最近やってることと言ってもあまりこれといったものはなくてね。細かなことばかり。一応記録として今週はそれを書いとこうかと思っていたら、大坂なおみちゃんが4度目のグランドスラム制覇をしてくれた。ま、でもとりあえずまずは、その細かなことからね。
まず1つめは、車用のスマホホルダーの話。このところ音楽はわざわざ車用のUSBメモリにコピーするのも面倒なので、基本的にスマホから聴いているし、ナビも、PCでルート作ってそれをそのままスマホで開けるメリットもあり、あまり知らない道を走る時は、スマホのGoogle Mapに頼ることが多くなってきた。もっともGoogle Mapをナビとして使っていると、異常に電池を食うので、そのために車のUSBポートからスマホに届くように、少し長さのある充電用USBケーブルを買ったりした。
てことでスマホを運転席から見える位置にホールドする必要が生じましてね。もともと愛車マツダアクセラは、これだけは酷評されている純正ナビ、マツダコネクトの7インチ程のディスプレイがダッシュボードの真ん中に固定されており、これを避けてスマホを設置しようと思うと、対処方法がかなり限られる。
仕方なく一昨年、ゲル吸盤のついたアームか、エアコン吹き出し口のルーバーを挟みつけるかのいずれかを選んで固定できるタイプの車載用スマホスタンドを買って、最初はエアコンの吹き出し口に取り付け、やっぱりどうしても邪魔くさかったので、このところはアームをダッシュボードに貼り付け、ナビのディスプレイとインパネの間の狭い空間にスマホを固定するようにしていた。
ところがこのゲル吸盤ってヤツがね、粘着力のある吸盤状の形をしてるんだけども、アクセラのインパネがつるつるの素材ではなく細かな刻み目が入ったようなデザインで貼り付きにくいと言うのはあるものの、僅か数ヶ月の利用で、すぐに剥がれるようになっちまいましてね。 こないだ茨城まで行った時も、行きは良かったんだけど、帰りはもう完全にくっつけ直すこともできなくなってしまった。
てことで仕方なく、壁に貼り付けてスマホを置けるようにする簡易タイプのホルダーの安いのを買って、インパネ側に貼るにはダッシュボードが反った形状になっていて難しかったので、エアコン吹き出し口の助手席側の横に貼ってみた。これもシールなのでいずれ剥がれてきちゃうのかな。インパネ側よりはマシだとは言え今度貼った場所も少しカーブのある形状なのでね。こういうオシャレなデザインと言うのも時に困りものですな。
2つめは買い物がらみの話なのだけど、以前に書いた「ウエル活」に目覚めて以来、これまでは、生鮮・冷凍食品や食材系はカミさんがスーパーと毎週月曜に来る生協(パルシステム)で買うのはいいとして、その他の日用品、雑貨類、米や酒類、お茶やアクエリなどの2Lボトル類、油類、乳製品などについては、2週に1度行くロヂャースでぼくが買ってくる習わしになっていたのが、このところ崩れてきましてね。
「ポイント1.5倍の日」のウエルシアだけではなく、我が家と駅の間にできた業務スーパーとか、酒類の場合は近所のディスカウント酒屋酒のトップなど、ロヂャースよりもモノによっては安価な店もできてきて、これは一度、まぁ単価の安いものは優先度は低いとしても、酒とかサプリメントとかカミさんのヘアコンディショナーとか、比較的単価が高いものは、どこが一番安いんだろうってのを、一部ネットも含めていくつか調べて較べてみた。もちろんウエルシアに売ってるものは、「1.5倍の日」に買えばウエルシアが一番安いんだけど、ウエルシアは店舗面積が限られ品揃えが十分でないのでね。
そしたら、意外にビール以外の酒類は酒のトップの方が安いとか、牛乳やトマトジュース、炭酸水なんかは最初から気づいてたけど、その他にも粉チーズやつゆ類の多くで業務スーパーの方が安いとか、いろいろ明らかになっちゃいましてね。
業務スーパーは会社に出る日の帰り道に寄れるけど、「ウエル活」は毎月20日のみだから、ちょいとこれまでの買い物パターンを見直さなくてはいけない。20日がある週はウエルシアに行って、ロヂャースには行かないってのが基本なんだけど、ロヂャースにしかないものは、4週行かないとなると少し多めに買っとかなきゃとか、けっこうややこしい。
価格調査もまだよく買うもの全品を網羅できていないので、何はどこで買うのがいいと言うルールも定まっておらず、ちょっと今頭が混乱しております。今日は20日だったのでとりあえず「ウエル活」してきたけど、カミさんのコンタクト保存液とか、大容量のものは1ヶ月くらいじゃなくならなかったりするしね。ま、この手の生活の工夫も、工夫マニアとしては燃えるところなので、楽しんでやってる最中ってことですが。
さて、大坂なおみ嬢だけど、コロナ対策とかでいろいろと大変だった今回の全豪オープンの中で、なんつーか、すっごい落ち着いてたよね。
苦戦した4回戦だけはフルセットに持ち込まれ、マッチポイントも何度か握られ、ラケットを叩きつける場面もあったけど、それ以外の試合では、ほんとに横綱相撲って感じだった。これまでだったらちょっとイラっとしそうな場面でも、左腿をポンポン、って2回叩いて表情には出さず、ファーストサーブの入りが悪いとか、ミスがあったりもするけれども、キメどころは決め、結局はゲームを取り、最後は勝っていると言う。
素人目に派手に映る際立ったプレーや必殺技があるわけではないのだけど、リターンを鍛えてきたと言うだけあって、相手のボディのエンドラインぎりぎりを狙うショットが素晴らしく、相手のサービスゲームであったとしても、ラリー戦に持ち込めばこっちのものと言う自信に満ち溢れたプレーだった。それも必ず取れるわけではないんだけど、6:4で取れれば最後は勝てるでしょ、っていう王者の風格と言うか。
トリッキーなプレーで一時的に勝てたとしても、王者にはなれないんだよね。ベーシックなプレーを、いかに少しでも深く、少しでもスピード速くできるか、それらがちょっとずつ相手に勝る、その積み重ねで勝利すると言う、それぞ王道で、彼女はその道を堂々と進んでいっている。
沢松奈生子さんがニュース番組で言ってたけど、セリーナ戦の2セット目中盤、セリーナが自分に気合を入れる意味も込めて大声で叫んだ時、この日からまた会場に入るようになった観客から、声援と拍手が沸いたけど、あれは王者に立ち向かうチャレンジャーに対しての応援に他ならなかったと。
セリーナに対してその種の応援が起こると言うことが、そして試合後のインタビューで、真っ向勝負して負けたことを絶対に認めたくなくて、最後は涙を流して途中退席したセリーナの姿が、時代が変わった象徴だったと。
2年前の全米オープン決勝でセリーナに勝って初めてグランドスラムを取った時は、観客のほぼ全員がセリーナの応援で、優勝インタビューは「みんな私が勝つなんて期待してませんでしたよね、ごめんなさい」と語ったかわいいなおみ節だったが、今回は対戦相手や関係者を称える堂々と落ち着いたものだった。セレモニーが終わった後の杉山愛さんのインタビューではかわいらしい姿を見せてたけどね。
まだ23歳だ。今大会はシングルランキングの選手との対戦はなかったけど、本当にかつてのグラフやナブラチロワみたいに、彼女が王座に君臨する時代が来るのかもしれない。2年前に優勝した時も似たようなことを書いているが、あの時よりも格段に風格が増して、本当に強くて憎らしい選手になる予感が現実感を伴ってきた。すばらしい優勝でした。おめでとう!
※冒頭の写真はnikkansports.comからお借りしました。問題ありましたらご連絡下さい。
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