AppleがAirpodっていうセパレート型のBluetoothイヤフォンを売っていて、使ってる人を結構見るけど、あの耳からひげが生えたみたいな形ってダサくね?17,000円近くもするのに、Apple製品にあるまじきあの見た目ってアリ?セパレート型のBluetoothイヤフォンだって、3,000円から4,000円くらいで、いろんなのが出てるのよ。てことで今日はこの数カ月のBluetoothイヤフォン行脚のお話です。
そうかー。今調べてみたら、SoundPEATSのQ12っていうBluetoothイヤフォンを買ったのは、今年の2月だったのね。もう遥か昔のような気がしていたけども。それだけBluetoothイヤフォン道楽が甚だしいと言うことだ。なにせ有線タイプならヘタすると1,000円台から、中国メーカーを中心にいろんなのが出ていて、大人の道楽としてはいい感じなんですもの。ついつい次から次へと試してみてしまう。
SoundPEATS Q12は、APT-Xという通信規格に対応していて、音もいいし、遅延も少ないし、数種類同梱されているアダプタが耳たぶの内側のくぼみにうまくフィットして落ちにくいし、ひとつの完成形ではあるのだけど、いちゃもんをつけるとすれば、左右のユニットの間を細くなったとは言えきしめん状のケーブルでつないでいるので、付属するミニクリップで襟とかに止めないと、ランニングの時には跳ねて邪魔になる。その分頭を左右に振る自由度が制限される。
あとコントロールユニットが、小さくて軽いとは言え、ケーブルの途中の右耳寄りについているので、どうしても右耳側が引っ張られて抜けやすい。本体もやや大きめなこともあり、走っていると右側がたまに少し抜けて、耳から落ちはしないものの、音質が変わってしまうので、これを指で押さえこまないといけなくなる。まぁ30分のランニングで2回くらいではあるんだけどね。
この耳に嵌めた位置の安定性って、実はとても重要で、イヤフォン自体の音質がいくら良くても、耳から少し抜け気味になると、低音が聴こえにくくなる。どのBluetoothイヤフォンも、ランニングで使うのにいいよ、って売り文句を前面に出してくるんだけど、ランニング時の頭の揺れをなめてはいけない。電車に乗って聴いている時とは全然違う力が働き、段違いに抜けやすくなる。
ぼくは音楽だけを聴くのって、今はほぼ車に乗ってる時か走ってる時だけなので、Bluetoothイヤフォンの性能もさることながら、この装着位置の安定性って、特に大事なんですよ。この辺をいくら中国やアメリカだからって、各メーカーはもっと意識して欲しいんですよね。まぁ手抜きをするから安くできるんでしょうけども、なにせ競争力を失った日本のメーカーの多くは、撤退したか高級品中心にシフトしてるため、他に選択肢がないのでね。
てことでこの希薄な不満点をトリガーに、さらにBluetoothイヤフォン行脚は続く。まずはMpow Dunmerという、左右を繋ぐケーブルがきしめん状ではなく普通の細いケーブルのタイプを買ってみた。これは確かにケーブルが跳ねてもあまり音が響いてくることはなく、クリップはついてないけど特に気にならない。アダプタも小型だけども耳穴の上2つ目の襞にフィットして、なかなかいい感じではある。
ところがこいつがね、どうも水滴に弱いんですよ。IPX4防水仕様といいながら、まぁ確かにぼくは汗をかきやすい方だとは思うけど、買って何回目かで、左側からブツブツとノイズが聴こえるようになっちまった。電源を入れると漏れなく聴こえると言う、どう考えてもどこかがショートしたとしか思えない状況だ。
交換を依頼して、新しいのを送るから古いのはそのまま捨ててくれと、その対応は悪くはなかったんだけども、交換したこの2台目も、あっという間に全く同じ症状が出てしまった。これは構造的にダメだな、ってことで、再度交換を要求してもよかったけど、とりあえず対応のよさを評価して、そのままにしてあげることにする。
うーん、どうしよう。と考えて、思いついた。そうか、そもそも左右を繋ぐケーブルがなければ、引っ張られたり邪魔になったりってことがなくなるじゃん。さっそく調べてみると、左右セパレートタイプのBluetoothイヤフォンってのも結構売っている。
その中でいちばんオシャレっぽかったLesoom T1ってやつを買ってみる。セパレートタイプって、ペアリングどうするんだろう、って思ってたら、基本的にはまず左右のユニットをペアリングして、それからどちらかのユニットとスマホをペアリングすると言う手順になるようで、一度ペアリングしてしまえば、左右のスイッチを同時にオンにすれば、ほぼ問題なく繋がる。
だけどこのLesoom T1、その後買ったどの機種よりも小さくて耳たぶの形にはうまくフィットするんだけども、耳穴に差し込む部分がやけに細くて、替えのイヤーパッドもついておらず、走りながら使うともうポロポロ耳から落ちてしまう。これでは全く使えない。充電インジケーターとか、なかなかしゃれたデザインだったんだけどなぁ。残念。ってことでこれは娘にくれてやる。
次にちょっとでかいけど電池の持ちがいいと言う、TAROME X2Tというのを買う。こいつはちょっと筐体がでかいんだけども、替えのパッドもついているし、Lesoom T1よりも耳穴にフィットして落ちにくくはある。でもやっぱ走るとダメだ。最初は安定してるんだけど、一度落ちると、耳穴の中の汗が潤滑剤みたいになって、その後はたびたび落ちるようになってしまう。セパレートタイプだけに、左右どちらがはずれても、文字通りそのまま地面に落ちるので、いつ壊れるかと心配だ。
うーん、音は悪くないんだけどなぁ。残念ながらこいつは普段持ち歩き用だな。電車の中で音楽を聴くことはめったにないのだけどもね。
そしてこれでダメなら当分買わないぞと心に決めて、耳に掛けるフックがついているEonfine Tws-K2というのを買う。写真を見てもこのフックが耳たぶの中で突っ張るタイプなのか判断できなかったのだけど、届いてみるとこれは耳たぶの外側にひっかける方式だ。
これがねぇ、使ってみると、いくつかの大きさのイヤーパッドのどれをつけても、あっという間に耳穴から抜けてきて、低音が聴こえなくなってしまう。フックがついているだけに地面に落ちることはないのだけど、どうしてこんなに安定しないんだろう。ぼくの耳の穴の大きさが特殊なの?いやいや、多分このゴム製のイヤーフックが、外側に引っ張る力を働かせてしまうんだと思うんだよね。
なのでもう走ってて2分に1回とか耳に押し込まなきゃならなくなって、今日ついに、本体の周りをぐるっと締め付ける形になっているイヤーフックから本体が抜けて、地面に落ちてしまった。最近は陽が短いからね。もうすぐ家に着くって言うのに、3分くらい探し回っちまったよ。
てことでセパレートタイプは今のところランニングには向いていないと言う結論を出さざるを得ない状況だ。なんでQ12みたいに耳たぶの中で突っ張って安定するのを出さないんだろう?探せばあるのかな?
どうにも不完全燃焼状態ながら、当面はまた、Q12を使うしかなさそうだ。こないだ機種変したスマホASUS ZE552KLは、ハイレゾで音を出せるので、APT-Xで繋ぐと、音質はかなりいいしね。しかしこの約半年で5台かぁ。大人の道楽にしてもちょっとやりすぎかしら。
さてさて、今日は2週間ぶりのJリーグと、プロ野球のクライマックスシリーズが、同じ14時スタートで、ジュビロも阪神も両方勝つと言う、今シーズンは比較的多いとは言え、多分4回目くらいの嬉しい日になった。
それから来週の週末はちょいと泊まりで出かけることになったので、不在者投票に行く。前回我が埼玉4区から当選した「このハゲー」の豊田真由子議員、先月駅前でビラ配りしてたけど、受け取るのは子供だけという、まぁ当然と言えば当然の状況。今回無所属で立候補してるけども、当選は間違いなく無理として、何票入るのかが注目だな。
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