今日はかなり細かいPCの機種選定の話なので、興味ない人は読み飛ばしてくださいませ。
カミさんのPCを取り替えるのは、このブログを始めてからもう3台目?でも2台目はLavieZを買って以来使わなくなっていた、2010年に買ったぼくのノートPC、Acer Aspire3820を、3年ほど前から緊急避難的に使っていたので、新しく買うのはかなり久しぶりだ。
インテルのCPUは、世代は変わってクロックアップはしているものの、ここんとこずっとCore iシリーズのままだから、なんでだんだんヘタって来るのか、不思議なところもあるんだけども、やっぱ7年も経つとPCは重たくてもっさりしてくる。まぁWindowsが10になっても、メモリが4GBのままなのと、ここ最近、4年前に買い替えたぼくのメインPCをはじめOSをSSD--Solid State Drive。HDDではなくメモリをデータ格納用に使う奴のことね--にインストールすることで、格段に速くなっているのだけど、7年前にはまだSSDなんてあまり世の中に出てなくて、普通にHDDだけだからね。
Aspire3820が重くて使いにくくなっていることは、既に2年ほど前から我が家では課題になっていたんだけど、カミさんがまだ大丈夫と言って、だましだまし使っていた。その頃から買い替えるとしたら、の機種選定はしていて、当然SSD搭載、Aspire3820で1366×768ドットと少し表示領域が狭かった画面解像度はフルHDの1920×1080で15インチ以上、Officeは必須だ。CPUは迷うところでカミさんの使い方ならCore i5で十分なんだけどi7との両にらみ、メモリは8GBってスペックで調べてみると、なんだか一時より値段が高い。
ぼくがメインPC--デスクトップだけど--を買い替えたころは、その前にほとんど一択だったDellが少し高めになって、Mouse Computerが頭一つ抜けて安くなっていたので、メインPCはMouseにした。その1年後に買い替えた音楽用PC(これもデスクトップ)は、違うBTOブランドにしようってことで、Aspire3820を買った秋葉原のショップ"ツクモ"のeX. Computerというブランドが一番安かったので、それにした。
だけどその、2年ほど前に選定した時には、ノートでも似たような感じで、Mouse Computerは油断したのかなんかちょっと高めになり、というか、タブレットに押されて売れなくなったからか、全体に少しPCの値段が上がり、CPUがCore i7だとOffice Home&Business(パワポがついてるやつね)をつけるなり買うなりすると12万円を超える。
その後、何ヶ月かに1度チェックを続けてたんだけど、Dellは少し盛り返してきて、最安値争いで少し抜けるようになってきた。今回、Aspire3820の動作の重さが限界に達してきたので、また少しちゃんと選定してみたんだけど、歳末のキャンペーンもあって、Inspiron15 5000と言う機種が、第7世代(最新は第8世代)core i5ながら、Office H&B付き税・送料込みでほぼ10万円ちょうど。このモデルはi7にはできなかったんだけど、i7との価格差は1万円程度だから、2年前より少し下がっている。しかも薄型で白をはじめ色もいくつかあってなかなかおしゃれだ。
Mouse Computerは同じスペックだと5,000円~1万円ほど高く、他の選択肢は、eX. Computerが、BTOできない完成品モデル--売り切りの予定で作って在庫が余ったものと思われる--だけど、core i7、SSDは500GB(DellのSSDは256GB)で、外観はグレーでシンプル、Officeは別途手配必要、ビデオメモリがメインメモリと共用と言うビハインドはあるものの、N1502K-720/Tという機種を94,824円で売っているのくらいだ。
んじゃOfficeはいくらで手に入るの、と調べてみる。メインPCではちょっと怪しいサイトからOffice2010を6,000円ほどで入手していたのだけど、いまさら2010もないので、2016を探して見ると・・・。e-soft.netというサイトで、Office Pro Plus 2016を、10,600円でダウンロードできると言う。
このサイト、調べてみると、もちろん完全正規品ではないんだけど、ライセンス違反とは言い切れないギリギリの売り方らしく、ちゃんと会社概要とかも公開している。同じアカウントで2台のPCまでインストールでき、ダウンロードはMicrosoftのサイトから行う形になっていて、ダウンロードしたファイルをDVDにバックアップすることもできるので、これまでWindowsを初期化するたびに買い直すしかなかった状況も回避可能だ。
eX.ComputerのN1502K-720/Tは、これをインストールする前提だと合計105,424円で、Dellとの差額は約5,000円、core i7だから、SSD容量が多い分がその他のビハインドと行って来いだとすると(ほんとは十分おつりがくるくらい)、こちらの方がお買い得だ。てことで、カミさんにおしゃれでなくても少しでも速い方がいい?と確認し、うん、と言うのでこいつを発注。
先週の土曜日に届いたので、Windowsの初期設定をし、ネットワーク設定をし、Officeを発注して翌日届いたライセンスキーでセットアップし、旧マシンのファイルをいったんNASにバックアップしてこれを新機種に戻し、今回久々にバージョンアップした年賀状作成ソフト「筆まめ」をインストールし--元のベンダークレオがソースネクストに買収されて、ライセンス管理が厳しくなりやがったんだよね。1台ごとに金をとられる。そんなに高いもんじゃないからいいけど--、その他細かな設定をして、週半ばにカミさんに渡した。
実際にいじってみると、こりゃあ速くて快適だ。画面も、15.6インチで1920×1080だとちょっと字が小さくなっちまうけど、はっきりしてるし広くて使いやすい。キーボードも右側のテンキーの上のBackSpaceとかDeleteの位置にやや癖はあるものの、ストレスなく打てる。カミさんにもご満足いただけた様子だ。
おしゃれでない分、Dellよりも少し厚みがあるので、USBポートの数は多いし、少し古いけどまだまだ多くのプロジェクターとかでは一般的なDsub15ピンの映像アウト端子とかがついていて、その辺の拡張性、利便性は高い。まぁこの重たいPC持って外で使うってことは、ほぼないでしょうけども。
ま、このところ値段があまり下がってないとは言っても、カミさんの、2008年に買った2世代前(ほぼ同じ約105,000円)や、2002年に買った3世代前の機種(メーカー品だったこともありなんと約175,000円)に比べると、スペックは格段に進化してるので、そう考えるとお買い得ではあるよね。
さてさて、今週はこれよりも実際は、先週写真を撮った年賀状の編集の方が大変だった。まぁこれは好きでやってるんでいいんだけども、今年は嫁紹介のキャプションなので、内容に問題ないか息子に確認したり、撮り終わってからカメラの色設定が間違っていたことに気づき、画像編集ソフトでの調整に手間取ったり、相変わらずカミさんが顔のテカリを押さえてほしいとか細かい注文を出してくるのに対応したり、例年にも増して苦労が多かった。
でも自分の分は昨日のうちにコメント書き終わって、印刷も終わったもんね。去年早めに出しすぎたために、その後親戚に不幸があって1枚取り戻したりがあったので、出すのは来週にするつもりだけども。あとはカレンダーの写真選びだな。
しかし今日のサッカー日韓戦はひどかったねぇ。海外組がいないとは言え、久々に代表戦であんなにイラつく試合を見せられた。あんなんじゃコロンビアに意趣返しなんて無理だろうなぁ。
てことで年末バタバタの中でそんなことやめときゃいいのに、のPC選定、セットアップ記録でした。しかももう一つ買い物しちゃったんだよね。来週はその話になると思います。
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