実はこれ、もうなんか自分的には1年2年越しの、しかもけっこうマインドシェアを割いた話なんで、すみません、最低2週は引っ張る感じで、タイトルに「1」ってつけちゃったんですけどね。
来週はこのネタじゃないかもなー。息子の許嫁(いいなずけ)となることになった彼女が来るのでね。息子の彼女の話って、過去何回か書けることがないんだよね、って書いたけど、許嫁ともなれば、少しは書けることが増えそうじゃん?
しかもここ15年でその比率が1.5倍弱に増えているってのは、携帯が過去わずか20年間で爆発的に普及した状況から見れば、これまた意外に少ない感じもするけれども、固定電話や携帯電話の料金の下がり具合とかも考慮すれば、なるほどね、って感もあるし、少なくともこれだけ比率が増えている費目は、他にはないと思われ。
我が家の固定費削減作戦は、まずは一番デカかった電気代から始まり、夜間安くなる「半日お得プラン」への移行と、太陽光発電の導入で、年間30万近くかかっていたのが、10年の単価期限はあるとは言え、売電との差し引きも含めれば年間3万円強と、劇的に下がった。前にややこしいシミュレーション記事を書いたけど、その後の実績はもっといい数字が出ており、太陽光発電機器への投資回収は余裕でできる状況になっている。
次がスカパーの利用料で、これも今年からDAZNとスポナビライブへの乗り換えで、シーズン中だけとはいえ年間5万ほどかかっていたのを、半額以下に下げることができた。
そうなると目立ってくるのが通信費だ。以前の名残で息子の携帯代まで持ってやってたこともあるけども、月6,000円ほどの光回線&固定電話代と合わせて、月だいたい3万円くらい、年間36万ほどかかっている。ぼくもカミさんも、データはせいぜい月1GBか、使っても3GBは行かないライトユーザーでもあり、こいつはどげんかせんといかん。
一方で4年前の11月に機種変したSharpのスマホ、SHL23は、昨年バッテリーがヘタって来たので保険を使って同機種の新しいのに交換したんだけども、それでももう、なんだかやたらと熱を持って、お前は湯タンポ--漢字で書くと「湯湯婆」なんだって。妻や母の代わり、って意味らしい。深いなぁ--かと言う状態でバッテリーを見る間に消費し、1日に何度も再起動して、なんとかフル充電を1日持たせるような状態が続く。でも65,000円ほどもしたこいつを、そう簡単に機種変更はしないぞとがんばって使っていた。
とは言え昨年から新機種の情報は集めていて、SONYのXperiaとか、LGのisaiが意外に良さそうだぞとか、だけどいかんせん高いんだよね。72,000円とかする。なんだよそれ。ノートPC買えるじゃん。これは少なくとも4年はがんばってSHL23を使わないとなぁ、ってのが去年の暮れの状況。
だけども諦めの悪いおいら、その頃からやたらとCMを流し始めたY!mobileって安くてよさそうじゃん、ってんで、今年に入って情報を集めてみた。そしたらさ、なんだよ、すっごい安くなるじゃんこれ。auの月額料金に比べて。端末もそこそこ選べて、値段も基本分割だけどトータル4万円台とかだ。だけど残念ながらスペックが低いか、高いのは重さがあって、ドンピシャって機種はない。
ならSIMフリースマホも選んでみるかな、ってので調べてみたら、おお、こんなにピンキリでいろんな選択肢があるのね。価格帯的にも。こりゃ比較表作るかと、もう情報が古いのでここには載せないけど、結構な時間をかけてやってみた。するとその中でも、大きさと重さのバランスや、CPU、RAMなんかのスペックを見ると、ASUSのZenfoneシリーズや、HuaweiのP9なんかがなかなかいい感じだ。
残念ながら防水・防塵はできず、おサイフ機能とワンセグはついてないんだけど、こうして横並びで見ると、世界標準ではそんなものはついてないのが普通らしい。ま、確かに、今のスマホで防水が役に立ったのは、一度だけトイレに落とした時くらいだし、ワンセグはたまーに使うけどそもそも地下鉄では観れないからなくても困らないし、おサイフはコンビニでは使うけども、モバイルPASMOはないし、これもないと困るもんじゃなく、却って残額管理とかがめんどくさい。
SIMフリー機は、多くが中国製なんだけど、まぁこれは都市伝説レベルかも知れないけども、中国製ってなんか勝手に裏で情報取られたりしそうだし、だったらHuaweiはないな、台湾メーカーのASUS(エイスース)がいいかな、と。ASUSは今までPCとかタブレットとか買ったことがあって、嫌いなメーカーじゃないしね。
んで、SIMフリー機にするなら、MVNO(Mobile Virtual Network Operator/仮想移動体通信事業者--docomoやauの回線を借りて提供する、いわゆる「格安スマホ」の通信事業者ね)は他にもいっぱいある。Y!mobileはその中では安い方じゃないし、なによりキャリア系のY!mobile、UQ mobileは、2年縛り--2年間に2ヶ月だけ無料解約できる期間があって、それ以外だと違約金が発生する--から抜け出せていない。
この2年縛りがなにより腹が立つ。今のauを解約するには、ぼくとカミさんは今年の9-10月にならないと9,800円取られてしまう。そういう--その分値引きした料金体系なんだから、って言い訳は、MVNOがこんだけ出てきた時代に、通らないよねぇ--悪徳商法に付き合わされ飼い慣らされているのって、おかしくね?よし、ここはついに我が家も、三大キャリアからの抜け出し作戦を発動するか、と、今度はMVNOの比較表を--これまたかなりの時間をかけて--作った。こっちはスピードとかが3月の情報だからちょっと古いけど、料金体系はそう変わってないと思われるので、載せときますね。字が小さいので外部シートにリンク貼っときました。
で、詳しいことは表を見て頂ければ、で省略するけど、この中ではmineoというMVNOがよさげだな、ってことになった。そして、ぼくの4ヶ月後に機種変して、ぼくらよりはずっとヘビーユーザーだけにやっぱり、そのスマホがボロボロになっていた息子が、機種変しようかと言っていたので、タイに行った時に、MVNOに移行するぞ宣言をして、この比較表をLINEで共有した。息子の方が無料解約期間が7-8月で早く、先に移行させなきゃならなかったのでね。
そして息子は7月にmineoに移行、やっと9月を迎えたので、満を持してまず、auに電話してぼくの方のスマホのMNP予約番号を取得する。9月は通信費がダブルで発生しちゃうから、なるべく月末に移行したほうが無駄がないですよ、とかごちゃごちゃ言われたけど、ええいやかましいと番号をもらって、昨日のうちに息子からもらった紹介キャンペーン適用URLからmineoの申し込みをし、新端末、ASUS Zenfone3の春モデル、5.5インチで155gとバランスの良い、ZE552KLを、ポイントがたまっていたビックカメラに発注した。併せて保護フィルムとか最近のスマホの標準I/F、USB-Cのアダプタとかを、こっちはAmazonに発注。
mineoからSIMが届くのは1週間後だって言うんだけど、このスマホ本体とかは今日もう届いたので、充電して保護フィルムを貼って初期設定をした。うーん、SHL23よりも一回り大きいけど、重い感じはなく、とりあえず今のところものすごくサクサク動くし、2,3時間くらい放っておいても、電池は1%しか減っていない。来週SIMが届いたらいろいろと移行しなきゃ。
それでよさげだったら今度はカミさんのスマホの移行だ。彼女もぼくの2ヶ月後くらいに機種変したんだけど、特に今の機種に不満があるわけではないらしく、メアド変わっちゃうし、せっかく覚えた操作が変わっちゃうのやだなぁ、とか言ってるんだけど、なにせランニングコストが半額以下に下がるからね。これは付き合ってもらいますよ。
よし、あとはこれで、来年1-2月の娘のiPhoneのmineoへの移行と、auスマートバリューの値引きによる縛りがなくなったので、家の光回線をもっと速くて安いのに移行すれば完成だ。こっちは3年縛りがあるので、来年の6-7月になっちゃうんだけどね。
まぁしかし、日本メーカーのスマホの多くが世界に受け入れられず市場から消えつつある昨今、細かなサービスで独自色を出し、その、世界にはアピールしない差を売りに、他のサービスとの抱き合わせでお得感を出し、という各キャリアの日本式モロ出しのビジネスモデルは、もう限界なんじゃないの?各キャリアともいま焦りまくって新料金とか打ち出してるけど、発想を根本的に変えていかないとね。客を縛っちゃダメだよ。
MVNOのシェアはまだ7%くらいらしいから、すぐにどうこうではないけども、10年経ったらわかんないよ~。MVNOのデメリットとして、昼間の時間帯の通信速度が遅くなるとかあると言うので、その辺はまた--その「2」でできるかわからないけど--レポートしますね。
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