上がったり下がったりを繰り返していたところで、年明けの4日に、biccamera.comがお正月セールをやっていて、本体価格的にもポイント分まで勘案すれば価格com最安値をかなり下回る上に、年始キャンペーンで、同時に引取りを依頼すれば、後で別途5,000ポイント還元する、っていうことだったので、思わずポチっとしてしまった。
本体税込み117,892円でポイント10%、つまり今までのTVのほぼ半額で、4Kになり、サイズアップし、その他各種機能も進化し、ってことだ。リサイクル料とか引き取り料とかかかるけど、還元分の5,000ポイントでほぼ行って来い。しかもぼくはビックカメラの株を少し持っているので、優待券も使える。いやいや、ありがたいことだね。
今日朝の10時過ぎに届けてセッティングしてくれたこの新しいTVは、実際に設置してみると、前のTVに比べてあまりにベゼルが細いのと、前のTVは下部に高さ10cmくらいのスピーカーのスペースが取ってあったこともあり、全高が低くなって、画面は大きくなったはずなのに、逆に小さくなった印象だ。
誤算だったのはスタンドの接地部分が意外に大きな長方形の枠になっていて、思ったより手前に置けなかったことだ。そのためダイニング側の左に回転すると、左に置いてあるハイチェストに画面の左端部分が少し隠れてしまう。TVローボードとチェストの間隔とかローボードを少し手前に出したりとか、調整に苦労する。
4Kで、アップコンバート機能がついているとは言っても、映像はまぁそんなにびっくりするほどきれいになった感じはしない。BDレコーダーも4K対応なので、4Kコンテンツが放映されるようになったら、ありがたみを実感できるのかな。
LANの設定をして、色味とか音声とかを調整する。最近のTVはみんなそうだと思うけど、この機種も、ネットワーク経由で家中のレコーダーに録画したものを観れたり、スマホの画面を映したり、いろんなことができる。外付けHDDを接続すれば、録画もできるし、3チューナー積んでるので、同時2番組録画してさらに別の番組を見たりもできる。
到底全部は無理だけど、いくつかの機能を試してみて、スマホからもTVをコントロールできるように、AQUOSコネクトというアプリをダウンロードしたりした。いやいや、すごいねホント。最近のTVは。カミさんは、いちいち入力切替をしなくても、HDMI連動で、Pana製BDレコーダー側の操作をすると自動的にそちらの画面に切り替わるのがお気に召したようで、ま、とりあえずよかったよかった。
さて、年末から打ち込んでいた「健康」の新曲候補が、あとちょっとの作業で一旦出来上がるところまで来た。曲自体が採用されるかどうかもわからないし、採用されたとしても歌詞は全然変えられてしまうかもしれないけど、今回の歌詞はある「健康」メンバーの完全な実話--誇張なし--なので、珍しくほとんど苦労しなかった。
3月26日のライブに向け、今日からリハスケジュール調整も始まった「健康」。この曲をやるかどうかわかんないけど、とりあえずお楽しみに、ぜひお越しくださいませね。
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